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高気密・高断熱とオール電化、IHクッキング等の電気代について
よろしく、お願い致します。 新築のマイホームを検討中です。一生の買い物なので、とっても悩んでいます。 1.オール電化の電気代について、○○円/月を教えて下さい。 これから、高いローンを組みますので、現在の高熱等の出費は現状維持でローンを組みたいのです。 現状は社宅で、電気、ガス、水道(上下)を使用しており、エアコン(夏、冬)、ガス(クッキング、フロ)、石油ファンヒータ2台(リビング11畳+パソコン部屋6畳)です。現状は、電気代(10000円)+ガス(4000円)+石油(冬:18リットル/1WEEK)です。オール電化だと、12000円/月と工務店から聞いているのですが本当でしょうか。14000円を超えると考えてしまします。 2.FF式石油ストーブは、やけどの心配がないの?ファンヒータなの。 高気密、高断熱の家の場合、FF式石油ストーブがいいとの回答があり、2才と5ヶ月の子供がいる我が家では今後のストーブでのやけど事故が心配です(他に心配はいっぱいありますが(^O^))。大丈夫なのでしょうか。 3.高気密、高断熱の家の長所、短所を教えて下さい。 私の理解では、高熱費が安くなり、全部屋の温度差が少なく、冬でもトイレや、使っていない部屋に行っても寒くない。また、夏は涼しいと思っており、マイホームもそうしようと思っているのですが、実際に住んでいる方のアドバイスをお願いいたします。結露、高熱費の浮かせ方、新築時のIHやフロ等の設備の選び方についてもお願い致します。
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>高気密・高断熱の家で有害物質(ホルムアルデヒド等)の被害はないのでしょうか。 一昔前の高気密高断熱住宅では、省エネルギー性をのみを重んじ、換気という概念が 欠落していました。それによってご指摘のホルムアルデヒドをはじめとする揮発性の 有機物質(いわゆるVOC)が建物の中に充満し、シックハウス症候群の発生という 問題に発展してきました。 そのことは、現在きちんとした高気密高断熱住宅を提供しているハウスメーカーや、 フランチャイズ工法は十二分に理解し、また反省をし、商品改良を行っています。 したがって、信頼のおけるメーカー、工法の高気密高断熱住宅には、必ず計画換気と 全館(冷)暖房がパックになっており、しっかりとした換気計画がなされています。 実際私が知っている高気密工断熱工法で建てた住宅では、ホルムアルデヒドの国の 基準が0.08ppmのところ、新築時における実測値で0.06ppmと非常に 優秀な空気質を提供しています。(計画換気のない在来工法で新築時にこれだけの 値が出ることはまずないでしょう。)ただ、高気密高断熱がはやりだからという ことであまり勉強していない一部のメーカーにおいては、いまだ計画換気の部分が 欠落している場合があるようす。私が次世代省エネルギー基準の評定を取得している 工法をお勧めするのは、この基準の中には気密、断熱のみならず計画換気についても しっかりと規定してあり、それに対して公的なお墨付きを得ていると判断するからです。 (一時間に部屋の空気の半分を新鮮空気に入れ替えなさい、という基準があります) もちろんこの評定を受けていないメーカーでもしっかりとした換気を行っている工法も ありますが、評定の取得がとりあえずの目安になると思います。 また、逆に、高気密住宅でない建築においてはVOCは全く問題にならないかというと 全然そうではありません。低気密住宅では換気は自然にゆだねられており、外風が ないときや、1階と2階の温度差がないときは、ほとんど換気ができていない状況に なることがあります。逆に外風が非常に強いときには換気過多になり、エネルギーの 損失が非常に大きくなってしまいます。 現在の高気密住宅の考え方は、高気密にしたから換気をしなければならない、ではなく 計画的に(外乱に左右されずに)換気を行うためには高気密化が必要、という流れに なっています。 ただし、高気密高断熱住宅にすればすべてが解決する、というものではありません。 VOCの問題は住まい方によって大きく変わります。家具、机、椅子などの調度品は 有害物質の発生のできる限り少ない素材を使ったものにしなければなりませんし、 壁紙、内装タイルなどの接着剤もできる限りVOCの発生のないものを使うように しなければなりません。また、計画換気システムのメンテナンス(給気フィルターや 給排気フードの点検、清掃)も自己責任において定期的に行うことが要求されます。 健康を管理するのは誰でもない自分自身であり、高気密高断熱住宅はあくまでも それを実現するための道具のひとつであることをご理解ください。
