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土地の名 連想
ある土地の名から特定のイメージが立ち上がってくる。 そんな経験はありませんか? たとえば「羽曳野」と目で見、耳で聞くとき、 目の前に浮かぶのは、遊びつかれた蝶々が羽を休めている野。美しい夕景。 星の数ほどある土地の名から、どんな言葉があなたを刺激しますか? それはどんなイメージですか? 現実との落差は問題ではなく、連想の遊び、言葉遊びとして。 ただし、曾遊の地が今ではある固定したイメージとして想起される、という場合も含めましょう。 それではどうぞよろしくお願いします。
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このご質問、祭りの後の寂しさも似合いますね・・・とわざわざ申し上げに参りました。 もしくは、前回の(追伸の)責任をとってと申し上げた方が適当でしょうか? もはや延長戦では、くせ球も通用しないでしょう。最終第四打席は、決め球のロマンチックカテゴリーで勝負です。 【夢前(ゆめさき)】:兵庫県姫路市 少なくとも都会の雰囲気ではありません。 わらぶき屋根の集落(といってもほんの四、五軒)がぽつりぽつりと山間にひっそりと佇む。 そんなイメージ。 四季折々の花々が決して厚かましくなくそこここにそよいで。 気候は温暖。冬も年に一、二度白いものがちらつく程度。 マスコミが取り上げるような事件もなければ、話題もない。 開発なんてとんでもない。ただただそっとしておいて欲しい・・・・。 そう、高橋まゆみさんの創作人形の世界・・・。あの夕焼け~いちばん星の見える場所。 http://www.1-light.com/dollart-work.htm 【美星(びせい)】:岡山県井原市 照れくさくなるような地名ではありますが、村おこしとかで無理矢理付けたというのではありません。 五十年以上も前に四つの村が合併したとき、町内を流れる美山川と星田川の一字づつからこの名前になったとか。 いやいや深くは詮索しないでおきましょう、自由な連想の妨げにもなります。 深夜のキャンプ場。寝袋から抜け出して、珈琲をいれて。 深い芝生に腰をおろして目を瞑ると、やがて体ごと 宙に 浮きます・・・。 ゆっくりと目を開ければ360度の星空。 珈琲カップの中にまでちりばめられた星々。 時は 止まります。 *** なお、ふたつとも最近、市に編入されたのは、先の(先の先の?)戸隠、鬼無里村と同様に一抹、寂しいです。 どっちにしても、こんなところで余生を送れるとすれば・・・・・、タイクツかなぁ。ぉぃ 今思うと、夏の間中、連想に耽ってしまったような錯覚。 四打席などと図々しい。普段、出しゃばりを毛嫌いしている私としては、プチ自己嫌悪を感じながらも、それ以上のなにか満たされたものがあるのも事実です。 なお、予定していました安曇野への旅は無期延期となりましたこと、ご報告しておきます。 その代わり、このQでいろんな土地へ行くことができました。 ありがとうございました。
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- gomuahiru
- ベストアンサー率37% (593/1595)
再びお邪魔いたします。 皆さんの回答を楽しくうなずきながら読ませていただいています。 前のご回答の「堕星」は同じ県内なのに知らずびっくりしました。 (見た時は思わずだっせ~とルビを・・・爆) 何かキリスト教っぽい(背教者の)匂いがします。 【飛鳥】【明日香】(あすか) あまりに有名すぎて皆さん挙げられなかったのでしょうか? 同じ音に二つの漢字が当てられますがどちらも好きです。羽を広げた鳳凰と、光が満ち溢れ風が香る田園のイメージ。(実際そうなのですが) 【墨染】【深草】(すみぞめ)(ふかくさ) どちらも京阪沿線の地名です。 そちら方面に転勤で住んでいた時、さすがに京都!古典に出てくる地名がまだそのまま残っていると感激しました。源氏の君がひょっこり出てきそうです。(笑)友達にその話をしたら「うちの最寄のバス停名は草深だけどひっくり返すだけでイメージって変わるよね」と笑っていました。 【狸穴】(まみあな) あの東京六本木にある町名です。 本当に昔狸が出たそうな・・・隔世の感があります。 【御茶ノ水】(おちゃのみず) 【井の頭】(いのかしら) 二つとも将軍様にまつわる有名な由来がありますね。 http://hix05.com/picture/ocha/ocha02.html http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_eventnews_20050301.htm 二つの地名が同じ水つながりというのも縁があっていいです。
お礼
質問を始めて3週間が過ぎたというのに、まだ訪れてくださるかたがあり ご再訪もしきりであることをどう捉えればいいのか。 地名がもたらすものを熱く語った作家にプルーストがいますが、 ここは大岡信氏の「地名論」という詩を思い出さずにいられません。 「水道管はうたえよ/ 御茶の水は流れて」ではじまるこの詩には、途中こんな場面があります。 <奇体にも懐かしい名前をもった すべての土地の精霊よ 時間の列柱となって おれを包んでくれ> 「土地の名前はたぶん/光でできている」というくだりもあります。長い引用ができないのが残念。 「堕星」が背教っぽいとは鋭いご指摘かもしれません。純和風なら月で、星じゃないですし^^) あすか 仰る通り、音も漢字も心のよりどころのようなところがありますね。 大和三山にしても、いずれもしごくのんびりしていて屈託がなさそうに見えます。 実際の古代は感情の起伏もあらわな時代で、山もまた異なって見えていたのかもしれませんが。 