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そのままの世界を写したい。

デジタルカメラはCCDなどで集めた情報を細工して画像にするそうですが、それって現実の絵ではなくなってしまうのではないですか? 色を作るのではなくて実際にある風景や人間を撮影したいと思ってるのでデジタル思考には疑問を感じます。 フィルムカメラは撮った映像に細工をしているのでしょうか? 作り物の映像なんておかしいじゃないですか!?

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noname#25358
noname#25358
回答No.1

 そういう信念を持ち続けるのはカメラマンにとって大事なことですが、妥協は必要です。  フィルムだって、「取得した光でフィルムを感光させることで映像を作ってる」のですから、本当の風景をそのままカメラに写し取ることはできません。  同じ映像を同じ条件で撮影しても、フィルムの感光剤の種類や濃さによって出来上がりは変化します。  あなたなら俺が言わなくても簡単に悟ることでしょうが、実際のところこの世の中に「絶対的な風景」なんてものはないのです。  あなたが見ている風景も、あなたの脳の中で映像処理された段階で主観が入ってしまっています。  だからこそ、「写真」は美術として成り立つのです。  もしあなたが「作り物の映像は嫌だ」と思うなら、「本物の風景とは何か」を考えるべきです。  これはあくまで哲学の問題ですが、カメラマンならば誰もが一度はぶち当たる壁です。  その答えは、少なくともカメラの構造を知るだけでは得られないはずです。

unkokko
質問者

お礼

”だからこそ、「写真」は美術として成り立つのです。” グッとくるものがありますね。 この質問でわかったことは カメラや撮影自体が芸術だということでしょうか。 カメラ自体も人が創ったものですもんね。 芸術か~。 「本物の風景とは何か」共感できます。

その他の回答 (8)

  • sionn123
  • ベストアンサー率53% (1910/3592)
回答No.9

 unkokkoさん こんばんは  「現実の絵」とは、何を指して「現実の絵」と言うのでしょうか???それが1番難しい問題なわけです。  多分多くの人は、その人が見た風景を「現実の風景」と思い込んで見ていると思います。  人間が物を見るとは、目で捕らえた画像を信号化して神経の中を走って頭に届き、頭の中で再度画像化する事で物が見えたとなります。この頭の中再画度像化する段階で、その方の思い込みを含めて再度画像化する事になります。この「思い込みを含めた」が結構厄介なんです。  私の事を話すと「夕日は赤い」と勝手な解釈をしている様です。しかし、実際の夕日は言う程赤くありません。でも私には、若干でも夕日は赤く見えます。ところでカメラはと言うと、センサーやフィルムと言う科学的に作られた物で光を拾って画像化するわけですから、「赤くない夕日は赤く写らないんです」ですから、私の場合は、「実際に見た夕日」と「実際の夕日」とで色が違って当たり前です。この差を埋めるのが「写真の技術」と言うと私は考えています。  以上よりお解りになったと思いますが、撮影者が「見た」と言う風景とカメラが撮った画像上の風景とで色の差が有れば、その差を何とかして埋めなければなりません。その方法としてデジタルではレタッチで色の調整をし、フィルムカメラではカメラに色温度調整用のフィルターを使っての撮影をすることになります。このようにして、撮影者が見た風景と同じになる様に色調整等をするわけです。  以上のことは、そのままの世界(撮影者が見えたそのままの世界)を画像化する為に致し方ない行為で、この行為を含めての撮影方法等を「写真の技術」と私は考えています。ですから、デジタルで色調整の為のレタッチは、「作り物」とは私は考えていません。同様のことをフィルムを使うカメラの場合は、暗室作業でする場合も有ります。

unkokko
質問者

お礼

ありがとうございます。作り物なのかということはまだ考えていますが実際に撮った写真・画像を見るとそう悪くないし、変に作ったものではないのかもしれない思いました。作品でありレタッチすることは逆に本物?に近づけるためのものと考えてもいいようですね。 回答がたくさんありましたのでどの回答に点をつけたらいいか困りました。でも写真はやっぱりたくさんの人に好かれていると感じました。

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.8

フィルムでもやはり細工はされてます。 例えば、被写体のエッジが際立つようにエッジが強調されるような処理(感光したところを現像すると周辺の現像を抑制する)とか、 色合いが鮮やかになるように、赤系のものを写したら緑や青の発色が抑えられるような化学的な細工がされてます。 (「インターイメージ効果」だったかな) さらに、人の目の色の感じ方はRGBとかCYMで表わすのとはちょっとちがうので、RGBやCYMで色を表現するところにも無理があるかと。 (RGBで表わそうとすると、Rが負になるような色があったり、するのだとか。で、フィルムによっては、負の視感度を実現するために、上に書いたインターイメージ効果を駆使してたり、、)

unkokko
質問者

お礼

ありがとうございます。 CYMは知識が無いものでわかりませんが、機械は人間の目とは違いますからどうしても細工が必要なんですね。人が見た物が脳と連結してそのままデジタル撮影出来るなんていう個人個人の世界観を撮影するみたいカメラができたらおもしろい?くわないかもしれませんが、まあ現状のカメラの何たるかをこの質問で皆様に教わりましたありがとうございました!

