- ベストアンサー
名古屋帯は前でつくるとの、後ろ側で作るのとどちらがいいですか?
名古屋帯を買ったのですが、一度お店で簡単に着付け方を教えてもらったら、後ろで結んで作るやり方だと、(まだ初めてでなれないせいか)、帯の上が平行じゃなく傾いていたり、位置が下すぎたり・・・さんざんで自信がなくなりました。(教えてくれた方が若くてあまりプロなかんじではなかったのもあるのでしょうが・・・) 別のお店に行ったときにそのことを話したら「後ろにすべらせる前板をはさんんで、前で作ったあと後ろにまわす方法もありますよ」と言われました。 初めて教えてもらうやり方でなれていくことになると思うので、難しくても後ろで結ぶのに慣れていったほうがいいんでしょうか?それとも道具を使いんがら前で結ぶやり方を選んだほうがいいのでしょうか? 長い目で見て、どちらであらためて着付けを覚えるべきか迷っています。 前で結ぶのと後ろで結ぶ、それぞれのメリットとデメリットや、結論としてどちらで結ぶのがおすすめか、ぜひ教えてください、よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>長い目で見て、どちらであらためて着付けを覚えるべきか迷っています。 長い目で見るなら、断然「うしろ」です。 あくまでも、前で・・は暫定的な手段。 >前で結ぶのと後ろで結ぶ、それぞれのメリットとデメリットや、結論としてどちらで結ぶのがおすすめか、ぜひ教えてください、よろしくお願いいたします。 前で結ぶには、メリットは、「簡単」以外にはありません。 デメリットは、しょったときの感じがわからずにつくりますよね? 襟の抜き加減にヨッテ、お太鼓の上端の形(まっすぐなのか、ヤヤ丸みをつくるのか、お太鼓の長さ、たれの長さの感じetc)そんなこんなの、手違い?で 帯の表情を作るのも帯結びの楽しみです。 背中の感じで本来見るものなので、背中で見る。 それと、名古屋の前は4寸(おおむね)ってキマッッテいますが、 これをまっすぐ重ねて巻くか、ずらす、やや斜めにしてしゃれるかイロイロ帯によって変えたりもなかなかです。 ぐるっとまわすとこれができないとは言いませんが、やりにくい。 さらに、ぐるっとまわすということは、「回りやすい、用具」を使うことになるのでその分「安定しない」に通じます。 さらに、この分暑い。 うしろを練習しましょう。 着物を着ないデ、帯だけ、何回も、 暇なときにぐるぐるやると、手早いです。 慣れてくると、おなかが帯の幅と、締め具合を覚えます。 デネ、ぎゅっと結ばないの(コツ1) ねじるだけ、【ねじったところを、上から帯締めでおさえる】ダケ。 その、ねじった上に、枕を安定させる。 練習するときは、帯揚げは省略。 枕なんですが、これを、ガーゼなどでくるむか、 薄手の風呂敷あるいは、スカーフなどの対角線を生かして、バイアスでくるんで帯の下でヒョイとやります。 売っているような、枕についてる細い紐一本では安定しませんので これは絶対に楽になりますから、やってみて(コツ2) これでお太鼓の山が決まります。 次にお太鼓の厚みにこだわるために、紐に4つ折にしたタオルを半分にして引っ掛けて(帯の上にたたんだタオルの洗濯物を引っ掛けるように紐をまわすアトでこの紐は抜きます。)、ねじった位置の下ぐらいに。 これで、横から見た、帯がきれいに厚みが出ます。(コツ3) 面倒なら、最初は、これは省略してもokデス。 帯の手は開いて前に持ってきて、暫定的に帯下に保定。 デ、お太鼓の下を決めマス。 仮紐で決める(コツ4) 手を通して完成。 ねじり位置を保定していた帯締めを引っこ抜いて、 出来上がったお太鼓、手の上で固定。 仮紐2本(タオル分、オタイコ下分)を抜く。 着物を着ていないと手がうしろに回りやすいので練習が簡単です。 とりあえず、手順をうしろに手が回るのを体得しておくと 着物を着てからが楽。 帯揚げは、最後にやってもいいですし、 枕をしょったところでかけてもいいし、 枕に、最初から、かぶせて、中央で輪ゴムしておいて、枕と一緒にショッテ、 前でチョイと止めて、最後にきちんと結んで飾るというのもアリ。 やりやすい方法でいいでしょう。
その他の回答 (3)
