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うつ病と人格障害
3年ほどうつ病で通院してきた経緯のある彼氏についてです。 最近、急に病院をかえました。 自殺を考えるほどに悪化した状態になり、 他の人から紹介された病院に移ったんです。 新しい病院の先生はいい先生だったと言っていますが、薬があわないと苦しんでいました。 なので、前に服用していたのと同じものを頼むようにしてそうしていました。 前回の通院の時に、『うつ病だけでなく人格障害もある』と言われたそうです。 それで私は人格障害について少し調べたんですけど、 人格障害とうつ病はいっしょになるものなんでしょうか?? 定義に「他の精神疾患が原因ではなく~」とか書かれているのでよくわからなくなってきて。。 彼は病院を変えたとたんに、薬があわないと言ったり、 今まで言われたことのない、人格障害という病気を突然言われたり、 なんだかよくわかりません。。。
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人格障害(パーソナリティ障害)は病気ではありません。 一言で言うと「特徴のある性格」ということです。 たとえば潔癖症だったり、あがり症だったり、時間にルーズだったり。 これらの性格的特徴を「人格障害」といいます。 どこまでが「人格障害」で、どこまでが「個性」なのか?明確な定義はありません。ただ「度を過ぎてある特徴的な性格を持っている」ことを人格障害と呼ぶのです。 何を持って「度を過ぎて」いるのかというと、これもまたあいまいで、社会的に問題が生じればそれは人格障害であると判断されます。 逆に言えば、社会的に問題が生じなければ人格障害は発露しないという事になります。 実際には、人格障害を持っているが、周りの人にフォローされているため人格障害であることを自覚していない人が相当数いるといわれています。 ですので、人格障害というのは病名ではありませんし、診断上も意味のあるものではありません。 一般的な精神科医が、このような言葉を患者に向かって使うのはあまり適切ではないと思われます。 たとえば、潔癖症が問題なのだと思えば「あなたは潔癖すぎるがそれが問題である」と指摘すべきで「人格障害」などという表現を使うのは適切ではありません。 あくまで、学術的な言葉です。
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- cocoro6_6v
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No8さんのご意見も読ませていただき、再度補足したいと思います。 私も医師が「やぶ医者」だとまでは、お話を聞いた限りでは思いません。もしかしたら、彼氏さんに考えてもらうために、ショックではあるかもしれないけれど意図を持って診断名を伝えたのかもしれないですしね。 人格障害にもいろいろありますので、No8さんの例に挙げられている境界性人格障害(ボーダーライン)の場合、周囲のノンボーダーラインの人々にとっては人生を大きく左右されるほど大変な影響を受けてしまいます。しかし、人格障害は境界性・・・だけではありませんので、どんな診断を受けられたのかわかりませんが、周囲にはそれほど害はなく本人にとっては苦しい症状の多い人格障害もあります。 「信じるな」まで言われると病んでいる人にとっては辛いものであります。 インターネット上で診断基準が検索できますが、人格障害をより深く理解したいのであれば、書籍をお読みになることをおすすめします。 万が一、境界性人格障害ということであれば(お話からはそうではないようにお見受けしますが)「境界性人格障害=BPD はれものにさわるような毎日をすごしている方々へ」という書籍がおすすめです。3000円弱とちよっと高いですが、ノンボーダーラインの方にはバイブルのように感じられる書籍です。 兎に角、解らないことが不安を生みますので、彼もあなたも学ぶことです。まずはそこからです。 かなり大雑把な言い方ですが、世の中の方の半数は何かの人格障害だったり自閉傾向を持っていたり、注意欠陥多動性障害の傾向を持っていたりするものです。それがその方の「個性」なんじゃないでしょうか。「人格障害」の診断がまるで人生の終わりであるかのような受け止め方をする必要はありませんし、それほど恐れることではないということだけはお伝えしたいと思います。