すみぞめ、ふかくさ 深草の少将の百夜通いの逸話を残す小野小町も後年にはこんな歌を詠んでいて、 <わびぬれば身をうき草の根を絶えて誘ふ水あらば往なんとぞ思ふ> これは同じく六歌仙のひとり文屋康秀が、ボクとこの任地へ見物にでも来ないかと誘ったのに応じた歌で、 その先は三河の国。回答者様の近所ですね。(少々無理がありましたか、汗) まみあな 狸をマミと読むとは知りませんでした。 これはタヌキというよりはムジナではないのか、と勝手に憶測。 以下、噴飯ものの根拠^^) 小泉八雲の「むじな」は、のっぺらぼうのばけものの話ですが、これには確か辻の蕎麦屋が出てくる。 蕎麦といえば江戸町内。したがって今の東京六本木あたりにはムジナがたくさん棲んでいて人を化かした^o^) おちゃのみず、いのかしら 江戸の治水は当時世界一だったとか。これも徳川幕府の都市計画の成果。 ご紹介先にあるように、庶民から将軍までが同じ水を使っていたなんて、考えてみれば驚くべきことです。 水神様の弁才天が祀ってあるのも当然とはいえ、めでたい。 吉祥寺もその関連かと調べてみましたが、これは別のことでした。 通底器。水は土地と土地とを結ぶ通底器かもしれません♪ また、回答いただいた内容から、あれこれ楽しく遊ばせてもらいました。 ありがとうございました。感謝申し上げます。
- itab
- ベストアンサー率50% (431/861)
質問者さまにしては珍しくロングランの問いにとまどいながらも参上つかまつりました。 もはやとっくに締め切られていて、#7には今頃は「良回答」の花まる印が貼り付いているかなと(ぉぃ)お訪ねしたのですが、幸か不幸かドアは開いていたもので。 移動の車中でこの問いのことを思いながら無作為に地図を広げて・・・面白そうな地名を見つけては、また地図と眼を閉じ、連想か妄想か・・・分からぬものに耽っておりました。 ただこれでは、眠くなるのは自然の摂理、うつらうつらの夢見ごこちの中で憶えているものを少しだけ記してみましょう。 >現実との落差は問題ではなく、連想の遊び、言葉遊びとして。 で、よかったんですよね。(確認!) ◇夕暮沢 【秋田県にかほ市象潟町大砂川夕暮沢】 夕陽丘などという地名はどこにでもありそうですが、夕暮沢。 夕日にきらきら光る清流が浮かびます。 季節は初秋。 BGMはヴァイオリン。 吊り橋を渡る釣り人は、じいちゃんと孫。囲炉裏で焼く今日の釣果。笑顔。 ◇堕星 【愛知県常滑市堕星 】 なんとルビをふればよいのかも分かりません。 遙か昔、縄文の闇を切り裂くように落ちてきた、流れ星。 それが実はUFO。妖精のような魂が土地の人々に取り憑きます。 ん~、なんとなく名古屋弁って、宇宙語に似てますよね。 ◇綾歌 【 香川県綾歌郡綾川町 】 SONG♪ ではなくて、詠む歌。 夏も盛り、池の畔の木陰に、平安美女が筆と短冊を手にしてはいるものの、首をかしげて・・、下の句に思案のご様子。 『 夏雲や連なる想いをもてあまし こぼれ落ちたる・・・・ こぼれ落ちたる・・・・ 』 他のご回答者さま方のような豊富な知識や知見に裏打ちされた連想でなくてご容赦下さい。 雲を千切るように読み捨てていただければ幸いです。
お礼
綿菓子のように雲を千切ろうとしても手がぬれるだけ(^^) また仮に出来たとしても、私のために戴いたお答えをそんなことが出来るわけがありません♪ ここで一句出来ました。断るまでもなく傑作です。 積乱雲 千切って重ねて下、嵐 わわ、駄句ですかやっぱり。く、雲を千切るように忘れてください! ←意味不明 夏雲や にわかに落ちる雨の星 うーん、当たると痛そう。 夏の雲 コンペイトウはいつ落ちる これでは回答者様の幼少時(今でも?)の願望になってしまう。 ――五七五はむつかしい。奥が深いです(溜息) 夕暮沢。 なるほど。お書きになったイメージが浮かぶ地名ですね。 「秋田県にかほ市象潟町」ですか。 にかほと平かな書きは、おおっ、もとの漢字はって、かえって刺激されますね。 そして象潟といえば芭蕉の、 <雨に西施がねぶの花> と、どうしても続けてしまいます。 堕星。 ふふふ。何と読むかわからないですって。 PCに堪能で、ネット検索もお手の物の回答者様が言われても、何の説得力もありません♪ それにしてもダタボシと読むとは意外でした。 尾張の国出身の作家、清水義則さんは特にパスティーシュが絶品ですが、 名古屋弁についても折にふれ言及されてますね。 またこの常滑市トコナメシというのが、つるつる滑るナマコのようで、こりこりと旨そう。 酒の肴にぴったり? (常滑にお住まいの方、愛知の方、ごめんなさい) 綾歌。 アヤカではなくアヤウタと読むんですねえ。確かめるまで間違えてました。 讃州ナカノゴオリ象頭山金毘羅大権現へ行く琴平電鉄。あの途中にある町だったとは。懐かしい。 かつてあった宇高連絡線にも何度か乗りましたが、あのフェリーの上の多少退屈な時間、 どういうわけか「てぬきうどん」と読み違えてしまう「さぬきうどん」を食べるのが楽しみでした。旨かった。 私にしては超ロングランの質問になりました。 この間はじめて締切督促のメールをもらいましたが、 こうしていまだに回答を戴いているありがたい状態。 それに、あまり締め切りたくないですね。 と言うのは、締め切るにはポイントを発行しなければならない。 おふたりだけ特別扱いしなければならない。 これが、特にアンケート・カテにおいて不都合極まりないと思えるのです。 といってポイントなしでの締切は論外。 質問する前からの頭痛の種なんです。
補足
お礼文中で初歩的なミスをしました。訂正させてください。 ×清水義則氏 ○清水義範氏 ご当人様にもたいへん失礼なことをいたしました。
- thing
- ベストアンサー率31% (36/116)
