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五年くらい治療した挙げ句に誤診だったと判明。

老耄の父の介護をしております。 股間にタムシらしきものができて、皮膚科の医者に見せると、紅色陰癬という診断で塗り薬を貰いました。塗ると、マシにはなるのですが、みょうな色になったままです。医者にこれで治っているのか、と訊くと治っている、綺麗になってる、という答。で、塗るのをやめるとまたぞろ赤みが増して、あきらかに病的な状態。治らない人は治らない病気なのだ、という説明でした。薬で抑えておくだけしかできない、と。 ってなことを繰り返して五年くらい経ちました。また、なんとも汚い状態になったので、同じ医者に診てもらいに行くと、代診で初めての医者でした。 で、これはタムシだ、ってことになりました。タムシの薬を塗ってみると、おおお、みるみる良くなっていくではありませんか。 さて、今まで払ったお金は無駄であり、よそでの治療の可能性を潰したという意味では有害でした。ほかの経済領域では返金が当然かと思いますが、医療での慣行はどんなふうになっているのでしょうか。お教えください。

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回答No.7

度々お邪魔いたします。 まず、ゲンタマイシンについて補足ですが、手元の本(2001年版の治療薬マニュアル)上はグラム陽性桿菌への効果をうたわれておりませんが、他の資料(切り抜きやコピーが多い・・)ではグラム陽性桿菌のうちジフテリア(これもコリネバクテリウム属:Corynebacterium diphtheriae.だが、紅色陰癬の起因菌はCorynebacterium mimutissimum.で同じ菌ではない)や炭疽菌には効果を示しています(その資料にはコリネバクテリウム属としては書かれていない) >ところで紅色陰癬とタムシが合併して起こるということはないので >しょうか? そういうことがあるなら、今回の経過も腑に落ちるの >ですが。ハイ紅色陰癬なおりました、ハイ田虫にかかりました、と >いう立て続けの連鎖はちょっと考えにくいように感じます。 抗生剤を使用していると、ある特定の菌種が死滅する事で他の微生物が増えるという状態が起きる事があります。もちろん、紅色陰癬と白癬菌感染が同時と言う事も考えられますが、むしろゲンタマイシンによって特定の菌がいなくなり、そのためゲンタマイシンが効かない白癬菌が顕在化してきたと見る方が理にかなっているように思います。 これは他の抗生剤でも起きる現象です。 大きさについてですが、コリネバクテリウム属は、大きいもので10μm、小さいものでは0.1μmで、白癬菌の数十~数百分の1です。 顕微鏡で見て判別する場合は、グラム染色という方法で色づけして見る方法がありますが、今回のケースでは白癬菌の有無が判ればいい(白癬菌感染か紅色陰癬かなので)ので、白癬菌がいないのは指標となりえます。 ニゾラール(ケトコナゾール)はミコナゾールと同様のイミダゾール類なので、ひょっとしたら紅色陰癬にも効果があるのではないでしょうか。 とりあえず今回の治療で良くなったのは良いのですが、紅色陰癬の場合は半年~1年で再発する事が多いので、くれぐれも御注意下さい。

mannequinkatze
質問者

お礼

お邪魔だなんて何をおっしゃいます。惜しみなく知識の光で照らしていただくこと、洵にかたじけなく、深く感謝いたしております。 >紅色陰癬と白癬菌感染が同時と言う事も考えられます >今回のケースでは白癬菌の有無が判ればいい(白癬菌感染か紅色陰癬かなので)ので、白癬菌がいないのは指標となりえます。 これは矛盾と感じられますがいかがでしょう。 ただ、お教えを頂いて、この治療は結果的に失敗したと受け止めるべきなのだろうと思うようになりました。落ち度なしとせずとも不可抗力の部分も多いようだと。たとえタムシごときであれ素人が考えるほど単純ではないと思い知りました。

その他の回答 (7)

