こんにちは。
まず、Athlon64は、Winchesterコアまでならコア電圧を1.1V以下に下げることが出来ます。次のVeniceコア以降からは、下限1.1Vでロックがかかっています。
また、939PINのOpteronもコア電圧を1.1V以下に下げることが出来ます。
また、最低周波数1GHzの仕様は、推測ですがHyperTransportバスの倍率5倍と、メモリのベースクロック200MHzから決められたものだと思います。
Athlon64の場合、1GHz以下にクロックを設定したい場合、HyperTransportバスの倍率をBIOS設定で下げる必要があります。
それと130nmと90nmで変わらないとありますが、AMDの場合90nmと130nmの差はかなりありますよ。
Athlon64 3500+の場合、同じモデルNoでTDPベースで25%下がっていますし(89W→67W)、90nmの3500+の実消費電力はおよそTDPの半分です。
またモバイルCPUですが、CPUコアが全く違うので単純には比較できませんが、以下の様になります。
---- 90nm ----
Turion64 MT-37(2GHz,1.2V,TDP25W)
http://www.amdcompare.com/us-en/notebook/details.aspx?opn=TMSMT37BQX5LD
Turion64x2 TL-56(1.8GHzデュアル,1.1V,TDP33W)
http://www.amdcompare.com/us-en/notebook/details.aspx?opn=TMDTL56HAX5CT
---- 130nm ----
AXMG2600FQQ4C(モバイル用CPU, 2GHz,1.45V,TDP 47W)
90nmの方が格段にトランジスタ数が増えてますので、消費電力的には不利になりますが、それでも90nm製CPUの方がより省電力です。
しかし、AMDの90nmプロセスも、性能的にIntelに対抗するには限界に来てますので、一刻も速い65nmへの移行を望みたい所です。
お礼
電圧が同じでも減っているみたいですね。 CnQはクロックを下げる機能ですが、 クロックを下げなくてもアイドル時は省電力になるのですね。 90nmは3Wとかいう都市伝説がありましたが・・・ 65nm、電圧が1.4Vないといけないみたいですが。 90nmが1.4Vなので電圧は下がらないということですね。 130nmのサラブレッドも結局電圧は下がったんでしたっけ?