No12の物体Xです♪ ていねいなお礼文ありがとうございました。 作家の埴谷雄高は、深読みの名人として、文壇でも有名だったようですが、 あそこまで読んでいただければ、回答者冥利に尽きるというものです。 恥じ入る以外に方法は見つかりませぬ。 たしかに、最後に「野」が付く土地名はイメージが湧きますね。 質問者さま紹介の「羽曳野」はもとより、 すでに紹介済みの「遠野」「月夜野」「富良野」「安曇野」「すすき野」、 そしていまだ紹介されていない「津和野」「夜久野」など。 人間の原風景は「原っぱ」といった人がいますが、 これとなにか影響があるのだろうか。 また幼少への回帰を促すものを持ち合わせているのだろうか。 さて、 わたしは今なぜここにいるのだろう。 前回のお礼を述べた上で、そそくさと立ち去っていくつもりが。 みなさまの回答を総括しにきたわけでもないし、これでは、 回答じゃないという理由で、手強い人の目に留まれば、 削除はあきらかか。 せめてそれを防ぐお守りとして、最後に思い出を。 ☆アルザス・ロレーヌ これは正式には地名じゃなく、地方圏の名称になるのでしょうが、 もうそんなことはどうでもよくなりました。(ぉぃ) 最初にこの美しい名前を知ったのは、たしか小学校の教科書で習った ドーテの「最後の授業」だったような。 その後歳月は流れ、青年時代に読んだ「チボー家の人々」に登場してきて、 その再会が、わたしになかで、決定的な印象として残ってしまったようです。 歴史を振り返ってみると、アルザス・ロレーヌ地方は国境の町として、 ポーランドなどとおなじように不運な町ですね。その美しい風景と 引き換えに悲劇は何回も繰り返され、 支配者が何度も入れ替わるその度に、母国語ですら変わってしまう。 いまわたしのなかのアルザス・ロレーヌは真夏。 石畳には遠く過ぎ去っていった軍靴のあと。 白く塗られた壁の街並。 家々のそれぞれの出窓には 真っ赤なゼラニウムの花が添えられている。
お礼
ご再臨ありがとうございます、宇宙からの謎の天体X殿(^^) 深読みというよりも、妄想と思い込み、あらぬ夢想にふける者。 きっと受け取って違和感をいだかれる方も多いと思うのですが、 そんなふうに評価していただくと、こちらもお礼と称する怪文の書きでがあろうというものです。 ところで、お詫びを一つ。 直前の回答者の方へのお礼欄で「原風景」「幼少への回帰」というところを そっくりそのまま重複させてしまいました。 回答者様とは年齢も近く、思考回路も似たところがあるのかもしれません。 が、お礼文は回答文を引き立てるのが役目の一つだろうし、 書かれたのは回答者様のほうが先、私もあらかじめ読ませてもらっています。 大変まずいことをしてしまいました。 回答者様に対して申し訳ない。不注意でした。 気分を取り直して(^^; 津和野は石見人、森鴎外の出身地ですね。 掘割で飼われている五色の鯉、あざやかな朱色の鳥居の太皷谷稲成が有名な美しい山峡の町。 おや、さて夜久野のほうはどこにあるのだろうと調べてみると、 京都福知山から兵庫和田山へ抜ける道の京都がわの町。今は合併で新福知山市だとか。 むかし散々世話になった上司と何度か但馬・因幡の国へ遊びに行きましたが、 このホンの近くを通っていたのだなとゆくりなくも思い出させてもらいました。 アルザス・ロレーヌ なかなか一筋縄ではいかない歴史と文化があるようですね。 もともとは、どこが神聖であり、どこがローマであり、どこが帝国なのか、と言われたあの国(^^)の 領内ではなかったかと思うのですが、分からないのですべて省略(^^; マザー・タングを奪うという陋劣きわまる行為はかつての日本が犯した罪でもあり、 今でもどこかの国で強行されている事実であろうかと思います。 これは自分が自分であることの剥奪ですね。脳みそをみずからの手で取替えよと言ってるのと同じです。
- Lioh
- ベストアンサー率49% (121/243)
こんにちは。 回答したくて、気になっていた質問だったので、 まだ締め切られていなくて、ホッとしました。 私の場合は、 下記のようなイメージがあります(過去形のもの含む)。 1、乾いた風が、砂を巻き上げていくような砂漠 ●ゴルドバ【スペイン】 ●マラケッシュ【モロッコ】 2、今でも、武士(もののふ)が海を護っていそうな場所 ●門司(もじ)【福岡県 北九州市 門司区】 ●防府(ほうふ)【山口県 防府市】 ●長門(ながと)【山口県 長門市】 ●小郡(おごおり)【福岡県 小郡市】 3、時代劇に出てきそうなイメージでした ●忍海(おしみ)【奈良県 葛城市】 4、求める名前とは、愛しい人の名なのか、名声なのか・・・。 ●求名(ぐみょう)【千葉県 東金市】 5、どこか遠い、遠い、夢のような場所 ●小見川(おみがわ)【千葉県 香取市】 同じ県内だったのですが、 駅のアナウンスで「おみがわ」という響きが妙に耳に残りました。 どこか遠くで、不思議な響きがあったのです。 6、蛍が飛び交い、自分の背よりも高い草が生い茂る草原 ●すすき野【北海道 札幌市】 北海道に行った事がないのですが、 イメージと大幅に違うそうです(^_^;)。 キツネに化かされたり、 ウサギにもてなされたり、 童話っぽいイメージを、昔持っていたんですよ。 思いつくまま、つらつらと挙げた回答ですが、 楽しかったです。 楽しい質問をありがとうございました。
お礼
