柔道を10年空手を2年やっていました。
人間は神様じゃないんで、どうしても怒りの収まらないことがありますね。ということで、もちろん私も喧嘩はやっていました。
でも拳を握るよりつい相手の襟を握って投げたり転がしたりが多かったですね(~_~;)
ただそれは何十年も前の話です。その当時は喧嘩しても翌日にはお互いケロッと忘れて冗談を言う、そんな雰囲気がありました。
昔はグループでやる場合、堂々とこっちの人数を伝えて、相手もその人数に合わせて喧嘩したものです。
法の裁きといいますが、それなりにお互いが加減を知っていた頃は、だれもひどい怪我をすることがなく、おまわりも意外と話せる人が多かったような気がします。
今の時代はといえば、喧嘩両成敗というか、喧嘩を吹っかけてきたやつが痛い目に合わされると、そいつが警察に駆け込んで法外な治療費を請求するという不思議な時代です。それでもあなたは犯罪者になり、家庭や職場に迷惑をかけることになります。
そしてあなたが言うように報復が怖いですね。一人をぼこにして、またそいつだけが仕返しに来れば何の問題もないけど、今は必ず団体で仕返しに来るか刃物を持ってきます。中にはヤクザ(もしくはヤクザもどき)をつれてくる奴もいます。○○族がほとんどそうですよね。
情けないけどそんなにしないと逆に怖いんでしょうね。そうなるとこっちも必死になります。どんなに技を極めたものでも、もう手加減はできません。
結局最悪の事態になる可能性が高くなるでしょうね。
一番利口なのは、そうならざるを得なくなる前にそんな状況や場所を避けることでしょうね。
まずは誰よりも強くなってください。そしてどんな人間と戦っても負けないだけの自身を持ちましょう。単なる自己満足でもいいんです。
そうなれば喧嘩になりそうなときでも、意外とすんなり謝って事を収めることも出来ます。
頭を下げて無駄なトラブルを避けられればそれでいいと思いますよ。その分あなたの人間としての幅が大きくなりますしね。
今の時代謝るということを知らなさ過ぎる人間が多すぎます。
まずはがんばって稽古を続けてください。そして心もしっかりと鍛錬を積んでください。