回答No.8

>紅色陰癬と白癬菌感染が同時と言う事も考えられます これはあくまでも例です。 同時に感染症が起きることもありうるのですが、今回の場合は >むしろゲンタマイシンによって特定の菌がいなくなり、そのため >ゲンタマイシンが効かない白癬菌が顕在化してきたと見る方が理 >にかなっているように思います。 なのです。 つまり診察の際の考え方として、 「紅色陰癬が疑わしいが、真菌症も考えられる。なので顕微鏡で見て真菌がいれば真菌症の治療を選択(または抗真菌薬との併用)、真菌がいなければ紅色陰癬だろう。」 と考えたのだと思います。(紫外線灯があればそれをしたと思いますが、個人病院では持たれていない所もあるのではないでしょうか) 紅色陰癬の原因菌は自然界のどこでもいるようなもので、糖尿病や抵抗力の弱まった人にかかりやすく、そのため一度治癒しても半年~1年程度で再発を繰り返しやすい病気です。 紅色陰癬だけでなく白癬菌もそうですが、かかりにくい環境を作る(毎日石鹸で洗浄してよく洗い流し、乾燥させる。尿で汚染時にも洗い流して乾燥させる。寝た切りでオムツを使用している場合は、オムツを開いて下に敷いておくなど)ことも重要です。 介護は大変だと思いますが、デイサービスや訪問看護なども活用して頑張って下さい。

mannequinkatze
質問者

お礼

重ね重ね本当にありがとうございます。 このたび甚だ片づかない心持ちになった理由の一つは、五年間ずっとゲンタシン一本やりだったことです。「コリネバクテリウム属は多剤耐性を示す事が多」い等とうかがえばなおさらです。 なにしろ医者は、この紅色陰癬は治らない、と言明したのです。使った薬剤はゲンタシンのみです。なぜもう少し別の薬を試そうとしなかったのでしょう? 父は糖尿病でもあります。それも重いものです。でも、これはずいぶんと勉強して、と言うのは、日本式のやり方ではぜんぜん駄目で、あまりにも駄目なのでインターネットで英語領域に踏み込んだら、あっさりと海彼では別のやり方をしていたのでした。でこれが極めて有効だったという。 話が逸れてしまいますけど、日本では超速効型インスリンを食事のカロリー量に対応させますけど、あっちでは炭水化物量に合わせて打つんですよね。これはもう仰天どころじゃない、ひっくりかえりました。なんで私たちの国ではわざわざ間違ったことを患者に教えるんだろう。殺す気か、とダチョウ倶楽部ならわめくところで。 >オムツを開いて下に敷いておく おおおおお、このお言葉にはびっくりしました。プロはそこまでなさいますか。素人には無理です。布団がめちゃくちゃになってしまいます。 紙オムツを開発商品化した技術者たちにはノーベル賞を与えるべきだと思います(まったく、これがなかった昔の人たちの苦労を思うと。でも昔はこんなにずるずる老人が生き延びなかったのでしょうけど)が、小便を洩らすたびに換えるほどの経済力はなく、まあ、甲斐性なしの子を持った不仕合わせと諦めてもらいます。そして私は他人のタムシくらいのことでブウブウ言うべきではないと心底おもいました。

  • puyopuyo3
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回答No.6

医師の義務について、補足として記載します。 医療においては、転送義務(転医勧告義務)の話題が度々上ります。民法656条(準委任契約)及び709条(不法行為)により、 ・自ら医療水準をみたす医療行為ができない場合 ・自己の専門外か、自己の臨床経験または医療施設の程度によって患者の疾病の治療が困難なとき ・地理的・環境的要因の点で搬送可能地域内に適切な設備・専門医の配置された治療機関が存在すること ・転医による疾患の改善可能性が予測できること 以上の場合、患者を他の適切な医療機関に転医させるべき義務です。これを怠ると債務不履行責任、不法行為責任を問われることがあるというものです。今回の場合、この転送義務にかかるかどうかですね。状況がわかりませんので、こうした面を含めて弁護士に、というのが最初の答えの理由です。 今回は、長い経過の中で、その時々に顕微鏡で検査を行なっています。しかし、診断が誤っていた証拠を、患者側から証明することは極めて困難です。それで、医師賠償責任保険の管轄会社が、仲裁的にお金を出してくれれば、一応収まりが付くかな、という期待で案を出したというところです。 結果的に混乱させてしまうようなことになり、すみません。 >それに誤診や失敗を見逃すのは患者の義務とも思います。 いやいや、そういう時代でもないでしょう。必要なときには、必要なことを言う患者さんが、賢い患者さんだと思います。

mannequinkatze
質問者

お礼

重ね重ねのご回答ありがとうございます。 もっとずっと難しい、深刻な病の場合として承るとなるほどなるほど、世の中の仕組みはそうなっていたかとお教えに感心いたしますが、あのそのえと、みずから四角張った物言いで相談申し上げておいてこう申すのはなんなんですが、なにしろたかがタムシですので…。 医療過誤についておっしゃることも洵にごもっともとは存じます。でも今回の件については、特別ひどい目に遭ったということでもないようだと思い始めました。