回答者様は下準備として印象のある地名を列挙することから始められ、 それらを取捨選択し、テーマごとに並び替えてらっしゃいます。 そしてできればそのテーマをたどってゆくうち、 知らず知らずある心象風景のようなものが浮かび上がってくる、 全体をそんなふうな意図のもとに構成してらっしゃいます。 なにげないようでいて、まことに凝った工夫♪ はずしてたらごめんなさい。私は憶測ばかり書きますので(^^; テーマ2の、あれらの地名がどうして選ばれたのか、趣向というか、気遣いというか。 もはや個々に挙げられた地名について、ことさらになぞることは致しますまい。 本来が、お書きになっていることで十分なうえ、何度も検討された結果として提示されています。 「忍海」「求名」「小見川」、いずれもふりがながなければ私など一つも読めません(^^; 「おしみ」「ぐみょう」「おみがわ」、音で聞いても強い喚起力を持っていて、 さすがに回答者様によって選りすぐられた地名だけのことはあります。 おみがわ→黄泉の川→黄昏→蛍の飛ぶススキの野という連想でしょうか。 すすきの生い茂る野は原風景かもしれませんね。 幼いころの幻想の場であり、黄泉の国への道行きである。 夕日やトンボとも、ことのほか似あいそう。 童話のイメージということなら、私などは安房直子さんの書かれたもの♪ 貴船、みたらし川のほとりで詠んだと詞書のある和泉式部の、 <もの思へばさはの蛍もわが身よりあくがれ出づる玉かとぞ見る> (この歌自体は恋の歌ですが) あるいは芭蕉の発句、 <旅に病んで夢は枯野をかけ廻る> (小説のお好きな方に詩歌の引用とはこれいかに) そんなこんなを考えたり感じたり思い出させてもらいました。 ところで、読書が大好きな回答者様。 回答などよく拝見する機会があるのですが、 本当の愛好家というものはつまらぬ理屈などつけないものだということが良く分かります。 無心に戯れてらっしゃる♪ No.13様とクラシックの関係もそうですが、おふたかたに共通するのは、 その本なりその曲なりの長所をいち早く見つけ楽しんでしまうその能力。 これはなかなか得がたいことだと思います。 まったくの余談ながら日ごろ感じ入っていることをここで。 この度も全力投球のお答えでした。 当方、謝意を記すのみ。ありがとうございました。
- Ta595
- ベストアンサー率57% (525/911)
こんにちは。 【ガムラスタン】 熱帯雨林がうっそうとしげる南国やら,ターバンを巻いたキャラバンがいそうな中央アジア風の音楽が流れるシルクロードの交易都市やらを連想してしまいます(たぶん,インドネシアの民族音楽「ガムラン」や,中央アジアにある「~タン」という名前の国々のせい^^;) 実際は,ヨーロッパで最も洗練された景観を持つ都市のひとつ,ストックホルムの旧市街地(Gamla=古い,Stan=街)のことです。 実際に訪れたあとでも,なかなかガムラスタンという響きと北欧の風景が結びつきません。 名前を聞くと,やっぱり熱帯雨林やターバンなんですよねえ・・・(^^; 【出町柳】(でまちやなぎ) 実際に生活圏でしたので,曾遊の地(初めて知ったことばです,勉強になりました^^)とは言えないのかもしれませんが,柔らかく穏やかで,かつちょっとリズミカルな響きがとても好きだった地名なので。 賀茂川と高野川が交わり鴨川となる場所で,貴船(きぶね,これもいい響きですね)・鞍馬に向かう叡山電鉄という路線の田舎風の小さな駅舎(改装されたかも),下鴨神社を守る糺(ただす)の森,時間を気ままにもてあます学生たち,など,中心部の賑わいからは少し離れて,ゆったりとした時間の流れるこの地域によく似合った名前だと思っていました。 *なお,ここが越前の国から続く鯖街道の終点だったというのは,ほんの数時間前に知りました(^^; 名曲喫茶「柳月堂」,今でもあるのかな~?
お礼
よくおいでくださいました。 質問を立てて2週間、回転が速いこのサイトの、とりわけ速いこのカテにあって、いまだ回答いただけるということに皆様へ感謝申しあげねばなりません。けれども、ここは現にお越しいただいた貴回答者様ご本人に、まず真っ先に受け取っていただく必要があります♪ ガムラスタンとは、多分初めて聞く地名ではないかと思います。 「ストックホルムの旧市街地」やっ、そうでしたか。 俄か情報を仕入れてみたところで、実際にその場へ身体を運んだ方との体験の差が縮まるはずもなく、詮索はあっさりと放棄して、連想のほうに専念することにいたします、汗。 それにしても、金属打楽器の「もゆら」が錚々と天まで届くかと思われるガムラン音楽とか、北インドから中央アジア一帯にかけて使われている(なんという楽器でしたっけ、三味線みたいなのを弓でこするやつ。あるいは手風琴みたいな楽器)とかが奏でる音楽をまず思い起こされる回答者様。 いえ、私も「ガムラスタン」からのこの連想は自然だと思います。思いますが、クラシック・カテを中心とした、あの分かりやすい説明、正統で本質を突いた名回答の数々を拝見している身としては、なんだか微笑ましいほうが先に立ってしまいます。 まず音楽に耳朶が反応し、それからあとおもむろに視線や鼻先がそれを追ってゆく……。 その道の愛好家とは、おしなべてこうした特化した傾向があるに違いないとにらんでいます♪ 出町柳も(私も連想しました)ちょいと古雅で、いそいそとした出先のようで、花やかなにぎにぎしい感じ。 たとえば青春の思い出がいっぱい詰まっている四月の柳の新芽色。 貴船神社、糺の森、これも一度聞いたらなかなか忘れがたい印象があるし、「しもがも」は韻を踏んでるようだし、高野賀茂とリズムもいいし、叡山鞍馬はたちまち平安室町の歴史舞台。鯖街道からは浅井朝倉の包囲網から九死に一生を得て脱出した織田信長の騎乗する馬の蹄の音が今にも聞こえてきそう。 お触れになった地名、特にいいものばかりですね♪ 名曲喫茶。今やってるとこあるんでしょうか。私が知っていた複数の都市の名曲喫茶も皆とっくの昔にやめてしまいました。心に枯葉の秋が散るときなど、時に漬かりに行ったりしたものです。 しっかりと両足が地面についた、単なる空想へと流れないお答え、大変参考になりました。 ありがとうございました。
- thing
- ベストアンサー率31% (36/116)
