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万景峰号の入港を禁止したことについて
万景峰号については、様々な疑惑がありました。 拉致被害者、麻薬、ミサイル部品、ミサイルの加工機械、外国為替法の不正な持ち運び違反などです。 ネットで2,3調べたところ疑惑の範囲なので、そのことで法律的にはどの程度の拘束性ができたかは詳しく理解していません。 今回のミサイル問題での入港拒否について、単純になぜ今まで入港を許可していたのか疑問に思いました。 そして、ここで万景峰号を検索してみました。 すると、答えは「国際港の開港の原則からいって入港を拒むことは不可能である」との意見でまとまっていました。 そこで、質問が4つあります 1、今回の入港拒否は、日本側の開港の原則に違反するのか 2、今まで入港拒否できなかったのは、あくまで疑惑という範囲だったからか 3、拉致問題の発覚のときも入港拒否が一時とられていたのか 4、個人的な意見として、疑惑がこれだけあり問題の解決されてないまま、入港させていたことにどう思うか
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#3です。 残念ながら日本は法治国家なので法を犯しそうというだけでは発動させることはできません。 確かな証拠が出るまでは軽はずみに強権を発動してしまうともしも間違いなら大問題になってしまうので確たる証拠を持ってから今回のような正式な発動になります。 日本は大人国家ですから子供の脅しだけでは動かないですが実際に殴りかかってきたら、いなしてから制裁という形ですね。
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- suiton
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原則として入港拒否は、開港の原則に反するかなりイレギュラーな法律です。江戸末期に鎖国を解いて以来かもしれません。 それだけ、日本としては強硬な処置といえます。
- millennium-man
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万景峰号は次のような船です。 1)北朝鮮の対日工作母船である。 2)この船は、在日朝鮮人の寄付により建造された大型貨客船である。 3)この船で、人、物、金が、日本から北朝鮮へ、北朝鮮から日本へ流れている。 日本から北朝鮮に流れる物は、ミサイルの部品、生物化学兵器の原料、首領様の喜ぶ贅 沢品や嗜好品とカネである。 北朝鮮から日本に流れる物は、覚せい剤、麻薬、など、偽札持ち込みの疑いもある。 4)この船に、北朝鮮主脳部が乗り込み、在日工作組織を船に呼び寄せて工作指令をだしていた。 以上のことからこの船は日本にとって危険極まりない船です。今まで入港を許していたことが不思議な ことで遅すぎたぐらいです。その理由は日本人の特に外務省の事なかれ主義と及び腰外交によるもの、 それにアメリカは北の核廃絶を第一に考えており、小泉首相はアメリカ追従主義をとり、常にアメリカ の顔色ばかりを窺っていたなどが考えられます。北に味方するものは日本だけが経済制裁しても効果が ないと言いますが、これは口実にすぎません。アメリカも一国だけで制裁措置を行い、北も相当困っています。 日本もアメリカに匹敵する経済大国、効果のないはずはありません。 日本に入港する船は年間100隻ではありません。全国合わせば1000隻近くになります。これらも 怪しい船は徐々に減らしていくべきでしょう。 とにかく今度の北の行動は墓穴を掘ったということが言えます。
お礼
ご回答ありがとうございます 結局は、疑惑があるだけではアクションが起こせないではなくて、 国民の生命と財産に関わる重大な疑惑を明らかにさせる法律が日本にないと言うことですかね。 残念です。
- s-_-
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1、国際港の開港の原則からいっても国際法を平気で反故にする国家に対して法律論字体を持ち出す必要性がないが今までは情をかけていただけ。 2、法治国家である以上は法律がなければ拒否する根拠がなかったため。 3、拉致問題の時には入港拒否はとられていないが市民が抗議して入港を拒んでおり、朝鮮総連および万景峰号からも入港に際してトラブルのないように政府に訴えていた。 4、私見では問題の解決はすぐには無理であり国家基盤が弱体化し、韓国や中国も援助しなくなり政治体制が変わるまでは入港は反対すべきであると思います。 ちなみに日本が経済制裁することでかなりのダメージは与えられます。