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- rakki
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高気密高断熱住宅のメリットについて詳しい回答が寄せられているので、デメリットについてお答えしておきましょう。 計画換気設備は現在の基準では全く量的に不足していて快適環境とはいえません。 国の基準はあくまでも最低基準であって、これをクリアーしているから計画換気量が十分であると言う根拠にはなりません。 他の質問で計画換気量の不足について回答していますので参考にしてください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=195302 ではなぜ、換気量が不足しているにもかかわらず快適環境を提供できると言われているかというと、他の回答にもあったようにこれまでの高気密高断熱住宅の設備があまりにも御粗末だったからです。 百万人ものシックハウス罹患者を出してしまった欠陥住宅の改善を迫られた時に最低守るべき基準を出す必要が生じたのです。 あくまでも『最低基準』です。 さらに、住宅内の空気バランスは生活行動に伴って変化しますが、計画換気設備のほとんどはこれに対応できません。 お風呂の換気扇を回した時、キッチンの排気ファンを作動させた時、トイレの排気ファンを作動させた時、空気のバランスが乱れますが状況に応じた空気バランスを考慮されていないので現状です。 ある特定の条件だけを取り出して空気バランスを取っているために、生活実態とかけ離れたものになっています。 空気中の有害物質の除去性能に付いても計画換気の方が優れていると言われる方がいますが、比較対象が御粗末な高気密高断熱だったり、内部の建材がもともと有害物質を出さない仕様だったりで、計画換気を評価する客観的な参考データーとはなりません。 住宅業界では計画換気設備を高度な住宅設備としてPRしていますが、高断熱高気密・計画換気が当たり前のオフィスビルの空調設備から見れば玩具みたいなものです。 住宅の設計に際しては建築士が関与すればよい方で、建築ですら設備に関しては素人の集まりです。 設備の専門家は住宅に関与することは非常に稀ですので、このような悲惨な状況が続いています。 技術としての高気密高断熱・計画換気システムは悪いものではありません。 悪いのは不適切な設備を適切だとユーザーに信じ込ませる業界の手法です。 業界に高断熱高気密を使いこなせるだけの技術水準(コストもかなり影響している)がないために現在のような低水準の設備を『高水準』と見せかけて販売しています。 現状のシステムで住宅建設をされても当初は不満がないかもしれません。 良心的な業者に行き当たれば健康を害さずに済むかもしれません。 しかし近い将来、現在のシステムの能力不足が露呈し大幅な改善が加えられた時に後悔するでしょう。 その時期はそんなに遠くないと思います。 住空間を作り出す住宅建設は、作業空間を提供するオフィスビルなどよりも設計が難しいものです。 オフィスビルの時代遅れのお下がりで対応できるような単純な環境ではありません。 機械に頼った住環境をお勧めできる現状ではないことをお伝えしておきます。 これからの住宅は科学技術ではなく自然の力に従った先人の知恵を取り入れた手法に移行してゆくでしょう。 また機会がありましたら、少しづつ住環境のあるべき姿について考えをまとめてゆきたいと思っています。
- kenchin
