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ポメラニアンのカラーについて
生まれて始めてポメを飼います。 色々見てたら 「レアカラー(イザベラとかブルーetc・・・)は劣性遺伝子で作ってはいけないカラー」とかってあるんですけど・・・そうなんですか? そこで 1:このカラーはやめておいた方がいいってカラーを教えてください。 2:購入の際(見学してブリーダーから購入予定)に気をつけることなどのアドバイスがあったら嬉しいです。 3:毛ぶきが良いって見ただけでわかりますか? 4:どうしたらその子が健全な繁殖(近親とかでない)をされたかとかってわかりますか? 何十年と共に暮らす家族ですので、とにかく健康で元気な子を希望しています。 どんな小さな事でもいいので経験やアドバイスがありましたら伝授下さい。 宜しくお願い致します。
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こんにちは。 ポメラニアンは多くのカラーがあります。ポピュラーなレッドやクリーム、オレンジ、オレンジセーブルにウルフセーブルから最近人気のホワイト。そして珍しいブラックやチョコレート、ブラックタンにアメリカから入ってきた2色のパーティカラーがあります。 イザベラやブルーはかなり稀ですが、希少価値がありあえて作出する傾向があります。遺伝子的に見れば大変繊細な個体です。「健康で次世代につながる健全な犬種を作る」という基本的な繁殖理念からは外れることになります。健全なブリーディングを求める繁殖家なら、望んで作り出すことはないでしょう。 ただ、劣性遺伝の強い犬は遺伝子プールが狭いというだけで何か能力が優れて劣っているわけではありません。先天的異常を持つ確率が優性遺伝の犬より高い傾向があるということです。劣性遺伝とはそういうリスクを持つため、もしその子を繁殖に使うのなら交配の相手に最新の注意を払わなければ子供に何らかの影響が出かねない。という意味を持ちます。 1:そのため上記で書いた通り安全な繁殖を望んでいるのであれば劣性遺伝をもつカラーの子は避けるべきだと思います。もしも繁殖する予定がないのならイザベラでも何の心配もなく大丈夫だと思いますが健康診断などを前もってしてもらう方が良いと思います。まずは健康面を優先に選ぶべきだと思います。一番遺伝子が安定しているのはポピュラーなカラーなどの色のしっかりした子でしょう。健康さえ安定していれば、このカラーはいけないということはありません。 2:見学をする機会があるのは良いことですね!親犬の性格や大きさを見て成長後のだいたいの姿を検討することが出来ます。子犬は目がくすんでいなく、毛が豊富で脱毛がないかチェックし、お尻が下痢などで濡れていないか確認すると良いと思います。歯の逆咬合や耳垂れなども。おへそを触ってでべそをチェックするのも大切です(鼠経ヘルニアの可能性)。 3:毛吹きですが、子犬は体が小さく毛足が長いので、皆フワフワしていて分かりずらいかもしれません。とにかく密毛で毛を掻き分けても地肌がなかなか出てこないような子が良いと思います。綿のような毛が密に生えている子は可能性が高いです。 4:血統書を見せてもらい、数世代前に同じ名前がのっていないか・数世代前に同じ犬舎の名前が入っていたら注意して見て分からない所があればブリーダーに尋ねてみてください。まだ子犬が小さければ血統書が発行されていないかもしれませんが、その時はブリーダーを信頼して「この子はインブリードの血統がありますか?」と聞いてみるほかありませんね。 ポメラニアンは骨が細いのでできるだけ骨格がしっかりした子を選びたいですね。また長毛種は皮膚病が多いので内分泌疾患のほか、ノミダニアレルギーに注意し、アンダーコートが入れ替わる時期は特によくブラッシングしてあげてください。 毛が長いのでおしっこした後に下腹部の毛が濡れてしまいやすいですが、皮膚を傷つけないように気をつけて1ミリバリカンを当てたり、ちょっと毛をカットしてあげるだけで処理が楽になりますよ。 散歩や運動をして元気なワンちゃんに育つといいですね。
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- ex-boyfriend
