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花火が打ちあがって開く前に
一瞬光の筋が消えて花開きますよね。 あれが何故だかすごく気になります。 ご存知の方、ぜひおねがいいたします!!m(__)m
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回答というよりは補足です。 自分は花火師です。 消える仕組みはほぼ、jaskoさんの答えで間違いないです。 一般の人がこれだけ知っているというのは驚きです。 しかし、打ち上げ用の火薬は筒の中でほとんどが燃えてしまい、 打ちあがっていく玉の周りに付着するほどの物は無いものが多いです。 速火玉と言われる物は、玉自身の下に火薬が薄い和紙で突出するようにつけられていて、筒に放り込んだ瞬間に筒の下の焼けた鉄に接触して飛び出す。 他の花火、一般的なものは、つつに火薬を入れて、紐でそーっと玉を入れて、準備をした後に種火をほおり込む。すると飛んでいくという物。 基本はこの二者です。前者の場合は火薬が下に向くように上に筒が飛び出しています。これが燃えることもほとんどないので、下についていた火薬が多少光となって見えると思うんですが、後者の場合は打ち上げる火薬が光になるほど見えることは少ないでしょう。 おおよそは、そのうち上がる瞬間に玉の中心に火を送る導火線があるんですが、それに打ち上げと同時に火がつき、打ち上がっていく間に球の中心まで火が入っていくんです。 おそらくはこの導火線の火ではないでしょうか。 中心に入る直前、いわゆる中に入ってしまうとその火が見えなくなる。 はじける瞬間に消えるのはそれが理由です。 中には最初に言ったjaskoさんと同じように燃えカスがくっついている場合もありますよ。
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- jasko
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花火の火薬は火薬玉を移動させる、 打ち上げるための火薬と 発火する火薬の二種に別れます。 その光の筋と言うのは 火薬玉が移動するときの曳光のことですよね。 それは火薬玉の周囲に付いた打ち上げ用の火薬の燃えカスや 導火線の火の灯りだと思います。 打ち上げられた火薬玉は幾重にも火薬の層がありますから 燃えながら空中を移動しつつ爆裂し、 新たな火薬玉を散布するのだと思いますよ。
お礼
jaskoさんHalfdreamさん、ありがとうございます!!! 花火がこのように分類されているのにはおどろきでした。 速火玉ってすごい知恵ですね。 昔からあった花火というものは改めてすごいものだなぁと思いました。 お二方とも、本当にありがとうございました。m(__)m