よくコンピュータの世界で使われる通信速度の単位は
kbps(キロビーピーエス)=1024ビット毎秒
Mbps(メガビーピーエス)=1024キロビット毎秒
です。正確にはk=1000ではないのです。
コンピュータの通信は0と1の信号で構成されます。
1024ビット毎秒は1024個の0もしくは1を送信するという意味です。
今から10数年前の初期のパソコン通信では300bpsや1200bpsが一般的でしたが、今では普通の電話回線用のモデムでも56kbpsですから初期と比べると180倍以上通信速度が向上しました。さらにADSLでは1.2Mや8MBですから・・・。
普通の電話回線はデジタル信号を流せません。元々マイク(送話機)とスピーカ(受話器)だけを考えた回線なので電圧が連続的に変化するアナログ式です。パソコンのデジタル信号を電話回線に載せる為にデジタルから一度アナログに変えなければなりません。また電話回線上をアナログ信号で流れた信号を相手方のコンピュータが認識する為にはもういちどデジタルに戻さなくてはなりません。
このアナログとデジタルを変調したり復調する機械を「モデム」と言います。
ですから、ISDNのようなデジタル回線ではモデムと言わず、ターミナルアダプタと言います。
質問に出ている「パソコンの絵」の事は恐らくLAN回線の信号速度ですね。会社でのLANは10Mbpsや100Mbpsが一般的になりましたが、実は家庭内でADSLを使っている場合もADSLモデムまでのケーブルは10Mbpsや100Mbpsです。LANは途中の距離が短いことを前提にしているので、非常に高速で通信します。
10Mか100Mかは通常操作での切替えは不要です。
最近のパソコンのLANボードは10M/100Mは自動認識だからです。
お役に立てたでしょうか。