回答No.5

顕微鏡で見たのであれば、最初は紅色陰癬だったのでしょう。 ただし、顕微鏡で見るのはあくまで一部なので・・ ゲンタシンではタムシには全く効きませんね。 ゲンタシンの主成分であるゲンタマイシンはアミノグリコシド系抗生物質です。 紅色陰癬の起因菌はコリネバクテリウムという菌で、グラム陽性桿菌に属します。手持ちの本では、ゲンタマイシンはグラム陽性桿菌への適用を示していませんが、他の資料では抗菌スペクトル(効果の範囲)として同じグラム陽性桿菌のジフテリアなどにはある程度効果があるようです。 コリネバクテリウム属は多剤耐性を示す事が多く、他に有効な薬剤でも効果が期待できないこともあります。(コリネバクテリウムの血液感染の場合、バンコマイシンなどの抗生物質しか効かないものもある) 長期に使って効果が無ければ薬剤を変更するということもあります(特に、他に有効とされる薬剤、エリスロシンやクリンダマイシン、ミコナゾールなどがあるので)が、その病院で採用されていたか分かりませんし、薬剤の変更や他院への紹介をするのが義務というわけではありません。 ゲンタシン軟膏は抗菌スペクトルがある程度広いので好んで使用する医師はおりますし、一度診断して治療に効果があった(少なくとも軟膏塗布して一度は治まっている)場合、再発しやすい疾患であれば「また起きたか」と思い込んだとしても人としてはしかたないかもしれません。 ただし、専門職としての医師の責任は果たしていないかもしれませんね。思い込みはしないようにしなくてはいけませんし、長期に渡っている場合には他の原因(この場合、ゲンタシンを使用して紅色陰癬が収まったとしても、違う原因で白癬菌感染が起きることは充分ありうる)などを考える必要はあるでしょうね。 ただし、No.4さんも仰っていますが、医師や病院の選択権は患者側にあります。もちろん自分の病院で手に負えないと判断されるような病態(重傷・重症、専門外の科、手持ちの設備では効果を期待できないなど)は他の病院を紹介することになるかと思いますが、今回のケースではそれらには当てはまらないとは思います。(見方によっては寛解と再発とも見える) 治療に納得いかない場合、セカンドオピニオンも必要かとは思います。 しかしそれは患者側の権利であって、紹介は義務ではないのです。 このような言い方が適切とは思いませんが・・車の運転手に例えると免許と言うものは必要最低限の資格で、初心者からF1ドライバーまでぴんきりです。 もちろん免許の中にも普通免許、2種免許(人を乗せるような車の運転)などがありますが、2種免許の人でも上手下手があります。 これを医師免許で考えると、専門領域外は普通免許、専門科の資格が2種免許のようなもので、そのなかでも年数が少ない・長い・上手下手は当然おります。 ただし、専門科については更新試験のようなものもあるので、資格がないような程低いレベルの方はいないとは思いますが・・。

mannequinkatze
質問者

お礼

重ねてのご回答ありがとうございます。 >顕微鏡で見たのであれば、最初は紅色陰癬だったのでしょう。 紅色陰癬の原因菌って白癬菌と大きさがたいして違わないようなので、顕微鏡で見えるように思うのですが、医者の様子と言葉から判断するに、そいつを視野におさめたとはとうてい思えません。白癬菌の不在を確かめただけのようでした。紫外線を照射する装置を備えないのは皮膚科の個人医院として普通でしょうか? >ゲンタマイシンはグラム陽性桿菌への適用を示していません ええっ。これはこれは。驚きです。そのあとのご説明を拝見してもなんでそんなものをファーストチョイスにしたものか、納得できにくいものがあります。それに私だって「またゲンタシンですか…」くらいのことはモゴモゴと言ってるんですが。 >一度診断して治療に効果があった(少なくとも軟膏塗布して一度は治まっている) うーん、確かに変化はしました。マシになりました。でも治っているようには見えなかったんですがどんなもんなんでしょうねえ(と訊かれても答えようがないですよねすみません)。 ところで紅色陰癬とタムシが合併して起こるということはないのでしょうか? そういうことがあるなら、今回の経過も腑に落ちるのですが。ハイ紅色陰癬なおりました、ハイ田虫にかかりました、という立て続けの連鎖はちょっと考えにくいように感じます。

mannequinkatze
質問者

補足

すみません、私は今回の経過について不正確なことを書いておりました。 ここ五年間に何度も同じこと(治療したり飽きてやめたり)を繰り返していたのですが、今回は、二ヶ月前に放置するのが嫌になって、また医者へ連れてゆくことにしたのです。そしていつもの医者によってまた顕微鏡検査をして、白癬菌が見あたらないのでやはり紅色陰癬と診断、ゲンタシンの塗布を朝夕二回、律儀に繰り返して、二ヶ月を経過、薬が残り少なくなったので、また医者へ行くと、代診で初めて見る顔の医者によって田虫と診断が変更されたのでした。今度は白癬菌が見つかったのです。 で、ニゾラールなる薬を塗り始めるとみるみる快方へ向かう様子にほとんど仰天してこのような質問をするに至ったわけです。