風聞によると、江戸川乱歩は深夜真っ暗闇のなか、 蝋燭のあかりの下で小説を書いたとか。 あの耽美的な想像の世界はこのあたりから やってくるのだろうかと、ある日、わたしもまた おなじことをやってみたことがある。 しかし、悲しいかな、枯渇した脳細胞に、 ふつふつと湧いてきたのは、困難を避けようとする 魅惑の睡魔以外に何も無かったのであります。 暗闇は全存在を主張するようにおもく垂れ込め、 蝋燭のあかりがまさに消えんとするその瞬間、 おおいなる慈悲の王が、ふたつの言葉を 差し出してくださった。 ☆ルクソール(エジプト) 土地の精霊。いつか砂に埋もれてしまう都市。 やがて都市は砂塵の驚異によって、しずかに 確実に移動していく。 幾多の王がナイルを下っていったことか。 ☆高千穂(宮崎) 雲海のむこうに見える峰。渓谷と山の頂との落差。 稲妻とそのあとの洪水。 胎内を流れるような川面。遠く空を見上げると 鬱蒼した木々の隙間から一条のひかりが、まるで 誕生のように差し込んでくる。 てな訳で、中身の薄い 苦し紛れの回答であります。穏便に・・(笑
お礼
質問の魅力のなさ、お礼と称する無駄話の鬱陶しさに辟易されてか、 回答の足音がすっかり途絶えたと諦めかけていたところへの思いがけないご訪問。 ありがとうございます。 「中身の薄い苦し紛れの」お答えとして何とか読もうとしましたが、どうしてもそう読めません。 まことにもって残念です!(嬉 「蝋燭のあかりの下で」横になると、確かに理想的な睡魔が襲ってきそうですね。 真昼間、日の光を寿ぎつつ厚手のカーテンを閉めて午睡する、という自堕落が大好きな痴れ者には余計です。 <ぴりか ぴりか たんと しりぴりか いなんくる ぴりか え ぬむけ くす ね> ひかりひかり、この中に幸福があるから探そう、そういった大意なんでしょうか。 (アイヌの言葉に触れる割には、その実、完璧に何も知ってはいないんです) ルクソール。 都市がうずもれる、のではなく「移動していく」という捉え方に虚を衝かれました。 長々とナイルを下る。島田荘司氏の「水晶のピラミッド」にそんな描写がありました。 神殿。王家の谷。都テーベ。また、メンフィスという別の都からのこだま。 あるいはアマルナからの呼びかけ。トゥト・アンク・アメン王。その呪いと言われているもの。 一神教と多神教の争い。美女ネフェルティティ。 ラムセス2世。美女ネフェルタリ(笑 出エジプトしたモーセも同時代人か。1997年の、観光客を襲ったあの不幸な事件も忘れてはならないこと。 高千穂。 桜島の噴火口の上から高千穂の峰、阿蘇というコースで空を飛んだことがあります。 南九州の峻険は、おっしゃるとおり、峨峨たる山塊の連なりと渓谷の彫りの深さ、 その底を流れる血脈の川面が時として鏡となって太陽の光を反射していました。 およそ水平なもの、湖という平穏がない一帯。南国なりの自然の過酷さを実感させる天孫降臨の地でした。 「高千穂」にしても「ホノニニギ」にしてもいずれも稲穂に関係する言葉、 現実の場所にこだわる必要はない。まさにそのとおりなんでしょうけれども、 ここはコノハナノサクヤ姫、樹の花の精のように美しい女性とどのあたりの海岸で出会ったのか、 というどうでもいい穿鑿の都合上、あえてこのあたりという事に致しましょう♪ 自然も環境も、そこに住まう方々も神々しさの照り返しがあってめでたいです。 霧島のにごり湯は、ほんと、女性の肌などつるつるになりますものね。翌日はみな美女です!
- gomuahiru
- ベストアンサー率37% (593/1595)
こんにちは♪ 端的に美しい地名でなく珍地名でなく難読地名でもないものを 探すのが難しかったです。 イメージを豊かに膨らませ想起させる地名を探してみました。 以下の地名はいかがでしょうか? 【朱鞠内】(しゅまりない) 北海道の中でも指折りの豪雪、極寒の地域です。 もちろん道内の多くの地名と同じくアイヌの言葉に漢字を後から当てはめてありますが、女の子が鞠を静かについているような イメージがあって好きです。 http://www.nhk.or.jp/sawayaka/shumari.html 【箕面】(みのお) 大阪の郊外の自然に囲まれた高級住宅地です。 何ともいえない素朴なのんびりとした語感。。。 名前のいわれを見つけました。 http://www.city.minoh.osaka.jp/GAIYOU/HISTORY/home.html 【那古野】(なごや) 地元です。(笑)名古屋よりこの昔の字が趣があるし豊かな広がりが感じられていいのに・・・ 現在も西区内の地名で残っていてこの字を当てるお店もたくさんあります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2031897 【笛吹】(ふえふき)(うずしき) 山梨にある有名な方が(ふえふき)で 西東京の奥にあるマイナーな方が(うずしき)です。 山を渡る風の音から来ているのでしょうか・・・? 探せば他の県にもあるかもしれません。 http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/ 【栗駒】(くりこま) 宮城県にある高原とこけしで有名な所。 毛並みの美しい若々しい馬が躍動するイメージがあります。 実際に下の写真で山肌に馬の姿を見ることができます。 (栗色でなく白馬ですが) http://homepage1.nifty.com/kurikoma/kuri/kuri.htm 実際に知っている場所もありますが 落差を考えずに書いてみました。 かえって現実の市や町を知らないほうが想像の翼を広げられていいのかもしれませんね。(笑)
お礼
