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YMO
テクノシーン・電子音楽・ついては音楽業界における、YMOの役割・功績は何だったと思われますか? 社会的見地からの意見もお待ちしております。よろしくお願い致します。
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YMOと現在の「テクノ」を同列に語っても意味が無いですよ。 現在のテクノは80年代にデトロイトで生まれた音楽です。もちろん彼ら(テクノの始祖3名)の着想の一部にはクラフトワークやYMOがあったことは事実ですが、直接的には音楽的な関連がありません。 一方で、国内のテクノアーティストの音楽的な下地になったという事実もあります。名前が似ていたせいもあるでしょうが、少年期の体験としてYMOを挙げる人は少なくないですから。 YMOの功績はシーケンサーによる自動演奏、ミックスメディア戦略などを世に知らしめた事でしょうか。 電子音楽やシンセサイザーという意味では、クラフトワークやDEVOの様な先人がいましたしね。 また、「テクノデリック」に於いて、世界で初めてサンプリング技術を大々的にフィーチャーしたという評価もあります。(これについては既に同時多発的に起こっていた事象なので世界初かどうかは疑問) 良くヒップホップへの影響が指摘されますが、これはむしろ「ソウルトレイン」への出演などの方でしょうね。 何にしても、日本において打ち込みによる自動演奏が花開いたのはまぎれも無く彼らの功績と言えるでしょう。 音楽業界にしても、この未来的な音色がブームとなり、80年代中期の歌謡曲には(彼ら自身が関わったものも含め)テクノ歌謡とも呼ぶべき作品が多く見受けられます。テクノ歌謡~ニューウェイブはYMO散開後一旦衰退しますが、そこから小室哲哉という存在が現れる事で現在へと続く道筋が出来てきます。 ニューウェイブ側からは、後の渋谷系に繋がる種子が芽生えてくる事になります。 そう言う意味で、YMO前後という表現も可能でしょう。 少しややこしいのは、教授以外の2名は既に第一線で活躍していたアーティストであり、その後の活躍は必ずしもYMOの流れとは一致しない点です。 特に細野さんに関しては、むしろはっぴいえんど時代から続く文脈の中で語るべき作品の方が多く見受けられると思いますね。
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- hurukei
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ライディーンやトンプウ等名曲もありますが、特に功績などはないと思います。 あと日本人が思っている程、世界的には評価されていないし、知名度もたかくありません。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
お礼
細野さんもはっぴいえんどのメンバーだったことは知りませんでした、血が騒ぎますw