- zpf
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どんどんそのお医者様が「やぶ医者」の方向に持っていかれているようなので、私なりの考えを述べたいと思います。 そういった不信感をご質問者がお持ちになることで、彼の「治療」を妨げる結果となることを危惧するからです。 「彼」がどんな人格障害と診断されたのかは知りませんが、そう診断されたことは重要です。 なぜなら、治療の為の「ターゲット」が絞られたからです。 別の病院で3年間、「うつ」の治療を受けられ、良くなるどころかどんどん悪化していったという事実。 その3年間の治療というのは、結局何だったのでしょうか? 「うつ」と「人格障害」は、医学概念としても全く異なる次元にある用語です。 この場合の「うつ」は、外に現れた「症状」についての診断名で、前の病院ではその「症状」に対しての治療を延々と3年間も、(言葉は悪いが)漫然と行なっていたのではないでしょうか? ところが今度の先生は、根本原因を「人格障害」であると指摘された。 「うつ」が原因なのではなく、その「うつ(症状)」を引き起こしている根本原因に「人格障害」があると。 ご質問者は医学概念について全くの素人とお見受けしますし、全てをご理解頂けるように説明するのは誰にとっても不可能です。 ですから、この私の回答も含め、ここで「何かがわかる」ことを期待なさらないで下さい。 ご質問者自身、ここについた回答の中で、どの回答が正しく、どれが間違っているかという判断基準をお持ちですか? もし、「何かがわかった」気になり、その「付け焼刃」的な理解をもって彼に接したり、彼に何かをアドバイスしたくなったとしたら、それじたい大変危険なことなのです。 彼にとっても、ご質問者自身にとってもです。 「彼」の口から新たな先生について、診断名について、また薬が合うとか合わないとかというような事を聞いたにしろ、一切の判断や、ましてやコメントなどをしてはいけません。 「聞いてあげる」だけにして下さい。 蛇足ですが、彼がもし本当にある種の「人格障害」を患っているのであれば、彼の言動や一挙手一投足の全てがその「症状」である可能性もあるのです。 「彼の言うことを信じるな」というのは辛いアドバイスですが、それくらいまで突き放した距離をご質問者がとれなければ、彼とのおつきあいは止めたほうがいい。 一例として、以下のサイトを紹介しておきます。 繰り返しますが、これをお読みになり、何かが「わかった」気には決してならないで下さい。
- aoki_momoto
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No.4、No.5です。 『もし私があなたの立場だったら・・・』として書かせていただきますね。 『自分と一緒にいたら幸せになれない。他に相手を見つけたほうがいいかも。 人格障害はなおらないから。』などという内容のことを言われました。 ↑ 結果としてこういう思考にたどり着いてしまったのは、彼が人格障害である、ない、にかかわらず、医者の過ちではないかと私は考えます。病気で弱っている心からこぼれ出るマイナス思考と、無神経な医者の権威がそうさせているんだと。 しかし、現実としてこうなってしまった以上、自分にはどうしようもないので、あとは自分と彼との信頼関係に委ねます。 彼には、「お医者さんより遥かに長く付き合ってあなたの性格を良く知っているのは私なんだから、お医者さんが何と言ってもあなたの性格が大好きなんだ」とはっきり伝え、その上で、医者の誤診かどうかには、こちらからは触れないようにすると思います。 もし彼の方から聞いてきたら、思ったとおりに答えますが、自分の方から医者が云々と言っても、余計彼を悩ませるだけじゃないかと。 『自分が動揺しちゃいけない』って自分に言い聞かせ、これまでどおりの付き合い方で彼を見守っていくと思います。 そのうちに彼が医者に不信を持つような空気が出てきたら、その時に考えるかな。 ・・・なぜこの程度の事しかしないかというと、、、 彼にとってあなたは、唯一の『癒し』なのだと思うんです。 ですから、陰から見守ってあげるのが一番で、表舞台に上がっていってしまうと、彼の方が「大切な彼女を巻き込んでしまった」と余計な自責に駆られると。 いつもこの場で言っている事なんですが、余計な神経を使わず、『普通でいること』が、うつ病患者と付き合う上でとても大切なのではないかと思います。 本に出ている『患者と接する人の心得』みたいなものには「激励せず、刺激せず、とにかく尽くしまくれ」みたいに書いてますが「言葉ではなくハートで接し、静かに見守る」で十分なのだと思います。 ・・・以上、あくまで「自分ならこうする」ですので、参考程度にして下さいね。