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>(1)高気密・高断熱の家「冷暖房(エアコン、床暖)+全 >室暖房・全室換気」VS (2)非高気密・非高断熱の家 >「冷暖房(エアコン)+石油ファンヒータ」 では(1)の >方が、約2000円UPになるということですね。家計の吸 >収範囲ですね。 すこし誤解するような文章だったようで失礼しました。 えっと、現状ではどの数値も、飽くまで「バクッ」っと した概算で留まっているわけですが「高気密高断熱の家で、 (1)片方は全室冷暖房・計画換気をする。 (2)片方は不要な部屋の冷暖房および換気を 停止する としたら、両者の光熱費の差は1,000円~2,000円程度 1の方が高くなるでしょう...って事ですね。 高気密高断熱計画換気の家と、伝統的な日本家屋等でし たら、これはもう万単位で日本家屋が高くなる例さえ ありますわ。 また、不要な部屋の冷暖房・換気を停止して光熱費を 節約するにしても、それはそれで色々と注意点は出て くるでしょう。 例えば、寝室の換気を止めた場合、下手したら冬の結露 なんて事もあり得ますわね。 また、各部屋独立の換気にしておかないと、冷暖房を止め た部屋の分まで他の部屋の冷暖機が働いていて、節約にな らなかったって事にもなりますしね。 ※:ハウスシックについては、換気で影響を無くす って方法でなく、疑わしい材料は使わないという 根本的な解決をしているって前提ですが...。 ですから、ここら辺りは建てるときに設計者や施工者と 十分に話しあっておく事が大事でしょう。 □ >高気密・高断熱の家で24時間空調システムを使用しても >別に夏にエアコンは必要でしょうか。 "24時間空調システム"が「換気システム」だとして。 これは、涼しい地域にお住まいで、窓の配置が上手くさ れている(風が吹き抜けやすい)なら、これはエアコン を稼働させずに窓を全開でも良いでしょう。 ただし、エアコン(というか冷房機)が無いと、これは 暑い日なんて辛すぎますよね。 関西で夏にエアコンがほぼ不要って地域も一部には存在 するんですが、現実問題として、そう言う土地を入手する ことは別の意味で困難でしょうね。(辺鄙すぎるとか 高すぎるとか)
お礼
ありがとうございます。 光熱費を考えた高気密・高断熱の家(全体or個別換気システム)は、施工業者と相談します。 高気密・高断熱の家でも夏にエアコンを使わない家を建てる土地を探す事は難しいと思いますので、エアコンはつけます。
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
はぴeプランということは、関電管内でしょうか。 □ >冷暖房費の節約に比べて、全室冷暖房・計画換気の方が >電気代が増えるのでしょうか。 これについては >高気密高断熱のメリットの一つは冷暖房費の節約と ~ 中略 ~ >冷暖房費の削減と綺麗な空気(※)を両方手に入れる >ことが出来るって事です。 から感じられたと思うんですが、補足に書かれた文の意 味を今ひとつ理解できませんで、宜しければもう少し 書いていただけるとありがたいです。 で、先の引用部分の意味は、「高気密・高断熱の家は 家の外との熱の授受を少なくするので、非高気密・非高 断熱の家でガンガン冷暖房する場合と比べると、冷暖房 費の削減が期待できますよ」って意味です。 そこで問題なのは「全室暖房・全室換気をすると電気代 は(全室暖房・全室換気をする場合より)増えるのか?」 って事ですが、これは単純に言えば増えます。 ただ、増加量が家計を直撃する程か?というと微妙でして キチンと設計施工すれば、それこそ1~2,000円の増加で 納まるでしょう。 ただし、換気は重要でして、機密性に乏しいところに 換気設備を十分にしないと、室内空気の悪化だけでなく 湿度に起因する事やら、色々のことがおきますね。 ※:冷暖房中に窓を開けて換気って方法もありますが それじゃ高断熱にした意味がないので、通常は熱 交換をした上での換気が必要になると。 ただし、先の方が書かれたように、春秋などは 窓を開けて過ごせる時期は換気装置を止めるって 方法は非常に宜しいかと。 □ 筆の勢いでお勧めの器具メーカをば。 輸入製品で良い物もあるんですが、メンテや万が一の リコールの事を考えて、国産に限って話をしますね。 関西でガス式なら、冷暖房共に大阪ガスの製品で良いかと 思います。 中身については、製品自体or部品をOEMで 三菱重工等から取得している商品が結構あるんですが 材質とかに気を使っていますし、価格もそれなりに安い ですしね。 あと、ナショナル製品ってのも無難な選択ですね。 ※ただ、信頼できる設計者を探して、そこで色々と 話を訊いて、それで決める方がベターということ にはご注意を。 石油暖房なら、関西ではメジャーではないのかもしれま せんけど、トヨトミは素晴らしいですね。 石油エアコンついては、コロナ辺りが良い製品を多く出し ていますね。 石油ヒートポンプで家庭用については、よい商品例を知 らないですから、それは他の方の回答をお待ちください。 追伸 ただし、場合によっては"はぴeプラン"や"はぴe タイム"が使えなくなる場合がありますからご注意を。