お礼
No2,3、ご回答ありがとうございました 今回の万景峰号の入港禁止の措置は、特定船舶禁止法案を受けて発動したと理解できました。 それから、この法案を読んでいると、ある事に気づきました。 この法律の入港禁止の根拠が、「我が国の平和安全の維持のため特に必要があると認めるとき」のところです。 つまり今回は、北朝鮮がミサイルを発射したことが、日本の平和と安全の維持に特に必要ありとみなされたはずです。 そのため、この法律により入港禁止の措置となった。 しかし、ミサイル発射の前に、この法案が発動できたのでは?と思うようになりました。 私が考えるその法案の発動の根拠は、「疑惑がある」ではなく、「疑惑が明らかに解決されていないため」で十分だったのではないでしょうか。 日本にとって、万景峰号の国家レベルの重大な疑惑が明らかにならないかぎり入港を拒否することは正当であり、この法案の根拠における日本の平和と安全に特に必要があるとして解釈が成立できたと思います。 実際に、拉致問題も発覚しており、解決はされてません。つまり、進行中です。 もちろん疑惑が白であった場合は、日本が大きな損害賠償及び、国家的な謝罪を含めて負うことになるはずです。 問題は、リスクと責任を背負って、よりよい決断をすべきと思います。
- pluto002
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日本が一国で経済制裁をしたところで北朝鮮にとって、あまり大きな打撃になりません。依然行った食料品などの輸入停止措置も、北朝鮮にとっては日本から韓国や中国に輸出先が変わったという形で極めて効果が薄い状況です。 だから万景峰号を止めたところで、あまり意味が無いと日本政府は考えていると同時に、むしろ入国させ関係者を泳がせておいたほうが、北朝鮮の内情を知る手がかりができ情報が得られるので、入国させておくことのほうがプラスだと考えているのではないでしょうか。
- hiroki0527
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2.入港拒否する法律等が無かったからでしょう。 有ったら「特定船舶入港禁止法」なんて法律作りません。 ポートステートコントロールだって一時しのぎであって規格・検査合 格すれば拒否する事は出来なかった訳です。 4.拒否する法律等も無しに感情だけでOKNOは出来ません。 だからこそ「特定船舶入港禁止法」なんて法律を作った訳ですね。 この法律は違反だなんて言っている弁護士集団や市民団体もいるようですけどね。 疑惑だけで入港拒否なんかしていた日にゃ物流が止まります。 別に疑惑は万景峰号だけに限った話じゃありません。
お礼
ご回答ありがとうございます 2の答えに対して、何年か前にTVのニュースで特定船舶入港禁止法があったというのをぼんやり覚いだしました。 調べ見てみると、平成16年に成立されたようです。 入港禁止の決定は、平和と安全のためと特に認められたときのようです。 決定には、国会の承認がいるそうです。 国会が閉会中の時は、先に決定して後から承認という流れになりそうです。 疑惑だけで入港拒否はできないの回答は、その通りだと思います。 4に対する自分の答えとしては、国の平和と安全を特に脅かす疑惑にたいして、問題を先送りせずに、はっきりさせるべきだと思いました。 万景峰号の重大な疑惑を、はっきりさせれない問題として何があるのか気になりました。
お礼
ご回答ありがとうございました 万景峰号の疑惑に対して、「疑わしきは罰せず」は当然です。 しかし、この疑惑に対する日本の対応は「疑わしきは、審理、捜査、適切な措置とらず」に見えてきました。 ある船で万引き犯を匿っている恐れがあるため、入港拒否!というのはデタラメです。 疑惑の程度というものがあります。 他の諸外国なら万景峰号のレベルの疑惑に対して、 恐らく黒か白かはっきり証明されないかぎり入港拒否という措置をとるのではないかと思いました。 国際的な標準という意味でどうのような対応方法があったか気になりました。