40歳の既婚女性です。お嬢様を立派に一人前の大人にまで育て上げることに専念・・・・そのお気持ちはとても立派なことだったと思います。でも、もうお嬢様も思春期とあってはやがて巣立ってお行きになる日が来ることもそろそろ覚悟なさったほうがよろしいかと思います。
ご質問者さまも、もうそろそろご自分のことをお考えになってもいいと思いますよ。ご自分の胸の内にふっとそんな気持ちが芽生えたら、それはチャンスと言ってもいいでしょう。もちろんその気におなりになったら、女性のお友達なんかすぐ作れると思います。まして42歳といえば男性として一番いい時、魅力もたっぷりのいい年代じゃありませんか。
相手となる女性の条件についてはとてもこれと制限も出来ません。縁は異なもの、味なもの・・・・ですから。
ただ、最初はお友達としてそれに相応しい方を選んでいただきたいなと思う、それだけです。その方と先々特別の想いに発展するなら、もちろんそれも良しとして。
でも、そこからさらに先のことまではとりあえずお考えにならないで、気軽にお付き合いできる方をお選びになればいいのではないかと思います。
出会いの場としては、スポーツや趣味のサークルに参加なさるのが一番いいかなと思います。この年代が参加するサークルはそれこそ沢山ありますし、なによりもそうした場で知り合った方なら趣味や価値観といったものに共通項があることで話題も尽きないでしょうから。
ただ、お友達が出来たら、そのことをお嬢様に上手に説明して賛同を得ておくこと、これは大切なことです。
ですが、これが男の方にはなかなか上手に話せないことではないかと心配です。
どう説明するかについては私自身にも良いアイデアは浮かびませんが、お嬢様ももう思いのほか大人の女性の感覚を身につけていらっしゃいます。ここは終始明るく率直に、そして正直にといった感じが大切ではないでしょうか。
このことで前もってさりげなく、でもフランクに一度お嬢様と意見交換をしておくというのもいいかもしれません。
なにしろお嬢様はとても多感なお年頃ですし、父親が付き合っている女性とは、お嬢様にとってはとても複雑な思いがする存在です。しかも、たとえ離婚なさったとはいえお嬢様にとっては実のお母様がいらっしゃいます、その存在の重みもあらためて思い出されることでしょう。そうしたことはおそらく男性には十分理解できない女性ならではのとても複雑な感情なんです。
ですから、そうしたお嬢様のお気持ちだけは、さりげなく量りながらしっかり理解してさしあげなくてはならないでしょう。
当面はそこまで深く考えないことにしましょう。ますます気が重くなりますからね。でも、一旦女性のお友達が出来たら、繰り返しますが、ぜひ終始お嬢様のデリケートなお気持ちを大切に考えてさしあげて欲しいですね。
このあたりについてのことは、もしよろしければ、映画にもなってヒットしたフランソワーズ・サガン著の「悲しみよ今日は」をここで読んでおいて頂きたいなと思います。
いい方との素敵なめぐり合いをお祈りしています。
お礼
ご丁寧な回答有難うございました。 「悲しみよ今日は」とはどんなものか?簡単に解説してあるホームページを探し読んでみたところ、正に今私が読まなくてはならない本だなと思いました。 私が書き込みしたのもNannetteさんが回答してくださったのも何かの縁だと思います。そしてこの本にたどり着いた事に感謝します。早速買って読んでみようと思います。