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DCR-PC300Kについての質問

「色再現性にこだわり、「原色フィルター」を採用。3CCD同様に自然光をR・G・Bのまま取りこめるため、よりあざやかに色を再現できます」とありましたが、現実には3CCDのビデオカメラの方がよっぽどいいのでしょうか??もし、このカメラが3CCDカメラにかなり近い色を出せるなら買いですよね~。

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回答No.1

Q/現実には3CCDのビデオカメラの方がよっぽどいいのでしょうか? A/よっぽど?というのがよく分かりませんが、3CCDと単板CCDの違いは、今年に入って確かに払拭されつつありますね。ただ、3CCD神話を作ったのがビデオカメラメーカーであり、この神話が浸透してしまっているため、3CCDイコール絶対高画質という評価をする人が多いのが玉に瑕のようですが・・・ これまでは、確かに3CCDは高画質で高感度でした。この理由はCCDの役割を三原色R/G/Bの3色にそれぞれ分離しそこから一つの画を合成することで感度と色深度が向上したためです。 逆に単板CCDでは、画素向上によって高画素化はできましたが、高画素にしても100万画素以上の画素をダウンミックスする手法がないこと、感度が低く原色フィルターが使えず色の三原色(CMY)の補色フィルタになってしまうことなどからどうしても3CCDに劣ってしまいました。 ただ、今年に入ってその欠点を払拭する技術を開発し高い画素でも十分な感度を得られ、尚かつ200万画素クラスの高画素CCDからSD動画を作成出来る技術が成熟したことで、これまで動画撮影時60万画素×3CCDで1つの画(35万画素)を作っていたカメラより200万画素(RGB×1/3)の単板ではCCD1素子当たりの面積が下がるため若干感度は低下しますが、3CCDに匹敵する色深度と画素を再現できるようになったのです。 これは、実際に映像を見れば分かると思いますが、かなり綺麗に撮影できます。 ちなみに、これと同様の技術を使っている製品はCANONなどからも登場しています。今年は1CCDで3CCD並みのビデオカメラの始まりの年ということになりますね。 さらにもう一つ1CCDに朗報で1CCDの方が3CCDより上回る時代が来る可能性もある。元々3CCDの利点は色の再現性と感度でしたので、その色再現性と感度さえ上がれば、特に1CCDでも問題ないわけです。最近はCCDで初の4つ目の色エメラルドを識別する4色減色フィルタも登場したり、富士写真のように1CCDで大きさの異なる2つの素子を使い画像のダイナミックレンジを高めるハニカムSR手法も登場していますので、ハイビジョンでも200万画素程度しかないビデオカメラではこれらのCCD技術がビデオカメラに応用されれば3CCDでなくとも高画質、高感度のカメラが作れることになります。 元々ビデオカメラは画素は録画は35万画素の720×480ドットと決まり、最高でもハイビジョンの1920×1080(207万画素)となります。(ただし、ハイビジョン撮影が出来る民生用ビデオカメラはない。最高で1280×720のプログレッシブまででビクター製) 色再現性と感度が高く、ノイズ量さえ少なければ最低35万×3倍の画素で事足りる計算ですから、200万画素で1CCDなら色深度など画質要素では事足りることになります。 いかがでしょう。カメラも進化を続けていますので、神話や常識には注意が必要。今の常識は明日の神話で5年後には、時代遅れかも知れませんし、非常識かもしれませんからね。逆に今の非常識は明日には当然の技術になることもある。ハイテク分野では特に移り変わり激しいので、常に情報を入れ替えられることも大事ですね。そのほかの分野でも常識(いわゆる一般に当たり前のこと)は覆されることが多々あります。 地球は平らと思っていた時代から地球は丸かったという発見のようなものです。まあ、これはビジネス・研究などにも生かせることですけどね。人の真似をしなければ成功する可能性があり、常識だけにとらわれなければ新たな発見をすることもあるということですからね。後は根気(努力)と運です。 多少、話がそれましたがいかがでしょう。

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