補足
ありがとうございます。またまた、お願い致します。 私は、関電管内です。 (1)高気密・高断熱の家「冷暖房(エアコン、床暖)+全室暖房・全室換気」VS (2)非高気密・非高断熱の家「冷暖房(エアコン)+石油ファンヒータ」 では(1)の方が、約2000円UPになるということですね。家計の吸収範囲ですね。 高気密・高断熱の家で24時間空調システムを使用しても、別に夏にエアコンは必要でしょうか。
- ussie
- ベストアンサー率60% (17/28)
1.オール電化の電気代 他の方の書かれている通り、電気代のシミュレーションは非常に難しいです。 電力会社の営業の方に来てもらって試算してもらうのが最も信頼できるかと思います。 2.FF式石油ストーブ FF式云々は、石油を燃焼させるのに必要な空気の供給と、燃焼ガスの排気をどのように 行うかによる分類です。FF式とはどういうもので、高気密住宅におけるFF式の意味合いは、 以前他の方の質問に回答差し上げたURLを記しておきますのでご参照ください。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=189812 暖房器具はどんなものでもやけどの危険性があります。極端なことを言えば、床暖房でさえ 使い方を間違えれば低温やけどの恐れがあります。いずれにせよご使用になる暖房器具の 取扱説明書を良くお読みになり、特徴を理解して正しく使用すれば問題ないと思います。 ただ「正しく使わなかった場合でも安心」という意味ではやっぱりエアコンや床暖房ですかね。 3.高気密高断熱 ■高気密高断熱化について □高気密高断熱住宅のメリットは、室内の環境を自分でコントロールできることだと思います 適切な空調設備を導入すれば、暑い夏、寒い冬の屋外の不快な環境を遮断し、快適な暮らしを 実現できます □だからと言って、年がら年中窓を締め切って暮らしている必要はありません。季節の良い 時期は窓を開けて、自然の暖かさ、自然の風を感じていただくことももちろん可能です □自分の意思により、自然と融和したいときは融和でき、拒絶したいときには拒絶できるのが 高気密高断熱住宅の長所だと思います ■空調について □暖房、冷房とも非常に良く効きます □高気密高断熱の住宅では、一般的に全館空調システムを採用している場合が多いようです 全館空調している場合には、各部屋間の温度差が少なく、ヒートショックによる心臓麻痺の 心配もなくなります。 □ただし、全館空調ではなく個別空調(各部屋ごとに冷暖房を行う)の高気密高断熱住宅も あります。その場合は、何も気密断熱化していない住宅に比べればはるかにましですが、 部屋間に多少の不快感を感じるような温度差が発生する場合があります。 ■光熱費について □今まで1部屋2部屋しか冷暖房していなかった方が、全館空調の高気密高断熱の住宅に 移られた場合は、条件によっては逆に高くなる可能性もありますのでご注意ください。 □一言で高気密高断熱住宅といっても、空調の仕方は様々ですので色々な工法について 検討されると良いかと思います ■結露について □窓の結露については、サッシ、ガラスの性能によります。いくら壁に性能の良い断熱材を 入れても窓の断熱性能が低いと台無しですので、よく検討してください。 □高気密高断熱住宅で最近問題になっているのが壁体内結露(壁の中での結露)です。 適当に断熱材を入れただけで高断熱住宅を名乗っているメーカーもありますのでご注意を。 次世代省エネルギー評定を取得している工法をお勧めします。 4.IH、光熱費 すみません。ご質問が盛りだくさんで、エネルギー切れです。一旦エネルギーを蓄えてから、 また続きを書きますね。
補足