補足
彼が人格障害であろうが、なかろうが、それはどうでもいいんです、今は。 親切に沢山回答くださって、ありがとうございました。 私自身が少し楽になりました^^ でも、色々な意見や、資料、HPなど見ていたら、 わからなくなってきてしまいました。
- cocoro6_6v
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No.3です。 実は私も、先週医師から「アスペルガーと回避性人格障害からくる鬱」と診断を受けたばかりです。 私は、アスペルガーや人格障害についての予備知識がありました。ですので、確かに診断を受けることはショックでしたが、 医師からすれば「この人は診断名を告げても大丈夫だろう」と判断したのではないかと思っています。 診断されたからといって、当の本人の何かが変わるわけではないのです。彼氏さんは彼氏さんのままです。問題になっているのは受け止め方です。 大きなショックを受けてしまったということは、診断が正しかったにせよ間違っていたにせよ、いずれにしても医師の判断が間違っていたのだろうと思います。 まずは、あなたも彼氏自身も、診断された障害についての正しい知識を身につけることをおすすめします。 私自身は、診断されたことで自分のモヤモヤ感に区切りをつけることができ、自分に甘えず前向きに考えることができて、結果としてよかったと感じています。 彼氏さんが、元気を取り戻してくださるといいですね。
- aoki_momoto
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No.4です。 勇気を出して書いてみてよかった(^^) やっぱり、実際の臨床の場で患者に対して放たれる『人格障害』の診断名って、本人にとっては絶望的なまでの影響があるのですねー たとえ人格障害だと分かったとしても、それを患者に告げるタイミングには細心の注意を払うべき・・・そこまで感じることができました。 とても良い勉強になりました。ありがとうございます。 >本人にはどう理解してもらったらいいのでしょうか・・・。 ↑ うーん・・・難しいですよねー・・・ もう少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか?明日の朝には私なりの考え(というか、私だったらどうするか・・?)をまとめて、またここに書いてみたいです。 あなたの誠実さと思いやり、そして冷静さに、心が打たれました。素晴らしいパートナーに支えられて、本人も本当に幸せだと思います。
- aoki_momoto
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かなり危険な書き方ですが、とりあえず書かせていただきますね。 人格障害は、遣うのにとても気をつけなければならない用語だと、素人でも感じます。 「この患者は病気なのではなく、性格自体がおかしんですよ」という事に限りなく近い印象があります。 一般に良く使われる言葉に「相手の人格を否定する発言」なんていうのがありますね。 お医者さんの「患者は人格障害である」という発言は、まさに患者の人格を否定する発言だと思います。患者はそれだけ歪んだ人格を持っているということになります。 で、本当にそんな人格の障害を持っていると感じますか? もし感じるのであれば、お医者さんの見立ては正しいのかもしれませんね。 しかし、もし周囲の人たちから見て、『障害』のレッテルを貼る程の歪んだ人格を持っている様に感じないなら、その診断はあまり信用しなくていいかもしれません。 ある本に、次のような記述があります。参考までに。。。 『自信がないスタッフに限って、何々療法と名乗っては自分が治すと力む。こじれると人格障害の診断名を付ける』 人格障害という診断名は、安易に用いてはならない、私はそう思うのです。医者が患者に対して使うには、最も神経を使うべきだと個人的に考えます。 従って、周囲の人が患者さんをしっかり見て、人格がおかしいのかどうか判断してあげるのが良いと思います。その上で人格障害と見て妥当だろう、そう感じるときが来るのかも知れませんが、その時に見立てを修正すればよいわけで、半信半疑のままレッテルを貼るのべきではない・・・と個人的は感じています。 ただ、演技性人格が強いと、自らうつになって周りの気を惹こうとする、、、そんなケースもあるみたいですが。。。参考までにひとつ本を紹介しておきます。うつを理解する助けになるかもしれません。
