続々:DCCは本当に生き残るすべはなかったのか?
http://okwave.jp/qa6587031.html 等で質問しましたが、今度は視点を少し変えて質問します。
MDのライバルとして登場したDCCは、アナログカセットとの互換性を重視したのが売りでしたが、ニッチ市場にも残れず消え去ってしまいました。
MDはランダムアクセスや文字入力などでカセットを置き換えていき、MP3プレーヤーは大容量や高速転送などでMDを置き換えていっただけに、MDも受け入れないような世代がカセットを受け入れるのは難しいとは思いますが、一方で途上国ではマスタープレス機の設置に相当な費用がかかるCDよりも低予算なDCCが普及するという予測や、MDが安くなる可能性はDCCのそれより低いという予測もありました。
また、新しいメディアは取り扱いが面倒というイメージが出やすいです。レコードからの置き換えが急速に進んだCDでさえ、出たての頃はなじみ深かったレコードに押され気味でした。
当方は以下の3点から、DCCもニッチマーケットで生き残る術が有ったはずと考えていますが、それでもDCCはニッチ市場で残ることも無理だったのでしょうか?
イ:DCCはアナログカセットとの互換性があるので、操作性が従来のアナログカセットと同等であり、アナログカセットの生産ラインを生かすことで生産コストも下げやすかったのではないのか?(実際、初期の60分用MDディスクは約1,400円、DCCテープは同じ60分用で約900円)
ロ:CDより後に出たテープメディアでもある程度売れたものもあり、一方でディスクメディアでもイマイチ普及しなかったものもあるので、必ずしもテープメディアということが普及の阻害とはならないのではないのか?
ハ:海外では録音や録画といったニーズが弱いから、日本以上にアナログカセットとの互換性が重視されるのではないのか?
お礼
なるほど売り上げが落ちてしまうのですね。 SACDにすれば、著作権は保護されてますね。 回答ありがとうございました。