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歌舞伎「義経千本桜」を堪能するための事前勉強
今度、歌舞伎「義経千本桜」を見に行くことになりました。 あらかじめ退屈しないだけの知識を仕入れて行きたいと思うのですが、 参考になるサイトや書物等、教えていただけませんか。 できれば http://daizizai.at.infoseek.co.jp/kabuki/t-daihon/t-kanjin.txt のような脚本(台本?)があると嬉しいです。 他にも見所や薀蓄などありましたら何でも教えてください。 よろしくお願いします。
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まずはこちらを http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/ 国立劇場等を運営している独立行政法人日本芸術文化振興会のホームページ内「文化デジタルライブラリー」にある『義経千本桜』のコーナーです。 もうひとつ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062105330/sr=1-1/qid=1156008623/ref=sr_1_1/250-4862102-0892268?ie=UTF8&s=books この本は1ページに1演目の構成で,【あらすじ】【みどころ】【芸談】他,成立の経緯などが紹介されています。たいへん簡潔で判りやすく,おすすめの一冊です。 ご観劇,楽しんできてくださいね。
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- todoroki
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肝心なことを言い落としました。 「すし屋」は実は・・・・というどんでん返しがおもしろいお芝居です。 ここまではわかっているものとして「すし屋」だけで上演されることも多いのですが 今回は「木の実」から上演しますので初心者でも話の筋がわかりやすくなっています。 ですのでわざとあらすじを調べていかない方が楽しみが多いともいえます。 わかっていても別の楽しみ方もありますが まっさらの状態で観ることができるのは一回限りなので。
お礼
映画や現代劇くらいの値段なら、最初何も知識のないまっさらの状態で見て、2回目でストーリーを把握して、 3回目で背景や衣装などを見て・・・ってできるんですけど、歌舞伎って、なんであんなに高いんでしょうね? でも機会があればなるべくたくさん見たいです。 どんでん返しって、あれですね^^ ストーリーがわかっていても楽しめるのは歌舞伎の魅力のひとつですね。 いろいろとありがとうございました。 「義経千本桜」についてはまた質問するかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。
- todoroki
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「義経千本桜」と一口に言われても、ものすごい長編なので たいていはその中からピックアップして上演されるものです。 URLの「勧進帳」は一番人気の高い演目ですがそれ以外にもたくさんあります。 絶対お客に受ける演目として有名なものですが 歌舞伎座などの常設の会場ではここしばらくは上演予定がないものですから ごらんになるのは勘三郎襲名披露の夜の部ですかね。 歌舞伎座や松竹座などだったら、あらすじや見所が書かれた筋書が販売されるので 早めに行ってそれを読むのが一番いいんですが 地方巡業だとうすっぺらいパンフレット程度になってしまいますね。 だったとしても、それが一番勉強になります。 ちらしの裏にはあらすじが載っていますし、それを読むだけでも違います。 幸い「すし屋」はそんなに難しく考えないでも時代劇感覚で見ることができるお話です。 これのどこが義経に関係するのかと思われるでしょうが、 別にそんなことは知らなくても問題ありません。 知りたければ、検索すればいくらでもヒットするでしょう。 第一、URLみたいな抜書きがあったら全部読んで行かれますか? 歌舞伎だからってそんなに構える必要はありませんから心配しないでください。 見所?それはもちろん勘三郎丈の名演技ですが ラストエンペラーで明治天皇や真夜中の弥次さん喜多さんに出演した七之助くんが りりしい若い武士を演じた直後に一途な田舎娘に早がわりするところも見ものです。 あと坂東新悟くんはすし屋の主人のおじいさん役の人の息子です。 これくらい知っておけば、周囲の人に「へえ~」と感心してもらえるはずです。
お礼
おっしゃるとおり、勘三郎襲名披露の夜の部です^^ 「勧進帳」は質問に載せたURLの脚本をすべて読み、わからない単語を調べ、意味を理解してから見ました。 そうでなかったらあの独特の言い方(そこがいいんですけど^^)ではチンプンカンプンだったと思います。 「義経千本桜」では確かにたくさんヒットしましたが、これというものを見つけられなかったので質問させていただきました。 歌舞伎だから構えているというのではないんですよ。 田舎にはなかなか巡業でも来てくれないし、料金も高いので、一度で理解できるように、いろいろ楽しめるようにと欲張っているだけです(笑) 武士から田舎娘に早がわりするんですか? あのような衣装で? それは絶対に見逃せませんね^^
お礼
おすすめの本、早速取り寄せました。 たったの1ページなのに参考になる事柄がたくさん書かれてありますね。 田舎の書店や図書館には資料があまりないので、こういう情報をいただけるととても助かります。 「文化デジタルライブラリー」のほうも見ました。 これ、とてもわかりやすいです^^ 「名舞台」や「あれこれ」なんて特にいいです。 この二つで勉強して、楽しんでこようと思います。 どうもありがとうございました。