高気密・高断熱の家はとっても魅力的だと思いますが、高気密・高断熱の家で有害物質(ホルムアルデヒド等)の被害はないのでしょうか。生産されている99%の机には、接着剤にホルムアルデヒドが使われていたりして、全国でいろいろ被害(100万人)がでているそうです。適切な空調設備(○○システム)を導入すれば、回避できるのでしょうか。
私がわかることだけお知らせします。 1.電気代のことですが・・・使っている方の話 大人4人でIHクッキングヒーター+電気温水器350L+エアコン2台で26000円/月(12月の電気代2世帯住宅) 2.FF式ストーブは、燃焼用の空気を室外から取り込み燃焼した排気を室外へ排出する強制給排気式と呼ばれるタイプで通常FF式ファンヒーターの事を言います。 一番には室内空気が汚れないし固定式で転倒の心配が無いので安心です。FFで無いファンヒーターは価格は安いが燃焼により湿気が出るので高気密住宅には不向きです。 3.高気密、高断熱の家の長所、短所は住んでいないので良く分かりませんが、湿気を嫌うそうです。 私の、お勧めは! 台所は・・・HIクッキングヒーター 安全で、お湯が沸くのが早い 冷暖房は・・ガスor石油ヒーポンエアコン (ガスor石油を暖房時室外で燃焼する) 床置きでない壁掛式のエアコンだと場所を取らないし安全、エアコンは暖房時電気消費が大きいので室外でガスor石油を燃焼してその熱を室内暖房に使うので経済的です。 給湯は・・・ガスor石油の水道直圧式給湯器 温水器は、貯湯式と呼ばれるタイプですので高水圧式でも水道圧の1/3か1/4の水圧が弱い=シャワーの出が悪い! がお勧めです検討してみてください。 P.S ガスより石油の方が、ランニングコストは現在のところ安いようです。
補足
冷暖房は・・ガスor石油 給湯は・・・ガスor石油の水道直圧式給湯器 のお勧めのメーカ、URLを教えて下さい。
- rakki
- ベストアンサー率47% (662/1392)
>1.電気代 微妙な線ですね。 No1の回答に書かれているように、条件によって数千円の範囲で変化します。 ちなみに中部電力管内で温水器、クッキングヒーター、エアコン2台、五人家族の試算で15,600円と言うものが公表されています。 管轄の電力会社のサイトに試算サービスがありますので、検討してもらってください。 http://www.kepco.co.jp/siga/j_ryoukin/index.html >2.FF式石油ストーブ 高気密の場合、空気の入りとでのバランスがかなり窮屈(融通が利かない)状態なので室内の空気を燃焼させる暖房器は不向きです。 その点FF式は屋外の空気で燃焼しますから、空気のバランスの点から見てもよいと思います。 >やけど 一般のファンヒーターと違ってFF式は熱交換された後の温風を噴出しますので、幾分ですが空気の熱さが和らぎます。 やけどに関しては子育ての姿勢とも絡みますので、「何でも遠ざける派」と「体験して覚えさせる派」の両者の選択になると思います。 私としては重傷は避けるが軽傷は経験させるべきとの考えですので、ストーブの温風などは全く問題にしていません。 我が家は薪ストーブが剥き出しで置かれていますので、危険度から見ればかなり危ない状況でしょうが、乳幼児の頃から触ってやけどを負うことによって熱いものの危険性を意識するようになっています。 3.長所短所 近所付き合いに例えてお答えしましょう。 ・都会の高層住宅に見られるように周辺環境や隣近所とのお付き合いに煩わされることなく、自分の環境を作り上げる。 ・田舎の民家のように縁側で通りがかりの方を交えてお茶を飲み、周囲の環境に応じた係わり合いをする。 どちらをお望みでしょうか。 高気密高断熱の家は、極論すれば自然界に対して『拒絶の姿勢』を見せますので、前者の選択をされる方、向きだと思います。 後者の選択を希望される方の場合は「パッシブソーラー」を取り入れた自然住宅の方がライフスタイルに合うのではないでしょうか。 細かな機器の選択に入る前に、家族のライフスタイル、生活感に適合しているかどうかを確認する作業が重要と思われます。 良い住宅の条件の一つに、「建てた時から住宅の質が向上し始める」があります。 昔の良質の民家はこれに当てはまります。 もちろん現在でもこのような良質住宅は建てられています。 自然を拒絶する技術に基づいた住宅は建てたときが100%で時とともに劣化が進みます。 住宅の価値は多様ですので、十分に検討してください。
補足
電気代については、ハピeプランを使っているのですか。
