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ボアアップキットは安全?
最近黄色ナンバーの原付をよく見かけるので気になって調べてみると、どうもボアアップキットによる原付二種へ登録変更したもののようです。 法的なことや登録申請方法などはわかったのですが、そのキットの安全性(特に耐久性)はどうなんでしょうか。 もちろん一種用の貧弱な車体(エンジン以外のパーツも含む)に強力なエンジンを載せることになるので、その点の問題もありますが、今回の質問ではこれは省きます。 気になっているのは、キット自体(シリンダー、ピストンなど)の走行中の破壊です。 私の推測では、多分これらのキットは、レース用に開発したメーカーが一般にも小売りしているものだと思うからです。 それともちゃんと保証(PL法など)の付いた、公道走行を認められているものなのでしょうか。 そもそも、どんなところ(警察、役所、保険会社など)からもクレームの来ない製品を作っているメーカーというものが、存在するのでしょうか。 原付(一種、二種)には車検制度もなく、保安基準もかなり緩いもので、安全性は自己責任であるような現在の制度ですが、「ボアアップキット」の安全性は調べてみてもあまりよくわからなかったので、質問させて頂きました。 このあたりのことに関しまして、深い回答を頂けたら幸いです。 どうかよろしくお願いします。
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2ストスクーターですか。 それならボアアップはあまりお勧めしません。 というのも、2サイクルはボアアップすると潤滑不足になる場合があるからです。 2サイクルはガソリンとオイルを燃やして潤滑させていますが、 ボアアップして必要なガソリン量はセッティングで調節できても、オイルはオイルポンプを交換しないと増やせません。 調節で多少は増やせますが、それほど多くはなりません。 じゃぁボアアップしたスクーターはどうしているかというと、高性能オイルを使うことで対応しています。 また、ボアアップだけでは最高速は上がりません。 トルクが増えるので加速は良くなりますが、最大回転数は変わらないからです。 ギア比が同じであれば、より高回転まで回さないと最高速は上がりません。 ボアアップしてハイスピードプーリーなども組めば、お望みの性能に近づくでしょうが、そこまでいじるなら二種原付スクーターを買ったほうが信頼性の面からも良いかと思います。 ちなみに、アドレスV100の最高速が80~85キロくらいです。 タクトでそこまで出すのは、けっこういじらないと厳しいかもしれません。 アドレスも全開で走ると、足回りに不安を感じます。 60キロで安定走行を望むなら、最初から二種スクーターを買ったほうが良いです。
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- walkinoctopus
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再び失礼します。 >今タクトSをばらしてみると、摩耗によってすこしボ >アが広がって、50.1ccになってるなんてことはない >か?という妄想まで出てくる始末。 お気持ちはわかりますが、現実的には内径を計測して排気量を計測しなおして申請するっていうのは難しいですよねえ、っていうかピストン部の部品を交換しても、実際にバイクを調べられるわけでもなく書類上は典型的な”書類チューン”と判断される可能性大かと(笑) バイクはタクトだったんですね。 タクトって年式と状態にもよりますが、ある程度きれいなら下取りも3~6万あたりですよね。 ボアアップ+下取りの代金が中古二種とたいして変わらないことを考えると、個人的には中古バイクを買いなおす方がお勧めかと。 理由としては、タクトは既に生産中止から5年以上経ち今後の中古人気も下降していくだろうこと、スクーターでのボアアップが中古査定のプラスにはあまりつながらないことから、せっかくボアアップしても下取り価格への反映は期待できないと思います。 それに対し、50-125ccの原付二種は種類こそ少ないものの中古市場は比較的高値維持されていることから(特にカブなんかは最悪エンジンだけになっても。。)、トータルでのメリットは上かな、と。 100ccと125ccの中古スクーターで加速、ハンドリング、ブレーキが悪かったとのことですが、車種にもよるとよると思いますがこのへんは状態と特に整備がきっちりされてない可能性が高いんではと思います。 私も原付の30km/h制限、二段階右折が嫌だったんですが、駐車場の問題もあって原付サイズがいいなあとボアアップと原付二種で迷った挙句、最終的には迷うこと自体がめんどくさくなって(?)値段的には少し高くつくもののこれは趣味の品だと自分に暗示をかけてモンキーを購入しました。当時はどっちかを選ばなきゃと固執していたものの今ではときどき”何もしない現状維持”って選択肢もあったかもなあと思うこともあります。もちろん、基本的には満足していますね(笑)
