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ソプラノサックスはカーブドかストレートかどちらがいいのか?
現在ストレートのソプラノ(ヤマハ475)を吹いてます。なかなか右腕がしんどくて(^^;やっぱりカーブドのほうが良かったのだろうかとも思えます。見てくれは確かにいいのですが、演奏が容易なほうがやはりいい気もします。 それからストレートソプラノを吹いている方は、なんか姿勢悪くうつむいて吹いてしまっているように見えるんですが、気のせいでしょうか。なるべく腕に負担かけないようにああなっちゃうんかなと思ってしまいます(^^:
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- altosax
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>アルトの形をしたソプラノがありましたねそういえば! そう、日本製では柳沢が販売してますので、試奏させてもらえますよ! 文字どおりアルトの音域がそのままもっと高音になったような音色です。(これをさして私は「鼻づまり」と書いてみました) 多分あの蜂蜜のような直管ソプラノの甘さ、というのは屈曲が無くてどこにも反射しないことで成立しているもろにリード振動の音なのかもしれないですね… >ストレートアルトはどんな音になるんでしょうかね。 >興味ありますがなかなかお目にかかりません。 アルトは大久保の管楽器店のショーウインドウに販売陳列されているのを見たことがあります。 もし東京かその近辺にお住まいでしたら大久保の楽器街をこまめにお散歩されてみてください^^ 地方にお住まいでなかなか現物を見る機会がない場合には、レコードやCDで探してみて下さい。 ストレートのアルトは、白人のジャズアルト奏者Jerry Jerome(ジェリージェローム)が有名です。(アルバムとしてはABCレーベルに吹き込まれた一枚しか残っていない様子なんですが…中古廃盤店やオークションで気長にウオッチし続けてみてください) Joe Lovano(ジョーロバーノ)というジャズテナー奏者は特注のストレートテナーまで吹いていますので、これもCDを気長にこまめに探してみて下さい。 私自身はロバーノの詳しいファンではないのでアルバム名の特定までは出来ないのが心苦しいのですが、誰か詳しい人に助太刀に入ってもらえるとうれしいです。 (私はむかしスイングジャーナルかジャズライフ誌に直管テナーの写真が掲載されていたのを見て驚いた程度です) あと、むかし、ブッシャーというメーカーがストリッチという商品名でストレートのアルトに近い独自の楽器を販売したことがありました。 このストリッチについては、Roland Kirk(ローランドカーク)という盲目の黒人ジャズ奏者がさかんに用いたことで非常に有名です。 この人はキングというメーカーの製造した独自のソプラノ(ちょっとサイズ的にはソプラニーノと中間ぐらいなのかもしれません)であるマンゼロという楽器も含めて、テナーサックスと三本同時にくわえて吹く、という特技を持っていました。 CDも沢山販売されていますので一番簡単に手に入れやすい著名な奏者のひとりです。 http://www.alfanet.hu/kirk/index2.html こちらのサイトをはじめとして、通信販売のアマゾン http://www.amazon.co.jp で「ローランド・カーク」と入力検索すると多数の作品を試聴購入できますので是非参考にしてみて下さい。 音楽評論家の林 建紀さんによる詳しい説明は非常に勉強になりますので、ぜひお読みになってみて下さい!! マンゼロについての詳しい解説 http://www.h7.dion.ne.jp/~nkym/periodicals_hayashi_f/hayashi_010.html ストリッチについての詳しい解説 http://www.h7.dion.ne.jp/~nkym/periodicals_hayashi_f/hayashi_011.html ローランドカーク全体についての素晴らしい解説 http://www.h7.dion.ne.jp/~nkym/periodicals_hayashi_f/hayashi_contents_2003.html
- altosax
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こんにちわ 私はまだソプラノは「あこがれ」のままで自分の楽器になってない状態なのですが、試奏やコンサートでの様子から感じただけの「勝手なほざき^^;」で参加させていただいてよろしいでしょうか… カーブドの楽器は、形がとてもキュートで私も欲しくてたまらない一つなんですが、どういう訳か(ベルが曲がっているということは全部そうなんですが)「鼻づまり」の音色になって、ソプラノ独特の甘いとろりとした音色はどんな一流奏者でも出せないみたいですね。 (珍しいストレートのアルトをたまに聞くと、ソプラノがそのまま低音になった甘いとろりとした音になってました…) >なるべく腕に負担かけないようにああなっちゃうんかなと思ってしまいます(^^: 多分その通りではないかと思いますよ。 それで、そうすると首が下を向いて不利になりがちだから、ネックだけ曲がった着脱式のストレート管が販売されているんだと思います。 カーブドとストレートの楽器の音色の違いは、楽器を見ることの出来ないCDやレコードの音だけでもはっきり聞き分けられますが、ネックだけ曲がった楽器と完全に直管の楽器は目で見ないと音色の差は全然わからないぐらいなので、次に買い替えのときは首曲がりタイプもよろしいんではないでしょか?
補足
ありがとうございます。 ストレート(ネック一体式) カーブド(ネック着脱式+カーブネック) という意味で質問しました。 アルトの形をしたソプラノがありましたねそういえば! あんな変則楽器実際使っている人は見たことないです。ストレートアルトはどんな音になるんでしょうかね。興味ありますがなかなかお目にかかりません。
お礼
詳しい解説、どうもありがとうございます。 音色には、結構楽器の形態がえいきょうしているものだと再認識しました。やはり、ストレートソプラノはそれなりの存在価値があるかもしれないですね。 ご紹介の奏者CDも参考にさせていただきます。