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
凄く難解な部分も含んでいますが、解る範囲で。 □ 1について。 「本当に12,000円/月で納まるの?」への回答は「それは 解りません」ですね。 この手のシミュレーションは山ほどやりましたが ○「今より2,000円上がるのでは?」という事、つまり 誤差2,000円の精度で結果をお求めですよね...。 確かに、このくらいの精度で出すことも可能では あるんですが、その場合は、例えばお住まいの地域 間取り・家族構成・暖房器具の種類が解らないと 計算できないんですよ。(全電化なら、恐らくは エアコン・蓄熱床暖房の併用と思いますが...) ○また、住まいの形態(間取り等)が変わりますと どうしてもライフスタイルが変わって、光熱費も 若干増減します。 ですから、現状の物と比較する 事は現実的でなくて、比較するなら、同じ間取りで 構造の違う家同士(例えば全電化高気密高断熱と 在来工法+石油系暖房)を比較すべきなんですよ。 という様なところで、正確な値は出にくいです。 (極論すれば、60Wの照明1つ増やすだけで、月に 300円以上変わりますから) で、それを無視して考えたら場合ですが、LDK14畳前後 の4DK/非寒冷地(東北・甲信越でない)/深夜契約の 蓄熱式床暖房を使ったとして、大目に見れば16,000円 程度で、効率よく使えば12,000円って数字も納得できる ものですね。(地域変動と家族構成で、計算上はここま で変わるんですね...) ※:ここらのシミュレーションについては、各電力 会社の営業所に居る営業員が詳細計算を出来る 筈ですから、一度問い合わせてみたら如何で しょう? □ 2について。 高気密高断熱のお宅でしたら、一般のファンヒータ類は 不味いですから、FF式石油ストーブは結構使われている んですけども、やはり火傷の可能性はあります。 ただし、ストーブの周辺に柵(ガード)を付けておくだ なんてことで危険性はほぼ無くせるでしょうし、輻射 (極論すれば胴体が熱くなる)を極限まで小さくして 低温の対流をメインにしている商品もあります。 要は石油でも機器をしっかり選んで、ガードを付けるとか キチンと対策をしたら、安心感は十分守れるでしょう。 (電気暖房を使っては欲しい立場の人間から見ても...) それでもご心配なら、床暖房とエアコンの組み合わせが 最適でしょうね。 「家は安心感を得る存在である」とするなら、ここらの 心配ネタを排除するのも賢い選択かもしれません。 □ 3について。 高気密高断熱のメリットの一つは冷暖房費の節約と温度差 の無いお宅(全室冷暖房・計画換気)ですね。 そして、キチンとした換気や内装材等を選択したら 冷暖房費の削減と綺麗な空気(※)を両方手に入れるこ とが出来るって事です。 ※:在来工法での換気の良さと、断熱効果が両方得 られるって事ですが、内装材等によるシックハウス にはご注意を。 デメリットについては、設計・施工者を選ばないとシック ハウス等も心配ですが、外断熱については、先日質問が上 がっていまして、秀逸な回答が付いていましたから、参考 URLに入れておきますね。 これをご覧になられたら、十分にご理解いただけるかと思 います。 □ 蛇足ですが...。 環境工学を囓り、実際に住んでみて、高気密・高断熱の熱 的な快適さや、省エネルギー等には理解があるつもりです が、何かすっきりしない物も感じますね。 伝統的な日本家屋や在来工法に対する憧れのようなものが 心のどこかに存在するのかもしれませんが、仰るとおり 高い買い物ですから、色々なタイプの家を見てから決め られるのが良いと思います。(老婆心ながら....)
補足
冷暖房費の節約に比べて、全室冷暖房・計画換気の方が電気代が増えるのでしょうか。
お礼
とっても、参考になり、気が楽になりました。 ありがとうございました。(^O^) 勉強になりました→「逆に、高気密住宅でない建築においてはVOCは全く問題にならないかというと全然そうではありません。低気密住宅では換気は自然にゆだねられており、外風がないときや、1階と2階の温度差がないときは、ほとんど換気ができていない状況になることがあります。逆に外風が非常に強いときには換気過多になり、エネルギーの損失が非常に大きくなってしまいます。」