お礼
何度もご回答頂き、恐れ入ります。 走行距離こそ5000km(一回りもしていません)程度ですが'93年式のため、下取り価格は数千円ぐらいとみているのです。 しかしブレーキパッドとバッテリーは殆ど新品、キャブのオーバーホールと調整をやってもらったばかりなので、何とももったいなく… これらのあとにボアアップを急にやりたくなったため、自分の判断ミスを嘆いております。 walkinoctopus様をはじめとして回答者の皆様の適切なアドバイスのお陰で思考の幅が広がり、後悔なく判断できそうでとてもありがたく思います。 ただ考え方の幅が広がったので、さらに決断が難しくなってきました。 いろんな面からのアドバイスが頂けましたので、この質問は閉じてもいいのですが、もう少し時間を頂いて、決断した時に必ず閉じますので、このまま開けておくことをお許しください。
補足
回答者の皆さん、役立つアドバイスをたくさん投稿して頂き、どうもありがとうございました。 6万円以下の中古車は程度が悪すぎるという結論に至り、6万円でボアアップキットとかなり高度なメンテナンス、10万円で中古車、20万円で新車、という三者択一を考えてきました。 これから廃車になるまでせいぜい2、3千kmしか乗らない点がキーポイントとなり、結局ボアアップする方向で進めていこうと思います。 ご回答どうもありがとうございました。
- kenshiro777
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タクトですか・・・懐かしいです。 任意保険の原付特約は125までOKですよね? この辺のコストも馬鹿にならんですからお察しします。 で、私の実弟がメカニックなものでちょっと聞いてみました。 ・道路運送車両法には抵触しない。 →原付に関してそこまで定義されていないので抵触しようがない よって法的には違法車両にはならない。 ・原付免許で走れば無論違反、二人乗り構造でないのにニケツも違反。 ・自賠責は問題になった事は無いが、任意保険は会社により見解が違う。 →改造とみなす場合あり。要確認。 ・自治体により申請受理の方針が異なる。 →ボアアップの理由、国家整備士の印が必要なところもあれば、 排気量を計算した書類を提出するだけでOKな場合もある。 ということで、法的には問題が無いが、解釈がバラバラですね。 保険だけは要確認ですね。
お礼
3度も回答頂き、感謝いたします。 ご指摘の件、確認いたしました。 自賠責、任意の両保険会社に問い合わせたところ、問題ないとの回答をいただきました。
- walkinoctopus
- ベストアンサー率40% (73/182)
#2です。 そういえば、質問者様の現在所持されている原付の車種を教えていただけた方が、他の回答者様もより具体的に答えられるのではないかと思います(私はまったく自信ありませんが、バイクに詳しい方から具体的なアドバイスがいただけそうですし)。 ボアアップ後に他のパーツを色々交換すると、結局現在の原付を下取りに出して中古の二種原付を購入する方が安くなるっていうのは十分にありそうですね。ただ、二種原付はカブやAPEなど種類は少ないですが・・・・ あ、あともしマフラーも交換されるのでしたら音量も考慮した方がいいかもしれませんね。街乗り時には気になりませんが、静かな住宅街ではやはり結構な音量になりますので。私も夜はハイギアで回転数を落としてそーっと走っていますが、どのマフラーに交換してもノーマルマフラーに比べるとやはりだいぶうるさいですね。
お礼
再度のご回答感謝いたします。 私の持っている原付は古いHONDAのタクトS(形式A-AF31)です。 正に仰るとおり、二種原付は種類も少なくあまり選択の余地がありません。 また、できるだけ費用を抑えるためにも、ノーマルパーツを使えそうな低排気量(できれば60cc以下くらい)のものを希望しているのですが、本来のこの手のパーツの使用目的に合わないようで、65~75ccが多いようですね。 マフラーまで交換しなければならないとなれば、ボアアップキットの採用は諦めて、二種原付を買いたくなりそうですね。 そうなるとどうせならもっと大きい排気量のものを…となってしまうのが怖いです。(何せ殆ど乗らないのは明らかですので) 原付に拘っているのは、四輪の任意保険のファミリーバイク特約が担保してくれるのと維持費が安い、この点に尽きるのです。 先ほど自力でKN企画というメーカーのH1001という製品を見つけましたが、このメーカーのWebサイト上では製品規格が記載されていません。 排気量が低く安価なので興味が沸いたのですが、信用できる製品なのでしょうか。 信頼性はキタコのほうが高そうな気がしますが、排気量や価格が高く、キャブ、Vベルト、マフラー、制動装置なども交換する必要があるのでしょうか。
