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デンマーククローネのレート

デンマークに一ヶ月ほど滞在する場合、現金は日本円で持っていったほうがよいのでしょうか、それとも日本で用意して行ったほうが良いのでしょうか? 両替手数料等を含めどちらがお得かご存知の方、教えて下さい。 両替がオススメな場合、交換レートが良い場所や手数料が安い場所を教えて下さい! 日本・デンマークとも

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  • Umada
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回答No.3

こんにちは。先般のコペンハーゲンカードの件に続いてお会いしますね。 私は年に10回ほど海外に出かけており、有利な両替法については非常に興味を持っております。きちんと数字を出した上で両替法の損得を比較したいと思います。 通貨間の両替を行う場合、基本的原則は「国際的通用度が相対的に低い通貨の国で行う」です。ここで言う「通用度」の語には、その国の経済力、通貨の安定性、流通量といった評価が総合的に含まれます。 日本もデンマークも経済力や通貨の安定性は優秀ですが、日本でのデンマーククローネ(以下DKK)の流通量は非常に少なく、コスト(主に死蔵コスト)の関係でレートはどうしても悪くなります。日本で両替すると日本円→DKKの片道でだいたい10%目減りします。 一方でデンマークを含めて北欧では、「人が提供するサービスのコストが高い」という特有の事情があります。両替もこれに漏れず、1回当たり20~30 DKK程度の手数料がかかりますので、両替の場所や一回の両替額には注意が必要です。 まず、コペンハーゲン・カストルップ空港でのレートから見てみましょう。 2006年1月4日 ●Nordea銀行 自動両替機 日本円→DKK 10000円で 512.26 DKK DKK→日本円 544.26 DKKで 10000円 手数料1回30 DKKを加算 ●Danske銀行 窓口 日本円→DKK 10000円で 502.26 DKK DKK→日本円 542.26 DKKで 10000円 手数料1回30 DKK(市中銀行の営業時間外は35 DKK) 例えばNordea銀行の方で売買の中間レートを取ると10000円=528.26 DKKということになります。これを銀行間取引レート(マージン抜きのレート)の目安としましょう。中間レートと日本円→DKKの差額は16 DKK、528.26で割ると3.0%です。 これに手数料30 DKKが加算されます。これを含めて考えますと、例えば5万円を両替した時の銀行間取引レートからの目減りは4.0%と見積もられます。ちょっと高めですがぎりぎり許せる範囲でしょう。 市内の私設両替商はもう少し良いレートを出しています。例えば以下は北欧で多くの店舗を持つ"FOREX"[1]のレートです。 2006年7月6日時点 ●FOREX 日本円→DKK 10000円で 492.73クローネ DKK→日本円 514.82クローネで 10000円 1月の時点からは相場が動いていますから単純に絶対値での比較はできません。あくまでマージンの大小で比較する点に留意願います。 上のNordea銀行と同様の計算をしてみると、日本円→DKKの片道での目減りは2.2%ということになります。実際の両替では1回当たり20 DKKの手数料が加算されますので、例えば1回に5万円を両替したとすると、最終的な目減りは3.0%程度と計算されます。 なおトラベラーズチェック(以下TC)はレートが落ちる上、TC1枚ごとに手数料が加算されます。万一に備えて円かユーロ建てのTCを持っていくのはよいのですが、それをメインに使うと損です。 1か月程度の滞在となりますと金額もかなりのものになると思います。当然ながら、全額を現金で持ち込むのは安全上勧められませんので、「クレジットカードによるキャッシング」や「国際クレジットカードでの引き出し」も併用するとよいでしょう。 クレジットカードでキャッシングした場合の引き落とし額は以下のように計算されます。 (1)引き出した現地通貨額を、クレジットカード会社が定めるレートで円換算。(米ドルを経由した換算になる場合もある) (2)利用日から引き落とし日までの日数に応じて利息を加算。利率は年利で25~30%程度。 となりますと興味は「クレジットカード会社が定めるレートとはいくらなのか」「利息がどれくらい加算されるか」に移ることと思います。 まずクレジットカード会社が定めるレートですが、これは銀行間取引レートと同等とみなして頂いて結構です。私のこれまでの経験ではだいたい0.3%以内の違いで、為替が大きく動いた日で0.8%程度の差です。 次に利息ですが、利用日から引き落とし日までの日数は短くて25日・長くて55日くらいですので、利息は最小で2%・最大で4%ほどです。この分を目減りと考えればよいでしょう。 日本円現金からの両替はまとまった額でないと手数料が割高になりますが、クレジットカードでのキャッシングの場合は小額でも気軽に引き出せる点でメリットがあります。 ご興味があれば[2,3]のページなどでご覧下さい。 国際キャッシュカードは以下のような計算です。 ・シティバンク銀行 現地通貨額を米ドルに換算、手数料3%を加算した上で、米ドル電信売レートで日本円に換算 (換算レートは銀行間取引レートに準ずると考えてよい 全体では現在のレートで3.9%ほどの目減りになる計算) ・新生銀行 VISAインターナショナルが定めるレートに手数料4%加算 (「VISAインターナショナルが定めるレート」は、キャッシングの項で説明したように銀行間取引レートと同じとみなしてよい) いずれも銀行間レートからの目減りは約4%と覚えておけばよいでしょう。他のカードでも似たようなレートですが、カードによっては1回ごとに引出し手数料がかかることがあります。 【結論】 デンマークに行ってから、クレジットカードのキャッシングを利用するか、両替商をよく選んだ上で日本円現金から両替するかが有利です。それ以外の方法も含めた両替法の比較は以下の通りです。もちろん、目減りの数字が小さいほうが有利です。 ・デンマークで日本円から両替 3%程度の目減り(両替商を選び、まとまった金額で両替する) ・クレジットカードでキャッシング 2~4%の目減り(日本の引き落とし口座に入金しておくのをお忘れなく) ・国際キャッシュカードで引出し 4%の目減り(万一の場合は役に立つ) ・日本で両替 10%以上目減り(やめたほうが良い) [1] http://www.forexvaluta.dk/ *手数料は"Price list"のページで見ることができます [2] http://www.nicos.co.jp/hp_trvl/overseas/os_cash.html [3] http://www.dccard.co.jp/useful/money/o_atm.shtml

