あくまでも「統計」の話になってしまいますが、女性の場合、相手の話を聞きたい-というより、話を聞いてもらいたい-という人が多いそうです。
別に意見が聞きたいわけでもなく、ただ、話を聞いてほしい-という人が多いそうです。
ですから、まずは「聞き上手」になればいいのではないでしょうか。
気の利いたことを返そうとか、自分から次から次へ話題を振らなければ-と気構える必要はないと思います。
適度に相槌を打つにしても、「人の話をちゃんと聞いてくれる人」と「話を聞き流している人」との区別は、話している側にも分かります。
ですから、まず、「人の話を聞くこと」からはじめればいいのではないでしょうか。
話をきちんと聞いていれば、自然と返す言葉は出てきます。
次に言いたい言葉が直ぐに出ないのは、結構ありますよ。
これまでに後悔されることもあったかもしれませんが、そんなに気にしなくてもいいと思います。
ただ、言葉や話題のストックを蓄えておけば、その多くは無駄になるかもしれませんが、もしかしたらどこかで役に立つかもしれません。
この先、男性でも女性でもどんな人と知り合うか、その可能性は無限大ではありませんか?
新聞のみならずさまざまなジャンルの本を読む、ニュースを見る、娯楽番組を視聴する、映画を見る、音楽を聴く、歩く、観察する、体験する…どこで何が生きるかはわかりません。
前向きにいろいろと体験してみる-のも1つの方法ではないでしょうか。
話題が豊富であれば、いろいろな人と会話ができるチャンスにつながると思います。
いろいろな人と知り合えば、そこから自分が知らなかった世界が広がります。
そして、さらに会話の内容にも深みが増します。
一番話のないように深みが増すのは、自分で体験したこと…ではないでしょうか。