- kenshiro777
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#4です 原付のボアアップは基本的にシリンダごと交換でしたね。 ・・・すみません。 http://www.kitaco.co.jp/jp/catalog04_01.htm ここを見ると微妙な解釈がありますが。
- kenshiro777
- ベストアンサー率49% (1527/3097)
まずは「純正に勝ものはない」と前置きします。 耐久性については皆様が仰る通り、格段に下がるでしょうね。 仰せの通り名目上はスポーツキットという事で、恒久的な強度計算はされていないものがほとんど。 また、ボーリングによりシリンダの肉厚が薄くなりますので、その時点で強度ダウンしますし 運が悪ければボーリングした時点でシリンダに「す」(クラック)が入る事もあります。 目視で分からず組み上げて走行した途端、穴が空くこともあります。 保証はないでしょうね。公道走行を法的認可している事もないと思います。 原付は届出登録制で窓口は市町村ですので、それは税法上の問題だけで、 道路交通法(運送車両法?)では立派な違反車両でしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼内容は#5とまとめさせて頂きます。 ご回答内容は私の疑問とする点が網羅されております。 他の方へのお礼内容と重複しますが、仰るように強度が最も気になるところですね。 ただ、 >道路交通法(運送車両法?)では立派な違反車両でしょうね。 という点は、私の調べた限りの理解とは異なっています。 「原付」に関しては、市販のボアアップキットを使用した排気量アップの改造は、市町村などへの申請さえ通れば、警察は手が出せない領域の問題ではなかったでしょうか。 私の住んでいるところでは、確たる証拠がない限り「申請が通らない」のです。 申請さえ通れば法律上の問題はないと考えていたのですが、この考えは誤っているのでしょうか。 「キタコ」のページを拝見して、このメーカーの製品であれば耐久性は別として、少なくとも私の居住地での申請は可能であると思ったんですけどね。 「×」さえ付いていなければ、道路運送車両法(キタコのページでは道路交通車両と書かれていますが)の保安基準や道路交通法に違反していないと読めるのですが… (×が付いているのは、排気量が原付二種125ccの範囲を超えてしまうものだけではないのでしょうか。)
ノーマルよりは耐久性は落ちますが、実用上問題無い程度です。 問題はボアアップキットではなく、組み付け、チューンの仕方ですね。 エンジンは各パーツのバランスの上に成り立っています。 メーカー出荷時はそのバランスがベストになるように設計して製造しますが、それを改造し、バランスを崩すわけですから、ユーザーがきちんとしたセッティング、パーツの選択ができなければ壊れます。 逆に、そのような選択の知識が無い、セッティング技術の無い者が改造すべきではありません。 レース使用前提のステージ3チューンでノーマル並みの耐久性を得ようというのは無理がありますが、 私の友人はボアアップしたモンキーで日本一周しました。 今も元気に走ってます。 それだけの耐久性があれば、十分だと思いますけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ノーマルよりは耐久性は落ちますが、実用上問題無い程度です。 このことが最も気がかりな点なんです。 私は免許こそ持っていますが、50cc以上400cc未満のバイクに乗った経験は2年くらいで、今は99%が4輪、1%が一種原付使用者です。 従ってバイクの知識は殆ど0です。 しかし原付程度の簡単なセッティングなら、詳しい知人に聞きながら何とかなりそうなので、パーツ自体の信頼性を危惧しています。 ただレース仕様といっても、公道を一般車と同じ速度で走行する場合、すぐに壊れるとは考えていません。 例えばそのキットの本来の性能を発揮するキャブやその他のパーツの過度のチューンアップもする気はないので(60km/hの安定走行ができればいいだけなので、最高速は80km/h程度で十分ですし、今現在のノーマル状態でも最高67km/hは出ます)、レースで使用する時よりは耐久性は上がるとは考えているんですけどね。 >ボアアップしたモンキーで日本一周しました。今も元気に走ってます。 これだけの耐久性があれば本当に十分ですよ。 もしよろしければ、メーカー名を教えて頂けませんか?
