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洗濯機の構造についての疑問

洗濯機では,水の入った洗濯槽の下側に回転部があります。 この場合,モータからの軸が洗濯槽外部から繋がっていると思うのですが,その為に水漏れすることはないのでしょうか? 船のスクリュー等も同じだと思うのですが,回転するモーター軸は,どのように液体内部と外部とで繋がっているのでしょうか? 素人考えではパッキン等では回転に対応出来ない様に思うのです…。 専門的な説明,または参考になるサイト等教えて頂けると嬉しいです。

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  • shu-riya
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回答No.2

防水と寿命に多くのメーカーが技術を競い合います。 一般的に説明しますと、筒状のパイプを防水して筒の中以外からの水漏れを防止します。固定ですから難しくは有りませんね。 次は筒の中に軸を通します。これが羽を廻す力の伝達に成りますが、軸とパイプの隙間が無限に無いと回転が出来ません。 そこで当然隙間が出来ますが、軸にグリスを入れることで水漏れを防止します。当然常に水と触れている所から水が入ったりグリスが飛び出したりしますのでゴムのパッキンで防ぎます。磨り減る事に成りますので防止の為にグリスが入ります。 長い使用で磨り減りますが、軸のグリスが漏れを防いでいますので大量に水が出てくる事は少ないです。 それでも僅かの漏れが有りますので、軸とパイプの長さを長くする事で寿命が長くなります。 自動洗ですと、パイプの中に軸が、その軸に更に軸が入っています。 2重の構造ですが原理は同じです。

noname#62816
質問者

お礼

非常に参考になりました。ありがとうございます。 >軸とパイプの隙間が無限に無いと回転が出来ません。そこで当然隙間が出来ますが、軸にグリスを入れることで水漏れを防止します。 ここまではなんとなく想像できたのですが, >当然常に水と触れている所から水が入ったりグリスが飛び出したりしますのでゴムのパッキンで防ぎます。 この部分までは考えが及びませんでした。専門家の方にお聞き出来てよかったです。また, >軸とパイプの長さを長くする事で寿命が長くなります。 については目から鱗でした。 質問してすぐに詳しい説明を頂けて大変嬉しく思います。本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • nourider
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回答No.4

下の方が言っておられるようにOリングによるパッキンとそれに封入されたグリスによってシールしています。エンジンのウォーターポンプも冷却水を回す羽と軸のシールにはけっこうな力で封入されていますのでウォーターポンプの軸は手で回せないほど硬いです。 船のスクリューの軸防水(グランドパッキン)はロウを染み込ませた紐のようなものを軸に巻き、それを両側から締める構造で防水してます、硬く締めると軸が発熱し、緩くすると水漏れ(ビルジ)します。完全には防水できないので少しずつ水漏れ(ビルジ)が溜まり、定期的にメンテナンスして溜まった水を抜かなければいけません。最近はパックレスシーリングという方法が主流になりつつあります、これは磨き上げられた円盤同士がわずかな隙間どうしで向かい合い、海水の圧力でくっつきあっていても隙間に水の分子が入り込み、それでつりあっている状態で防水する仕組みです。

参考URL:
http://www.ybs.co.jp/service/customize/improvement/index.html
noname#62816
質問者

お礼

回答頂きありがとうございます。 非常に解りやすい回答だと思います。自分で調べている間にグランドパッキンという言葉には当たったのですが,詳しい説明は見あたらず困っていました。大変参考になります。また,パックレスシーリングの原理については,少し感動してしまいました。 全体としてまとまった説明を頂けたので回答を締め切らせて頂きます。 インターネットや図書館で自分なりに調べてみたのですが,なかなか手掛かりを得ることが出来ずに質問させて頂いたのですが,短時間にたくさんの方の回答を頂けて本当に嬉しく思います。 みなさん本当にありがとうございました。

  • jugger
  • ベストアンサー率58% (3249/5586)
回答No.3

昔の2曹式洗濯機で説明させていただくと、洗濯曹の下横にモーターが付いています。洗濯曹の真下には直径20cmくらいのプーリーが付いています。 モーターとプーリーはゴムベルトでつながっています。 モーターが回るとプーリーが回転するわけですね。 そのプーリーは洗濯曹の中のパルセーター(回転プロペラ)とつながっています。これで水流が起こります。 問題のプーリーとパルセーターの接続方法ですが、ゴムのパッキンが取りつけられており、その中央には穴が開いています。ここに直径5cmくらいのパルセーターシャフトを取りつけます。水漏れしないようかなりの力で締めつけます。そのため外す時はかなり苦労します。 脱水曹はモーターの軸と脱水曹が直につながっています。 この場合は水が漏れないように、パッキンと軸の間にグリスを塗っておきます。 今の洗濯機も基本構造は同じだと思います。 下のサイトに簡単ですが、イラストが掲載されています。 1度ご覧くださいね。

参考URL:
http://www.ccsnet.ne.jp/~sugiden/syuuri/sen-yukaganureru.htm
noname#62816
質問者

お礼

回答頂きありがとうございます。 やはりグリスの役割が重要なのですね。 >水漏れしないようかなりの力で締めつけます。 この部分になかなか考えが及びませんでした。 サイトも参考にさせて頂きます。 普段ろくにメンテナンスもせず使用している洗濯機ですが,本来はやはり機械としてのメンテナンスが必要なのかもしれないな,と考えさせられました。 ありがとうございました。

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 洗濯機の場合、モーターは単に洗濯槽を回しているだけですから。  たしかにたまに水漏れしてモーターがスパークする事故はありますけど、基本的には洗濯槽を上からかぶせてあるだけだと思います。  でも商品によっては防水壁とか付いてるかもしれません。  船のスクリューの場合は、多分油圧です。  内側から油圧をかけて、海水が浸入しないようにしてあるんです。  こっちは自信なしで。

noname#62816
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

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