補足
>しかし、もし周囲の人たちから見て、『障害』のレッテルを貼る程の歪んだ人格を持っている様に感じないなら、その診断はあまり信用しなくていいかもしれません。 たとえば、こうした場合、 本人にはどう理解してもらったらいいのでしょうか・・・。 私やまわりより、本人の気持ちをとりあえず楽にしてあげたい、と思っているのですが。。。 医者から直接言われたことですし・・。相当ダメージうけてます。 2チャンネルに新しく行きだした病院のスレッドがあったので読んだことがあるのですが、 いいことが書かれていないので少し気になります。 2ちゃんねるが信用すべきものではないこともわかりますが、全発言がでたらめというわけでもないと思うし・・・。 もっと彼の支えになってくれるお医者さんがいればいいのに・・・と考えたり。。
- cocoro6_6v
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よく言われる「まじめ」な方が罹る単純なうつ状態でしたら、数ヶ月休職し合った薬を服薬すれば完治します。 何年もうつ状態になったりよくなったりを繰り返す方の中には、他に根本的な原因を持っている場合があります。 人格障害でも、統合失調症でも、ADHDでもアスペルガーでもうつ状態の原因になっている場合があります。 彼氏さんの場合、人格障害が原因にあって、うつ状態が二次障害としてあるということでしょうね。 人格障害といっても、境界性人格障害など周囲に迷惑をかけるような人格障害でなければ、彼女のあなたから見たら「性格の偏り」くらいの捕らえ方で構わないと思います。 人格障害は治るものではありませんので、うつに陥りそうになった時の対処方法を身につけたり周囲の理解や環境を整えることで、今よりも生きやすくはなると思います。 基本的にうつ状態の時には、彼氏に合う薬を医師にじっくり探してもらって処方してもらう&しっかり休息を取ることが大事です。それは単純なうつ状態の方と変わりありません。 彼氏と将来を考えているのであれば、障害も含めて受け入れてあげてください。それが彼にとって一番の薬かもしれませんね。
補足
うつについては、理解して受け止めてきたと思っています、精一杯。 彼にもそれは伝わっていたと思うし、頼ってくれていました。 でも、病院で人格障害だと言われた後に、 『自分と一緒にいたら幸せになれない。 他に相手を見つけたほうがいいかも。 人格障害はなおらないから。』 などという内容のことを言われました。 うつは薬でなおるけど、人格障害は薬飲んでも治らない、と医者に言われたようなんですが、 彼女である私に言わせてみれば、医者はやぶ医者かと(笑) 弱ってる人に、もうちょっと言い方考えろと・・・。 そんな風に思ってます。笑 でも、今実際に笑える状態ではありません・・・ だって、別れを宣告するようなこと言われたばかりですから・・・。 将来は結婚しようね。子供は2人ね、とか楽しい話で盛り上がってたのに・・・ なんか冷静にならないとなーと思いつつ・・ 混乱しています。
「人格障害」は、平たく言うと、かつての「性格異常」のことを指します。つまり、「人格障害」というのは、性格のことを指していて、それは病気とは別の概念です。 どうしても「性格異常」のひとは、社会への適応に困難を感じることが多く、そのことがストレスになってうつ病になりやすい人もいます。 翻訳して言うと、「うつ病もあるけれど、性格に偏りがあり、その影響に寄るところも多い」ということなのでしょう。
補足
やぶ医者と言ったのは、恋人である自分が特別に感情を入れて笑い話的に表現しただけで、 本当にそう思っているわけじゃないんですけど・・。 なんか、難しいですね。 今までの私は間違っていたのかも。 これからも・・・ 私は誰とつきあってるんだろう・・ 自身なくなってきました。 特別な支援者ではなくただの恋人でいたいんだけどな 。 少し頭冷やしてから、また考えてみます。 ありがとうございました。