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こんにちは。 1つ1つ解答します。 1について、簡単にはno1さんの説明でよろしいかと思いますが、将来的に繁殖を考えておられるのならば、キャリー(表面上見えない遺伝子)の事も考えなければなりません。 中々難しいですが、最低限、血統書の確認はされる必要があると思います(血統書だけでは本当は不十分なので、ブリーダーからキャリーについて教えていただきましょう)。 仔犬の血統書は見学の段階ではまだ無いと思いますので、両親の血統書を見せてもらえば、結局は仔犬の血統書と殆ど同じ内容になりますので、参考にされるとよいと思います。 2について まず、ブリーダーには将来的に繁殖を希望している事をお話しして、きちんと専門家にバックアップしてもらうべきだと思います。 ペットタイプの場合は、基本的に1代限りである、というのが前程なので、繁殖できない可能性が非常に高いです(無知な方が繁殖すると障害が出たりする)。 ここで、健全なブリーダーの場合、ショータイプかそれに近い健全な犬以外は絶対に繁殖しない、という条件が契約上発生すると思います。 条件にそれが無い場合は、ブリーダーがブリーディングで最も重要な血統管理を疎かにしている、という事に当てはまりますので(通常、ブリーダーは自分の作出犬の血統管理や交配相手は選びます)、気をつけて契約内容を聞いておきましょう。 また、契約上で気をつけるのは、先天的な病気や欠点が後に分かった場合にどうするか、というのも、キチンと対応してくれるブリーダーである事も必須条件かと思います。 普通は遺伝的な病気が見つかると、ブリーダーとしてはその子の親犬や兄弟犬を繁殖プログラムから排除するべきかどうか検討しますので、知りたい情報のはずです。 欠点が出た事を言っただけでそっぽを向くブリーダーもいます。 3について 健全性を求めるなら、骨格の方に注目すべきです。特に小型犬に多い、膝関節の強さや頭部、心機能の正常性が重要です。 遺伝的な部分もあるので、必要な検査を両親犬が受けて、クリアしているかどうか、が重要かと思います。 しかし、飼い方によっても相当変わってくる(後天的な原因の事)ので、そちらもキチンと勉強する必要があります。 4について まず、第一に、質問者さんがポメラニアンについての当たり前な知識を得る事です。 そうしなければ、売り手が嘘を言っているのか、正しい事を言っているのか、という判断ができません。 ショードッグを飼っているオーナー(ブリーダーとはちょっと違う)もいますので、そういった方のHPを見つけて、ブリーダーを探しているのですが、どんな事に気をつけたら良いですか、等の質問をメールでして見ると良いと思います。 ブリーダーではなく、ショードッグのオーナーの場合は 快く色んな事を教えてくれる方も多いです(色んな犬の情報を持っている)。 ブリーダーは閉鎖的な方もいらっしゃいますから、注意する点ですね。 オーナーに質問する場合も、一人ではなく、いろんな人に質問すると、どれが一般的か、どれが固執しているか、分かると思います。 次に、ショー会場に行きましょう。 少なくとも、ショーというスタンダードを競う場所ですから、それにできるだけ近い犬を作出しようとしている人達が多く集まっています。 ポメラニアンの関係の人達に話を聞く機会が得られるので、まずできるだけ沢山の人に話を聞いて(色んなエゴが見られる可能性もありますが、ある程度聞き流しましょう)、ショーに出ているポメラニアンを見て、どういう犬がスタンダードに近いのか、好みのポメラニアンはどういう系統(色々あるので)のポメラニアンなのか、というのも分かります。 また、1人のブリーダーを最初から信用しない事、が大事です。 ブリーダーが言っている事が腑に落ちなければ、どんな基本的な事でも、悪い事でも(例えば欠点の事)、何でも聞くと良いです。 最初から最後まで自分の犬を褒めちぎる人は疑ってかかってもよいと思います。 犬には必ずどこかしら欠点(欠点までいかなくても悪い部分)があるので、それについて語れる人でなければ、本当に犬の事を見ているかどうか怪しいと思います。 最後に、親犬や祖先犬の手術歴や病歴は必ず聞いておきましょう。 そのブリーダーの系統の犬の弱い部分がわかりますので、いざ飼うとなった時に注意する点がわかりますし、対策もできます。 良い子にめぐり合えると良いですね。
お礼
今まで雑種や、貰い受けた犬しか飼ったことが無くて、ブリーダーから犬を購入するのが初めてなのでドキドキしています。 ブリーダーになるつもりはまったく無いのですが、 将来的に子供が見たいと思う気持ちは半分あります。まずはいいブリーダーかどうかを見極めるのが大事なんですね。 大事なコメントをメモって聞いて来たいと思います。 とても勉強になりました^^ ありがとうございました。
お礼
詳しい説明で初心者でもとてもわかりやすかったです! いつかは赤ちゃんが見たいとは思いますが、今は健康で可愛い子を望んでいます^^ 丈夫で元気な子と出会いたいです。 ほんとうにありがとうございました。