- walkinoctopus
- ベストアンサー率40% (73/182)
私もモンキーをボアアップして50ccから88ccにし、二種登録しました。結論から言うと、ピストンの内径を削るのでエンジンの耐久性は確実に落ちます。もちろん多くの場合ボアアップが原因で故障はしないですが、リスクが増すことは間違いないのでそのへんは自己責任ということではないでしょうか。 なお、公道走行は問題ありません。但し、ブレーキその他も変えないと制動が十分にできず危険です。 ボアアップキットは多くがレースのためではなく趣味のカスタムが盛んな車種で多く発売されています。ノーブランドのものもありますが、キタコなどカスタムパーツのジャンルでは有名メーカーのものもたくさんありますよ。 ただ、黄色ナンバーの原付の全てがボアアップしているわけではないと思います。カスタム車では他にエンジン自体を排気量の大きなものに積み替えている場合もありますが、明らかにノーマルなスクーターなんかでも黄色ナンバーは多く見かけると思います。もちろん見かけも音もほとんど変わらないカスタム車もありますが、一部には”書類チューン”と言われる方法で黄色ナンバーを取得している場合もあります。実際には改造をせずに、役所に提出する書類だけ排気量を高く申請するという方法です。これにより、二段階右折、30km/h制限が無くなるのですが、厳密に言うと自治体によっては違法の可能性が高いと言われており、最近では改造に使ったパーツ番号まで聞かれるケースもあるそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 #1の方のお礼にも書きましたが、私もやってみたくなったのは事実です。 ただそれほどスピードにはこだわっていず、88ccどころか50.1ccでもいいくらいで、本来は「書類チューン」でもいいのですが、小心者の小市民ですので少しでも違法の匂いがすることは、避けたい気がするのです。(気づかないうちに、その他の違法行為はたくさん犯しているとは思いますが…) 要は運転者(私自身です)とその周辺の方に被害が及ばなければいいだけで、自分の注意力や責任だけでそれが回避できれば、バイク本体の社外品パーツであっても、利用してみたいというのが本音です。 もしキットを利用することがあったとしても、フレームはどうしようもないとして、その他のパーツはより安全を期するものに交換しようと考えています。(トータルの費用がノーマル二種の中古車価格を超えない範囲ですけど) 私が考えているのは質問者様と異なりシリンダーのボーリングではなく、シリンダーとピストンとその他のパーツがセットになったキットですが、意味は殆ど同じと考えていいのですね。 私の住居地は、調べた限りでは多分日本でも最も厳しい方で、「書類チューン」は通らず、メーカーの発行した書類を厳しく審査されます。 私もその制度に不満はなく、バイク本体メーカーにボアアップを掛け合ってみましたが、受け入れられるはずはありませんよね。 20年以上原付免許、普通免許、自動二輪中型免許を所持していますが、今までは近場の移動では原付一種で十分だったたのです。 私の質問の動機は、仰るように二段階右折、30km/h制限が最近特に煩わしく感じるようになり、今持っている原付一種のバイクを手頃な費用で二種に変更できないかと考えたからです。(売っぱらって二種購入も考えています) お教え頂いた「キタコ」を少し詳しく調べてみようと思います。
- kawamitiyaginka
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行動走行を前提とした製品は無いですね。 耐久性は著しく低下するでしょう。 走行距離を取るか、スピードを取るかのどちらかになります。 それとボアアップキットだけではバランスが悪いですね。ビッグキャブ、マフラー、駆動系でバランスを取っていきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり公道走行を前提とした製品は無いのですね。 このような質問をしたのは、やはり私も少し色気を感じていまして… 慎重に調べてみます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 的確なアドバイスがとても参考になりました。 「最高速80km/h」がそう容易く出せないことがよくわかり、徐々にボアアップしたいという気持ちが弱くなってきました。 今はとにかく二段階右折と30km/h制限さえ無くなればいいと思うようになりました。 書類チューンをやっている方の気持ちも理解できますが、私はそれだけはやりたくなく、どうしたものかとまだ悩んでおります。 ボアアップキットの組み込みと各種調整やパーツ交換の費用を何軒か聞いてみると3万~6万くらいでした。 この費用とその他の案を比較しているのですが、なかなか結論が出せません。 というのも100ccと125ccの中古スクーターを昨日試乗してきたのですが、私のタクトSより加速が悪く、ハンドリングもクニャクニャ、ブレーキの利きも弱く、最高速以外では私のバイクの方がよっぽどしっかりしている気がするのです。 こんなバイクに10万も出せと言うのか?という気持ちと、でも新車は20万以上するしなあ、というくだらない低レベルの葛藤が続いています… 今タクトSをばらしてみると、摩耗によってすこしボアが広がって、50.1ccになってるなんてことはないか?という妄想まで出てくる始末。 仮に50.1ccが真実だとしても、改造ではなく経年変化で排気量が増えたバイクを二種に登録し直すなんてことはできないのでしょうかね。