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上場したての株の株価の動きが激しい理由は?
上場したての株価は急落したり急騰したりしますが、急落する原因、急騰する原因はそれぞれ何なのでしょうか? あの激しい値の動きは一体何によるのでしょうか?
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急落する原因・・・もともと割高な水準まで買われていることがほとんどなので、一旦需給のバランスが崩れると「売りが売りを呼ぶ」展開になるのです。割高なので、実需の買いはほとんどなく、ほぼ全てが投機資金ですので、上がっているという状態が維持できなければ下落が加速するということになります。 急騰する原因・・・流通株式が少ないので、少しの買いで大きく上昇しやすい。極端な話ですが、少数の人が買い占めると、それだけで浮動株のほとんどが市場から消えてしまいます。こういう状態を作り出せば価格の操作も比較的容易になります。また、作為的にそういう状態を作り出すことが無かったとしても、同じようなメカニズムで浮動株が減ってくれば株価は上がりやすくなります。急落と逆の「買いが買いを呼ぶ」状態になるということです。 そもそも株価というのは需給で決まるのですが、IPOは発行済株式が少なく、その需給がストレートに反映されやすいから急騰・急落しやすいと言えるのです。
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- nayameruhaha2
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IPO株については少し詳しいものです。(買った事はありませんが) IPOは儲かると信じている人が多いこと。市場の評価もよくてブックビルディングが高倍率だった場合は特に上場初日に買いたがる人も多く、初日になかなか値段が付かなくて公開価格の何倍もの初値がついてしまい、その後みんないっせいに売って一気に下がるという現象が起こります。初値で買ってうまく高値で売り抜けられたらいいけど、初値天井と言って初値が過去の最高値となることも多々あるような気がします。一概には言えませんが、大きな賭けですよね。よく現在の市場の動向及びIPOの初値動向を研究してから購入されることをお勧めいたします。
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ありがとうございます。 勉強になりました。
- masuling21
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市場に出回る株数が少ないので、乱高下しやすいです。 また、実力以上の公募価格、そして初値がついているという事情もあります。 IPOは儲かると考えている市場参加者が多いのも原因の一つかと思います。
お礼
ありがとうございます。 勉強になりました。
売り物がないので、値が簡単に上がりやすいのです。 そして短期資金が多いので、すぐに利確してきますから値が落ちる。
お礼
ありがとうございます。 勉強になりました。
お礼
わかりました。非常に参考になりました。 丁寧に説明してくださってありがとうございました。
補足
これからこの「上場したての株」に的を絞っていろいろ分析してみようと思うのですが、研究するだけ無駄でしょうか? 何かアドバイスがあればお願いします。