よくいらしてくださいました、アヒル様♪ アンデルセンのアヒルが実はアヒルではなく、やがてその美しい正体を現す。そんなイメージ(笑) あ、他人様のお名前から連想を膨らます、そういった企画ではありませんでしたね。 考えてみればもっと恐れ多い、土地土地の地霊について手前勝手な噂話をし顰蹙を買おうという、 文字通り神をも畏れぬ技の強要。よくご参加くださいました(笑) 朱鞠内。 北海道の地名はしばしば、一度聞いたら忘れられないほどのインパクトがあり、 これもアイヌの言葉がベースになっているからに違いないと思われるのですが、 耳にする音(おん)を音訓雑多な漢字で当てて、より増幅されている感があります。(以上、私見です) 人を容易に近づけない過酷な自然と、無心なわらべの時代へ通じる「朱の鞠」。 このギャップは詩的ですね。 箕面。 滝の形容に由来する地名だったのですね。 割りに近くに住んでいたことがありますが、迂闊にもこれは知りませんでした。 言われてみれば、なるほどです。 北摂の林野は茶の湯などに使用される高級製炭の提供地と聞いたことがあります。 それも今は滅びかけているのだとか。 那古野。 「なごや」という語感がすでにのんびりしてますね。 近世の日本は尾張、美濃、三河の人々が中心になって作り上げた世界。 「那古野」は「名古屋」よりアルカイックで雅びなイメージとして使われているんでしょうか。 笛吹。 これも雅びで遥かな地霊。 深沢七郎に「笛吹川」という女性を主人公にした小説があったのを思い出しました。 映画にもなっているそうですが、これは未見。っと、これはどうでもいい話。 「うずしき」は初めて聞きました。どうやったらそう読めるんでしょう(笑) これもいい語感ですね。美しいです。 栗駒。 う~ん、なかなか奔馬と見えませんでした。かなりデフォルメしてある(笑) たいそう見晴らしのきく山なんですね。驚きました。 東北は私にとってほとんど未知の世界。 郷土の方同士で話をされると、ほとんど一言も分らない。(これは沖縄の方も同様です) 以前、NHK-FMで東北のどのあたりの地方だったかの方言をそのまま取り入れた朗読を聞いたことがあります。 あの女性の声のすばらしく音楽的だったこと! お手数の入った回答いただき感謝に耐えません。ありがとうございました。
眠れない夜、地図を見て未知の場所へ思いを馳せることがあります。 (わたしには殆どが未知の場所なのですが…) 想像のなかではわたしには翼があって、両翼をはためかせながら何処へでも飛んでいくのです。 さて、皆様が美しい地名をあげていらっしゃるなか、どうかと思いましたが わたしは衝撃を受けた場所の名前をあげてみようと思います。 まず、あまりにも唐突に感じる ◇ 寝覚の床 (ねざめのとこ) http://www.avis.ne.jp/~hinoki/page3_1_1_1.html http://www1.ocn.ne.jp/~kisoji/nezame2.html ここには浦島太郎伝説があり、それによれば太郎さんはここで玉手箱を開いたのだそうです。 おじいさんになってビックリして眼がさめたことからここを”寝覚”と言うのだとか。 もう少し艶っぽい意味かと思っていたのでこれにはちょっとがっかり(笑)。 そのネーミングセンスは如何なものかと思ってしまう ◇ 暑寒別天売焼尻国定公園 (しょかんべつてうりやぎしりこくていこうえん) http://www.hokkai.or.jp/mashike/kanko/sypark.html こんなに長い名前をつけるからには何かしら訳があると思うのですが、それが「暑寒」 にあるのか、はたまた「別天売」なのか、「焼尻」なのか。尻を焼くとは何ごとであるか。 食いしん坊のわたしは焼売(しゅうまい)という文字を探し出してしまいました(^^; 羊のひづめの音が聞こえてきそうな ◇ 羊蹄山 (ようていざん) http://www.niseko.co.jp/youtei/youtei.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8A%E8%B9%84%E5%B1%B1 本当のところは存じませんが、ひづめの音が鳴り響く切立った岩場があるように感じます。 今はもうないそうですが ◇ 璃瑠蘭 (りるらん) http://ch.kitaguni.tv/u/10984/%a5%a2%a5%a4%a5%cc/%c3%cf%cc%be/%cb%cc%b3%a4%c6%bb/%b3%f2%c2%c0/0000316685.html 瑠璃はラピス・ラズリと考えると紫がかった碧い色と理解できます。 でもその逆の璃瑠にはどんな意味が込められているのでしょうか。 それとも単に「るりらん」が発音しにくいので「りるらん」になったのか。謎です。 「チンベ」 「もちりっぷ」 というのもまた独特の味わいがありますね。 ◇ 袰月 (ほろづき) http://hello.net.pref.aomori.jp/imabetu/sightseeing/horozuki.html 「袰」という字の意味はわかりませんでした。そのまま、母の衣、でしょうか。 薄い衣(きぬ)で包まれたような美しい朧月が浮かんできます。 ◇ 馬車道 (ばしゃみち) http://www.bashamichi.or.jp/home.html その昔は馬車が行き交っていたのでしょうか。 横浜は神戸と並んで西洋の文化の香りが漂う街。 文明開化。あいすくりん。そんな時代を知らないのになぜか懐かしく感じます。 そして、横浜といえばシュウマイ(またか!)。 風流な回答が並ぶなか、ふざけた回答で(もしかすると土地の名ですらないかもしれません) 申し訳ありませんm(_ _;)m ________ 以前読書のQでご一緒させていただいた者です。 あのお答えを参考にいろいろと読ませていただきました。 田村隆一氏の詩、エッセイ。 バルザックの『従妹ベット』『従兄ポンス』。 読書の愉しみがまたひとつ増えました。 特にバルザックの作品は、最初の数ページこそ読みにくく感じるものの、各々の人物が まるで生命を与えられたように(誰も彼もがものすごく欲深い…(・・;)動きはじめ、 楽しく読み進めることができました。非常に人間くさくて愚かで優雅で…面白かったです。 今まで手に取らないでいたことが何とももったいない!と思いました。 お蔭様で視野が広がりました。ありがとうございました(^-^)♪
補足
