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なぜ日本を経由してるの?(乗り継ぎ便)
日本での乗り継ぎ便についてお尋ねします。 たとえば「中国、台湾からアメリカへの便」ですが、どうやら日本で一度乗り継いでるようです。逆に彼らがアメリカから国へ帰るときも、日本経由らしいのですが、、、。 なぜ日本で乗り継ぐのでしょう?直行したほうが早いのではないでしょうか? 台湾からしたら、日本を一度経由してアメリカにいくのはかなり中途半端だと思うのですが。まだ給油の必要もなさそうだし。 ちなみに飛行機も変えてるのでしょうか? この場合「入国」「出国」の形をとったことになるのですか? 日本のどこの空港が利用されていますか? このあたりで教えてください。 よろしくお願いします。
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飛行機を飛ばす場合、航空会社以外に、国同士の話し合いが必要になります。 たとえば、アメリカの航空会社は、日本行きの便をさらにその先まで経由便として飛ばしていいかどうか? の了承をとっています。「以遠権」といいます。 いちばんの理由は、日本行きはマーケットが大きいということでしょう。 直行便を飛ばしても満席になる可能性が低い行き先も結構あります。その場合、東京までは戦略的に毎日飛ばして、その先は、二箇所(ソウルと香港という感じで)に隔日に飛ばすとか、いろいろな運用ができます。 なお、乗客は、単なる乗換えなら、入出国手続きをせず、ただ乗り換えるだけです(トランジットといいます)。荷物もそのまま乗せ換えらるのが一般的です。 アジアの航空会社がヨーロッパ各地へ飛ぶ場合、ドバイなどを経由するのも、こういった理由でしょう。 成田はシンガポール航空、タイ航空、大韓航空などのロサンゼルス行き便の経由地になっています。
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- osi_nari
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1です。補足します。 「乗り継ぎ便」ではなく「経由便」の場合は、 単純に「直行便では乗客が集まらないから」 という理由だったり、「直行するにはちょっと 燃料が足らないから」という理由だったりします。 私が過去に経験した例では、 関西空港からロサンゼルスを経由してサンパウロに 向かう便を利用してロサンゼルスに行ったことがあります。 飛行機会社にしてみれば、関西空港からロサンゼルス、 関西空港からサンパウロ、ロサンゼルスからサンパウロの 3種類の乗客を1回で運べるので、 直行便を3本出すより安上がりなのですね。
お礼
ありがとうございます。 なるほど!!! 「経由」だと給油か、2区間をまとめて運ぶってかんじですかね。そういわれてみればそうですね。色んな経費を考えても 「関西空港からロサンゼルスへ行きたい人」 「ロサンゼルスからサンパウロへ行きたい人」 「関西空港からサンパウロへ行きたい人」 これらまとめてひとつの飛行機で運んだ方が経費的にもいいですね。 非常に分かりやすいです。 ありがとうございます。
- osi_nari
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「乗り継ぎ便」は飛行機を替えますね。 目的地までの直行便が無い場合、直行便が出ている空港 まで別の飛行機で行ったり、また目的地近くの空港まで 飛行機で行った後、そこから目的地までの便に乗り換える、 という時に乗り継ぎを行います。 直行便があるのに乗り継ぎを利用する、というのは、 長時間機内にいるのが苦手な人や、外交上の問題で 直接目的の国に入国できない(まぁこの場合は普通、 直行便が出ていませんが)人、または直行便の便数が 少なすぎて丁度良い直行便がない場合など、何かしら 事情のあるケースがほとんどではないでしょうか。 日本では、成田でも乗り継ぎ便の離発着がありますよ。 通常は、「トランジットルーム」というエリア内のみを 自由に行動できますが、トランジットルームから外に 出ることは出来ません。 地理的には日本ですが、入管も税関も通らずにそのエリア内で 待機するだけなので、「日本に入国した」ということにはなりません。 ※当然「日本を出国した」ということにもなりません 余談ですが、カンボジアの難民がカナダ行きの飛行機に乗るために 成田で乗り継ぎをし、その際に日本在住の兄弟が「一目見たい」 とトランジットルームが見える窓にへばりついて探し、 窓越しに声を掛け合ったり、空港職員の計らいで 着替えなどの差し入れを届けてあげたり・・・という ドキュメント番組をNHKでやっていたことがあります。 この場合は、カンボジア→カナダの難民ビザしか持っておらず、 日本に入国することが出来なかったため、 トランジットルームから出ることが出来ず、 窓越し、あるいは人づてのやりとりしか出来ない、 という事情だったと記憶しています。
お礼
ありがとうございます。 お礼が遅くなりました。すみません。 直行便の便数もけっこう限られてるんですね、、。 日本からだと、いろんな経路への直行便がおおいのかもしれませんね。 予想ですが、利用客も多そうだし、、。 >「トランジットルーム」 というのがあるんですね。参考になりました。 私も乗り継ぎはありますが、まったく異なる第3国で乗り継ぎしたことはないので、すごく不思議な感覚です。 カンボジアの難民のお話参考になりました。 直接会わせてあげればいいのに、、、と思ったりしますね。 このような場合、ビザ永久免除の国だと、ちょっと出て人と面会して、でまたトランジットルームに戻る、、とかいうことができるんでしょうか、、? ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 >いちばんの理由は、日本行きはマーケットが大きい 大変参考になります。つまり利用客が多いから、、ってことですよね。 日本を経由していく発着地は、利用客が少ないんですね。 そうなると「以遠権」の存在が必要なのも分かる気がします。 ありがとうございます。