少女マンガですが、諏訪緑さんが、中国・シルクロードなどを舞台にした作品を描かれています。私は「玄奘西域記」しか読んでいないのですが、友情と仏教哲学がテーマでしょうか。下記のURLをどうぞ。
また川原泉さんの「中国の壷」に、少し唐の時代の中国が舞台の場面が出てきます。
神坂智子さんの「シルクロード」シリーズにも中国が舞台のものがあります。
それと一条ゆかりさんの「有閑倶楽部」の6巻が現代中国が舞台です。主人公の日本人高校生6人と中国マフィアの戦いがおもしろいです。
それと、あしべゆうほさんの「悪魔の花嫁」コミックス版の9巻の「寒牡丹夜話」が昔の中国が舞台です。
また漫画ではなくアニメと小説ですが、小野不由美さんの「十二国記」シリーズが、恐らく昔の中国を基にして書かれたであろう、東洋ファンタジーです。とてもおもしろいです。個人的には小説の方がおもしろく、講談社ティーンズ文庫より、講談社文庫のものがお勧めです。「月の影 影の海」(上下)→「風の海 迷宮の岸」→「東の海神(わだつみ) 西の滄海(そうかい)」→「風の万里 黎明の空」(上下)「図南(となん)の翼」→「黄昏の岸 暁の天(そら)」→「華胥の幽夢(かしょのゆめ)」と続きます。また、新潮文庫から「魔性の子」という、これは現代日本が舞台ですが、「十二国記」の関連本が出ています。個人的には「黄昏の岸 暁の天」の前に読まれるといいのではと思います。