参考URL:
http://www.forexvaluta.dk/,http://www.nicos.co.jp/hp_trvl/overseas/os_cash.html

その他の回答 (2)

  • yatagaws
  • ベストアンサー率21% (73/333)
回答No.2

デンマークに限らず先進国でキャッシュ化するには、すべてクレジットカードを使用しましょう。ATMがどこにでもあるので大変便利です。日本ではあまりクレイジットでキャッシングしませんが。海外では便利です。クレジットカード会社からお金を借りるわけですが、現金を持ってゆく必要がなく、その日に使う分をどこでも出せるので安全です。暗証番号を忘れずに調べておくようにしましょう。ただ、カードをなくすると困るので複数の人でゆくときは皆さんが持って行きましょう。銀行カードではありません。これは海外では使用できません(除一部)。

  • aiueo5
  • ベストアンサー率27% (10/37)
回答No.1

現地で日本円からデンマーククローネに両替する方が有利です。 日本ではレートが悪い上、両替所を見つけるのに苦労します。 私は最近では先進国の場合、クレジットカードのキャッシュアドバンスを利用しています。クレジットカードで普通のATM機からお金を引き出します。利子を含め、レートは現金とどっこいどっこいです。 ビザ、マスターならどこでも利用できます。 利用方法は日本のバンクカードの利用と似ています。 カードを挿入します。言語を選びます。暗証番号(ピンコード)を 入れます。緑のボタンを押します。金額が出ます (せいぜい数万円程度)。選択します。 面倒でないので、もっぱらこれです。 ロンプラなどの英語のガイドブックではよく紹介されていますが、 なぜか日本語のガイドブックではあまり紹介されていません。

mimiusa
質問者

お礼

ありがとうございます。 クレジットカードで引き出すということですね? 調べてみます。新生銀行などのキャッシュカードで引き出すのとはまたちがうんですか?

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