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千代田区に住居表示未実施地区が多いのはなぜ?
こんにちは。 東京都心に住んでいて最近不思議に思うのが、千代田区には住居表示の未実施地区が(比較的)多いということです。 これはなぜですか? 歴史的な経緯をご存知でしたらお教えください。よろしくお願いします。
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住居表示の実施未実施という言葉は役人言葉でしょうか? 一般的な言葉ではないので意味をはき違えているかもしれませんが、昔からの町名を廃止して、西とか東を付けた町名にまとめ、何番地何号まで割り当てるという意味ですよね? 神田では古くからの町名を守ろうという住民運動が盛んだったという話は聞いた事有ります。だから一部だけ旧町名で残っていたりするんですね。 http://www.ksky.ne.jp/~hideki/timei/chiyoda.htm http://kuminseikatsu.city.chiyoda.tokyo.jp/jukyo/ad_1.html ちなみに新宿も四谷周辺に古い町名は多いです。淀橋や角筈など、消えてしまった名前も多いですが、守ってもらいたいですね。 昔のままだと配達業の人は苦労するのが判りますが、地方出身かもしれない役人が適当に東京の歴史ある名前を消して無粋な名前に替えるのは、確かに私もどうかと思います。
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- myv165
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昔聞いた話ですが・・・ 千代田区や新宿区の市ヶ谷や神楽坂方面はご存知の様に、今だに●●町になってるところも多いようですね。 住居表示の表示方法には●●町→●●△丁目と、町を取って住居表示にするようですが、以前有楽町を有楽△丁目にしようとした際に、かなり地元住民の反対にあったようです。 聞いた話なのですが、いまだ町を残している場所、例えば新宿区の細工町、納戸町、箪笥町など、昔からの名残のあるような地名、もちろん千代田区や中央区日本橋辺りも、有楽町が有楽△丁目にならなかったのと同じように、地元住民の反対や昔からの地名を残そうと言う動きがある、みたいです。
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ご回答ありがとうございました。 有楽町に関して調べてみました。 住居表示に伴う町名変更で特徴的だったのは、 (1)旧来の仮名遣い(?)をやめる 例、霞ヶ関→霞が関、丸ノ内→丸の内、雑司ヶ谷→雑司が谷、など (2)難読な名前、当用漢字(?)にない漢字を用いた名前をやめる 例、汐留を廃止(「汐」が当用漢字にない)、御徒町を廃止(読み方がわからない人は「オトマチ」と読んでしまう)など なんだそうです。なので、●●町は「●●まち」と読むのか「●●ちょう」と読むのかがわかりにくい(=難読である)ため、「町」なしの名前が量産されたと聞きます。 千代田区:富士見町→富士見、飯田町→飯田橋など 中央区:入船町→入船、晴海町→晴海、新富町→新富など 港区:元赤坂町→元赤坂、六本木町→六本木、白金台町→白金台など こうした方針が一部では不評で、有楽町のように町付きの名前でも住居表示が実施されるようになったそうです。 千代田区:有楽町、紀尾井町、永田町、岩本町、三崎町など 中央区:日本橋人形町、日本橋茅場町、明石町など 新宿区:歌舞伎町、市谷本村町、河田町など これに対し、港区、文京区、台東区などは、住居表示実施町名にはすべて「町」を外したようです。 椎名林檎さんの曲に「歌舞伎町の女王」という名前の曲があります。もし町を外していたら、「歌舞伎の女王」(笑) ●●町という名前だから、地名だとわかるんですよね。町の名前って大事なんだな、と感じました。 > 地元住民の反対や昔からの地名を残そうと言う動きがある、みたいです。 ということは、地名を残すことに積極的(?)な自治体と、消極的な自治体がある、とも言えそうですね……。 千代田区役所は、住民の要望を活かして区政を行っていることのあらわれなんでしょうか。だとしたらとても素晴らしいことだと思います。
- Chuck_GOO
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住居表示実施済 →「●●町(X丁目)X番X号」 住居表示未実施(地番) →「(大字)●●町 XXXX番地XX」 ということかと思うのですが、 23区内は大半が住居表示実施済みではないでしょうか。 千代田区で「番地」表示になっている地域が今でもあるでしょうか? 確かに神田付近は、「丁目」という形で整理されていない地域は多いのですが、これはNo.1さん仰る理由によるもので(お隣の中央区でも「日本橋XX町」(丁目なし)のところが多いです)、その下は「X番X号」で整理されているかと思います。 以下ご参考いただけるかもしれないURLです・・・ http://www.city.hachioji.tokyo.jp/shimin/01_s_soumuka/jyukyo/nonhyojiku.htm http://www.city.hachioji.tokyo.jp/shimin/01_s_soumuka/jyukyo/hyojikku.htm http://list.room.ne.jp/~lawtext/1962L119.html
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ご回答ありがとうございました。 私も調べてみました。 23区内の大半は住居表示が実施済みですが、一部地番表示になっている地区があるようです。 整理するために、丁目をつけている町があります。(神田神保町や四谷など。)ただ、丁目がついているからといって住居表示が実施されているとは限らないようで、住所は「四谷三丁目XX番地」「神田神保町一丁目XX番地」とのことです。 (私が調べた一例です) 丁目がついていて住居表示実施:三崎町・市谷加賀町ほか 丁目がついていて住居表示未実施:神田神保町・四谷ほか 丁目がついていなくて住居表示実施:紀尾井町・東五軒町ほか 丁目がついていなくて住居表示未実施:神田東松下町・信濃町ほか 町名だけ残して住所表示を実施(飛び飛び番号の地番表示を廃止して、XX番XX号に整理整列する)にしたら、配達業の人も喜ぶのにな、と思うのですが、どうしてそれがなされていないのかが不思議なんです。 中央区では住居表示をすべて実施したと聞いています。千代田区で住居表示が進まないのはなぜなのでしょうか……。(もしかして区役所がやる気がないから?)
お礼
ご回答ありがとうございました。 なるほど、やはり町名を守る運動が関係していたんですね! > ちなみに新宿も四谷周辺に古い町名は多いです。淀橋や角筈など、消えてしまった名前も多いですが、守ってもらいたいですね。 私も同感です。 千代田区では、猿楽町(旧神田猿楽町)や三崎町(旧神田三崎町)などは町域をそのまま残して住居表示が実施されているようですし(歴史的に、町名の神田を省略して呼称していた時期もあったそうですから、神田を削っても町名変更とは言えなさそうです)、 お話の新宿区のケースでは、東五軒町周辺・南山伏町周辺・市谷加賀町周辺などでは、町名と範囲をそのまま踏襲して住居表示が実施されているようです。 こういうケースを見ると、「住居表示の実施」 イコール 「町名が消える」 とは言えないように思うんです。(それとも行政側が、住居表示実施を口実に町名変更したい、という意向をもっているなら話は別ですが。) のこりの神田地区、四谷、麹町などは、どうして住居表示をしてしまわないのか、それが不思議なんです。 住居表示をしていないことによるデメリットは、町名うんぬんよりも、住所の数字が連番になっていない(飛び飛びになっていたりもする)ことが多いです。これが配達業の人が苦労する要因にもなるわけですが、それと町名変更は何の関係があるのかが私にはわかっていません。(町名変更したいがために、住居表示という方便を用いているように感じてしまうんです。)