(お礼欄では制限文字数に収まりきらないため、こちらの欄を利用させていただきます。 補足のメールが届く設定をされている方、ご迷惑をおかけします。これは補足ではありません) 一応、土地の名から連想されるものという設問ですから、風流なものもあれば、 思わず吹き出してしまうもの(そこに住まわれる方に対しては、あるいは失礼に当たるかもしれませんが) イメージの衝突するものなど、いろいろあるかと思います。 で、今回答はスキャンダラス(?)な地名♪ 新たな視点からのアプローチ。大いに楽しませていただきました。 羊蹄山。 "蹄"といえば、若いころ出会った谷川雁の詩の一行が、いまだ蘇ってきます。 <駈けてゆくひづめの内側なのだ> 羊蹄山のそばを通ったことがあります。 「切立った岩場」があったか、はたまた蹄の内側のように蒼びかりしていたか、旅行者の目は粗雑でした。 ただ、一面の裾野は広く耕され、野菜が植えつけられるのを待つばかりでした。 砂糖大根か玉葱か、いやここはぜひポテトサラダ、男爵やキタアカリと一人決めに決めていました。 袰月。 "袰"。この字、私は初めて見たと思いますが、おっしゃる通り合わせ字なんでしょうね。 久と米で粂(くめ)のように。 "ほろ"は例えば飛騨地方白山がわに御母衣湖(みほろこ)などとあり、"幌"馬車も"母衣"馬車とも書くようです。 なるほど朧月のイメージ、いただきました。 太宰治の佳品「津軽」の最後のほうで、自分を子守をしてくれた女性に会いに行くくだりがあったのを思い出し、 WEB上の青空文庫と手元の地図帳で確認してみたところ、場所が少し違いました。 でも、今別のあたり、別の箇所でちょいと出てこなかったかな。 寝覚の床。 飛騨川、中山七里のほうなんですが、バス旅行で折角憧れの女性の隣に座れたのに、 前の日の宴会、二次会、三次会がたたって(酒も弱く)道中どうしても目が開かず、眠り通し。 艶っぽくなるチャンスを自ら放棄するというニガイニガイ思い出が(ーー;) 暑寒別天売焼尻国定公園。 笑ってしまいますね。 やたらに広いエリアを一つに束ね、束ねたはいいが中心がない。 仕方がないので、ええいとばかり地名をみんなくっつけた。 素人考えでは、そんなふうにしか受け取れない(ほんとは万やむを得ずそうなったかもしれないけど)。 尻もシュウマイも焼けそうです。寒天の下だって、そうなりゃ暑い。 馬車道。 今では古式ゆかしい通りの名もしくは汗のにおいのする道(これも立派な地名のうちだと思います)。 でも、ざんぎり頭をたたく文明開化の時代には、さぞ心ときめくハイカラな名称だったでしょうね。 シュウマイまで楽しい話題♪(うう、駄洒落のつもりかい。さぶっ) ________ ほんとに読まれたんですね。驚くとともに、お役に立って何よりです。 同じ小説でも、短編は詩に近い味わいがしばしば。(とりあえずマンスフィールド、国木田独歩で代表しとこうっと) 小説らしい小説、小説の醍醐味はやはり長編ですね。 どろどろした人間関係は現実世界の縮図そのもの。 自分もまた悪徳のカタマリであり、犯罪者の予備軍であることに否応なく気づかされてしまいます。 かつて辛口の山本夏彦氏は、 新刊本は古典を読むのを妨げるために発行される、みたいなことを繰り返し言っていましたが、 一理あるかもしれません。古典を先に読んでしまうと、手に取らなくていい新刊本は急に増えてしまいそう。 もちろん現代においても、今だからこそ書かれる名作も次々に生まれていることも事実でしょうが。 ご一緒したあの質問。質問者の方はいつも楽しい工夫を凝らされる方ですね。 一から想起しなさいみたいな私の質問と違って、口に運べばいいまでにあらかじめ噛み砕いてある。 シリーズ化した質問がある、と非難めいた回答をしている人を見かけたことがありますが、 私からすればこれは逆。質問は普通、シリーズ化しやすいもの。 一つの疑問の解決が次の疑問を生むことは、少し真剣に物事に取り組んだことがある人なら、誰しも覚えがあるはず。 と、以上、脱線に告ぐ脱線の、、お礼(とどうか受け取ってくださいませ) 回答UP時間午前5時36分。「眠れない夜」といい条、回答者様が不眠症であるとも思われず、 きっと寸暇を惜しまれてのこの時間。身に染む思いで受けとめています。 ありがとうございました。
- parie7
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『羽曳野』で大阪の地名が出ましたが 『鴻池新田』というのが私にはなんとも興味深いと思われます。 鴻池は大阪の豪商。 鴻池善右衛門が広大な新開池の跡地を開発したところだそうです。 実は私は鴻池新田に行ったことはないのですが 字で見てのとおり、 「鴻池」さんが開発した「新田」というネーミングがとても直接的で面白いと思います。 《鴻池さんはどんな人だろう。 新田開発には多大な費用がかかったろうな。 私利私欲ではなく民衆のために新田を開発したのだろうか。》 こういうことを地名を聞くたびに考えてしまいます。 ちゃんと調べればよいのですが(^^ゞ それから東大阪に『瓢箪山』という地名がありますが この地名を聞くとなぜか昔見た「ひょっこりひょうたんやま」が思い出されてなりません(^O^)/ どうもすみません;;おじゃましました~
お礼