こんにちは。 着付けの仕事をしています。 もうみなさんの回答にあるように、長い目でみるなら後ろです。 >後ろにすべらせる前板 http://item.rakuten.co.jp/kimonoichiba2/56019/ http://item.rakuten.co.jp/kimonoichiba2/91119/ こういうのですね。 冬以外は暑苦しいでしょう。 お太鼓以外の結びをしたい時にはいいかもしれませんね。 私など、春からこれです。 http://item.rakuten.co.jp/kimonoichiba2/222017/ 帯が痛んでよいなら、2巻きしてから結ぶ方法が一番簡単です。結びもとがしっかりするし、その上にお太鼓の枕をのせることができます。 次はねじる方法、その次は折るだけの方法。 私は、人様の帯を着付けるので、一番痛みににくい折るだけでしています。 人により、色々ですので、自分のやりやすい方法を見つけてください。 スキーやテニスと同じです。 最初から誰だってうまくいくはずがありません。 道具を変えれば上手くいくというわけでもないと思います。 「上手く着付けられる」と謳う着付け道具が本当に数多いです。 人の着付をすると、本当に「なに?これ?」って道具に出会いますよ。 もう便利グッズにキリがない!!って感じですね。 (胸の補正+長襦袢の衿止め+帯締め+着物の衿止め+帯締めがルレー式に一体化された極めつけのお道具とか) でも、使っても自分で着られないんですよね。 だって、全然便利じゃなくて、使い方とコツを覚えるのが大変なんです。 だから、人に頼む事になります。 はじめにお太鼓の形を作ってからお太鼓を背負う道具 http://item.rakuten.co.jp/kimonoichiba2/64866/ 太っている人、帯の短い人には良いようですが、私はあまりオススメしません。 これは、よく着付教室の一番初心者の教室でつかいますね。 結局、最終的には普通の道具で慣れと回数だと思います。
お礼
いろいろとURLも提示していただきながら、親身になったご説明をありがとうございました!! 説得力があり、やはり後ろが一番という気持ちに至りました。基本の道具で、たくさん練習してがんばります。結ぶか、折るか・・・は、その練習の中で試して、がんばってみますね!
やりやすい方で結構ですが、後ろで結ぶ方が圧倒的に多いと思います。 慣れると後ろにまわす一手間が煩わしく感じると思います。 それと私がおすすめしてるのは着物クリップ一つで留める方法。 帯を二巻きして手を下に垂直におろしたら銅に巻いた帯と手を一緒にクリップで留めます。 (この時タレ側の帯は前帯にもう一つのクリップで仮留めしておきます) クリップを左手に持ち、右手で胴帯と手を押さえて右上がり45度にクリップを差し込みます。 留める位置はヒップの左よりの所です。 その後、クリップを起点に手を左へ折り返して前にまわして仮留めし、お太鼓を作ります。 最後に帯締めを結んでしまえばこのクリップははずしても結構です。 帯をねじる事さえしないので帯が傷みませんしとても楽です。 私は名古屋帯のお太鼓の方が半幅帯よりも慣れてるぶん手早く結べます。 繰り返し練習するうちに体が覚えてしまいますよ。
お礼
実体験からくるご意見をありがとうございました!!やはり後ろが多いんですね!クリップの使い方もありがとうございました。参考にさせていただきますね! 私は半幅ならチャッチャと結べるのですが名古屋帯にはタジタジで時間がかかるので、名古屋帯のほうが手早く結べるなんて、ほんとに憧れです!! くりかえし練習がんばります!
- kukicco
- ベストアンサー率66% (2/3)
はじめまして。 私も多少着付ける程度ですが、 名古屋帯でしたら、背中側でも、少し練習すれば、 簡単に締められるようになりますよ。 手結びが難しいようでしたら、 補助具を使うと良いかもしれませんね。 はじめにお太鼓の形を作ってから、 お太鼓を背負うような感じになるので、 簡単にきれいに結べますよ。
お礼
ありがとうございました。 後ろでも慣れればできるんでしょうね。 お店の方とも相談して補助具の助けももらいながらがんばってみます!!
お礼
こんなにも長く一生懸命、親身になって書いてくださって感激です!(号泣)ありがとうございました! 読ませていただいて、後ろでやる決意が固まりました。お店で後ろのやり方を教えていただいたとき、形がゆがんでたのでこれじゃダメダ!と思ったんですけど、結んだときの多少のそういった表情も楽しむべきなんですね。 どのコツも、実際に慣れてる方のならではのアイディアでとても参考になりました! うしろで手をまわしてヨイショヨイショといろんなことをすると腕が痛くなったりもしてましたが、何度もやってると腕が柔らかくなって、60歳になっても体がやわらかくていいかなと思いました。 30ちょっとなんですけど、まだまだこれから死ぬまで着物をきていきたので、長い目でみて、名古屋帯もちゃんと正式に後ろでできるように慣れたいと思います!