  • eye3
  • ベストアンサー率36% (149/408)
回答No.7

  NO6です。 記憶も全部作り物の映像です。 記憶色という言葉があります。サクラは何色ですか? 私の近くのサクラは遠くから見ると白だと思います。でもサクラはピンクとして記憶に残ります。 まず3Dの物を2Dにしている時点でフェイクだと思いますが・・・・・・ カメラ自体が完成していない機械なので・・・・・・ まぁ、もがいているだけというのが的をえていると思います。 ただ写真に写った死んだおじいちゃんを見ると、それは実際にいた人物を忠実に写しているものと信じています。 私はあなたが言うほどの真実はいらないと考えます。 私のおじいちゃんの遺影は白黒です。白黒写真は真実を写してないのでしょうか? もし私が死んでデジタルカメラで撮った写真を白黒にしたら、それは作り物の写真なのでしょうか? あなたが作り物と考えるか考えないかが、結論だと思います。 これはあくまで写真を趣味としている私の意見です。

unkokko
質問者

お礼

持論は自分で持っていてください。 あなたの考えもあなたの考えでしかないのだから。

  • eye3
  • ベストアンサー率36% (149/408)
回答No.6

口調が厳しいですが、責めているのではありませんので・・・ 実験をしてみればそんな事は出来ないとわかります。 写真を一枚持って蛍光灯の下で見てください。次は電球の下で・外で・外は晴れですか?曇りですか?雨ですか? 全部色見が違く見えます。 フィルムカメラで撮った写真も、フィルム・レンズ・プリントしたお店によって色が変わります。(知らない人も多いですが「写るんです」などで失敗が少ないのはプリント段階で補正しているからです。それが今はデジタル補正になったということです。 それに、日本人の黒い目と外人の青い目。両者が見た風景の色はちがくなります。まず眼球・網膜・脳とした回路を通っている時点で、それは実際にあるものでは無くなります。実際にあるものが欲しければ。その風景を持って帰るしかありません。

unkokko
質問者

お礼

”写真を一枚持って蛍光灯の下で見てください。次は電球の下で・外で・外は晴れですか?曇りですか?雨ですか? 全部色見が違く見えます。” それはそうですが、印刷されている写真そのものは変らないでしょ。でも確かにそうですね、灯りの下といっても蛍光灯の白やオレンジっぽい光もあれば太陽の光の色もある。写真そのものの色も変ってしまうと言うことでしょうか。 そうですね~。だとしたらみんなフェイクなんでしょうか。自分の生きているたった今しか確かなものは無い、人間はそれをもがいているだけ。そういうことになりますか。

  • sadajiro
  • ベストアンサー率23% (5/21)
回答No.5

フィルムカメラとデジタルカメラの対比についての質問だという前提での意見ですが、フィルムカメラにした所で、ただシャッターを押しただけでは、人間の見た目通りの写真にはなりません。露出を補正して、明るさを調整したり、フィルターを使って色合いを調整して、初めて人間の見た目に近い仕上がりになります。 デジカメもそれと同じことです。人間の見た目に近づけようと思ったら、なにがしかの画像の調整が必要になります。 別の見方をすれば、デジカメのほうがデジタル処理をしている分、調整が柔軟ですので、フィルムカメラよりも見た目に忠実な写真を撮りやすいという言い方もできます。

unkokko
質問者

お礼

なるほど。 人間の手で実際にその人が見たような画像にすることが逆に現実に見た光景になる、ということなのかもしれませんね! なるほど。

  • sokojaso
  • ベストアンサー率38% (581/1509)
回答No.4

無理です。 どんなカメラでも「そのままの世界」は写せません。 *レンズが違えば全く違います。(例:魚眼と望遠) http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2006/01/27/3096.html *シャッター速度が違えば全く違います。(例:滝の水が流れたように写ったり、止まったように写ったり) http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/camera/20040303/107385/ *絞りが違えば全く違います。(例:全体的にハッキリ写ったり、焦点以外がボケたり) http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/camera/camera3.html *フィルムが違えば全く違います。(例:白黒とカラー) 赤外フィルムなどは、人間の目に見えないものまで写ります。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8787/gallery16.html 数え上げたらきりがありません。 あなたと私も同じ物が見えているのかどうかさえ怪しいです。私にはただの「埃」にフラッシュの光が当たっただけの写真を、「オーブ」という心霊写真?だという人もいます。 http://www2.plala.or.jp/ivjkiz/holy/holy18.html

unkokko
質問者

お礼

「埃」にフラッシュの光が当たっただけの写真を、「オーブ」という心霊写真?だという人もいます。 面白いですね! 確かにそうなのかもしれません。

回答No.3

知り合いのカメラマンさんが言ってました。 しゃしんは漢字で「写真」と書くから 真実を写すって思っている人が多いけど真実なんて写らない。 真実をつくるのは俺(カメラマン自身)なんだよ。って

unkokko
質問者

お礼

社会的ですね! メディアに騙されるのは嫌だ。。。。

noname#22222
noname#22222
回答No.2

屁理屈には屁理屈で・・・。 >実際にある風景や人間を撮影したい そもそも撮影という行為が細工という技術を利用した行為。 アナログもデジタルも糸瓜もありません。 一切の細工なしに撮影することはアナログであれデジタルであれ不可能! 作られたいない映像、細工なしに撮影する技法なんて世の中には存在しません。

unkokko
質問者

お礼

そうですね。 でもビデオやカメラや絵、人間は寿命があります、その儚い命をそのままに残したいと思うことは間違っていないと思います。 そして撮影を考えた人ももしかしたらそれを目指したのかもしれません。

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