おお、瓢箪村とくるみの木。記憶をちゃぷちゃぷ掻き分けて放送第一回を覚えている人は少ない。 私はしっかりと覚えておいでになられるのです。あれは元和元年コオロギ年のことでした。 また、数あるキャラクターの中でも、センターバック・スコアボールド・ランニングホーマー氏はことにも印象的。 これほどドラマチックな名前がかつてあったでしょうか!(^^)v 鴻池新田。私も代々の鴻池善右衛門について何も知りませんし、その功績も存じません。 上方落語に出てくるくらいですか、知っていることといったら。 初期のころ清酒で儲け、のち両替商に転じたのでしょうか。 江戸時代に、たとえば瀬戸内の各藩でも遠浅の海を盛んに干拓して"新田"としたようです。 鴻池新田の場合、湿地の開発ということになるんでしょうね。 同じ畿内でも木津川、宇治川、桂川が合流してくるあたりでも巨椋池(おぐらいけ)という 大きな池が比較的近年まであったことは、現在でもその地形を見ればしのばれますし、 谷崎潤一郎の、、確か「蘆刈」の舞台にもなっていました。 って、 なぜ私が「回答」しているのでしょう(^o^;) あやふやな話はこれまでにして、 回答いただきありがとうございました。 年に二、三度、他とはズレまくった異邦人のような質問をしていますが、 その都度目ざとく見つけられるばかりか回答までお寄せくださり、感謝に耐えません。 これからもどうぞよろしくお願い申し上げるしだいです。
こんにちは、No4です。たびたびおじゃまして申し訳ありません。 ご丁寧なお礼を有り難うございました。 回答について、訂正とお詫びです。 ついでに、もうひとつ回答させてください。 貼り付けるべきURL、忘れてたものがあったのに、たった今気がつきました。 http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/asp/mc0040.asp?eno=H154132010 http://www.itoen.co.jp/corporate/map.html 説明不足で余計な手間を掛けさせてしまいました。 お詫びいたします。 それから、回答の引用した歌詞の一部の訂正です。 He lives sido of me.のsido→sideのタイプミスです。 訂正してお詫びいたします。申し訳ありませんでした。 さて、もうひとつ気になっている地名への思い入れを・・・。 韓国の首都ソウル・・・ ハングル文字が使えないんで申し訳ありませんが、 日本語で書くと「ソウル」ですね。 英語の表記だと「Seoul」 個人的なこじつけで申し訳ありませんが、どうしてもこの言葉から、 「ソウル」→「ソール」→「Soul」→「魂、精神」 を連想してしまいます。 詳述は避けますが、外交上、現在さまざまな問題をかかえてますね。 同じ人間同士だから、何とか「魂」をこめたお付き合いがしたい・・・ 国家間でも、日常の個人間のお付き合いでも、・・・ そして、このサイトを含むネット社会でも・・・ もちろん「綺麗事」だけでは世の中進みませんし、 青臭い理論を振りかざすだけなのも能が無い事ですが・・・。 少し暗かったですかね。申し訳ありませんでした。^^; そう言えば「ソール」には「Sole:かかと、靴底」の意味も在りましたね。・・・ たびたび、おじゃましました。
お礼
これはまたご丁寧に。 あまり気にしないでください。 ジョッキからあふれるビールの泡のような"うたかた"な質問です。 肩の力を抜きましょう。 そういえば、ソウル・ミュージックとは韓国の流行歌のことかと本当に首をかしげた知人がいました。 「ドック・オブ・ベイ」のオーティス・レディング、アレサ・フランクリンを知っていながらと 少々唖然でしたが、歌好き、カラオケ好きの彼にとって音楽のジャンル分けなどどうでもいいこと。 日本語でも英語モドキでも堂々とガナってました(笑) 確かに歌は、よい歌かそうでないかの違いがあるだけ。そう言い切って差し支えないと思いませんか。 よい音楽は国を超えて心を揺さぶる。魂を奪われる瞬間が実際に起こりますもの。 かかとから翼の生えた天使たちがリラの竪琴を掻き鳴らしながら朝霧の中をわたって行く、 そんな目覚めぎわの夢も一度は見てみたい。 再度のお越し、恐縮です。ありがとうございました。
お礼
すぐにもお礼をと、はやりながら、すっかり遅れてしまいました。 申し訳ないことです<(_ _)> ところで、私もリピートはするほうだと思いますが、3回が最高です。 4打席連続ホームランはさすがに気が引けて打ちに行けない(爆) ――のではなく、そこまで気持ちが及びません。 「祭りの後の寂しさ」と気をお使いですが、ご心配なく。 質問を始めたのが自分なら、締めるタイミングも自分。自分の責任においてです♪ 回答は大変。 特に私の場合、あやふやな知識でもって、自分でもよくわからない不確かきわまることを 図々しく答えようってんですから。しかもしばしば気心の知れない質問者を相手に。 そこへゆくと質問とか、 答えてもらってる内容から恣意性を発揮できるお礼と称するモノは気楽でいいですねえ。 ここで一句。 断るまでもなく傑作です。アホ 折角の力作を回答しても、質問者のほうは、 ・隠し味わからぬおれも腹は減る だったり、 ・知を慕うほどな問いでもあるでなし と案外クールだったりします。なかには、 ・餌に寄るはドンコばかりだ次行こう と無反応締切、放置を食らったりします。もっとも回答者のほうも、 ・セーターを編んだつもりが犬の腹掛 と、こと志と異なったりしますから何とも言えません。 カーテンコールも終ってしぶしぶに席を立つ時間。 後ろ髪を引かれる思いで劇場をあとにする。 道すがら聞こえてくる人の声、世間の物音。 それら聞きなれていたものが これほどに平板で色あせたものかという驚き。 前方からひしめいてやってくる明日の現実。 頬や額にはまだ華やかだった舞台の余韻がくすぶっているというのに。 この世では、自分ひとりでは決して変えられないものがある。 けれども、と思うのだ。 夜も本物の夜ともなれば、足もとの大地はたちまちに溶け、 宝石箱のなかへ転がり落ちたような燦然たる星々の世界になる。 右も左も、上も下も等価の世界だ。 ひとはただ浮き上がり、飛翔するしかなくなる。 闇と光と風。これが天使たちの時間だ。 「それ以上のなにか満たされたものがある」 「このQでいろんな土地へ行くことができた」 これはこのスレへの最高の賛辞として素直に受け取らせていただきます。 こちらこそ贅沢に楽しませていただきました。ありがとうございました。 高橋まゆみさんの永遠のおばあちゃんたちにもよろしく♪