回答No.4

最初に断っておきますが、私は皮膚科の医師ではありません。ですから一般論として聞いてください。 医師には目の前にいる患者の診療を拒否することが出来ません。拒否できるのは患者の権利であり、医師にはありません。また、患者が拒否していた場合でも、生命にかかわる場合は、緊急避難措置として、治療を開始することが出来ますが。 また、紹介の義務もありません。紹介の希望があれば、紹介しますが、どこを紹介するか、その医師次第です。 私は、さまざまな外科医と仕事を一緒にしてきましたが、内科医とはあまり仕事をする機会がなかったので、アレルギー、皮膚科、は紹介の希望があっても、どこが良いか分かりません。ですから、大きな病院を紹介します。その病院の担当医とは一緒に働いた事が無いので、名前しか知らないのですが。 本件の場合、医療機関や、医師を訴えても、恐らく勝てる可能性は非常に少ないと思います。 5年前と現在の症状が医学的に全く同じであることを証明しなければならない。これがどうしようもなく難しいです。私が、同じ立場であっても、あきらめます。 皮膚科専門医ではないですが、皮膚科の疾患は同じ医師として見て、なかなか確定できる診断法が少なく、薬を付けてみて直れば、それが診断になる(診断的治療)の手法を使う場合が多い。そのため、どうしてもこのような結果になることはあります。 確かに、侵襲的な皮膚を切除して、それを顕微鏡で見るとか、すれば診断も確定する場合もあると思いますが。でも、普通、悪性所見が無ければ、医師もしないですし、患者の側も断るでしょう? しかも、その検査をしても確定できない場合も多いです。 このような場合、5年も、同じ医師にかからず、もう少し早い段階で、別の医師に受診されれば良かったと思います。 あまりお望みのお答えになっていないと思いますが、 色々なうわさや、情報を自分で調べて病院にかかるしかないのが現状だと思います。アメリカでは、心臓の手術成績などはインターネットで検索できますが、日本はまだまだそうはなっていないですね。

mannequinkatze
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 裁判沙汰にしようなどという考えは最初から毫もございません。金銭的には微々たる損失に過ぎませんし。 ただ今回のはタムシというまったくありふれた疾患を見誤ったわけで。しかもその診断的治療とかいうのをやって、経過を見た上でのことですから。私の目には、ど素人の目には治ってるようには見えなかったし。 ネットで調べると紅色陰癬はむしろ珍しい部類に属すようにも書いてあります。ウッド灯とかいう検査器具を備えないのもあんまり患者がいないからかな、などと思っていました。でも今となっては、それくらいの検査したらどうか、と思わざるをえません。 でもタムシはタムシ、瑣事は瑣事です。ちょっと気持ちが片づかないだけです。

  • puyopuyo3
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回答No.3

患者さんが自ら医療機関を探して回る義務はありません。逆に医師は、自分の領域外の疾患については、紹介義務があります。あなたの方が「過失」と言われることはないと思っています。それで、回答は「掛かるべきだった『とも』言えます」という表現になってしまいました。 長年、色々と大変でしたね。何よりも原因が分かり、対処方法がはっきりしたことは幸いでした。しかし、その医院に対する気持ちも理解できます。長期化・複雑化することなく、何かいい落としどころが見つかることをお祈りいたします。

mannequinkatze
質問者

お礼

重ねてありがとうございます。 頭のおかしくなった老人の介護は不快なことばかりで、タムシの誤診なんぞは片々たる瑣事であって、さっさと忘れてしまうのがよいと思うことは思うのです。 それに誤診や失敗を見逃すのは患者の義務とも思います。悪質なものでなければ。

  • puyopuyo3
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回答No.2

法律に関しては、まるっきり素人です。 医師側原因としては、診断の誤りによる不適正な治療行為があります。一方あなたの側にも、治療効果が乏しい場合、他の医師に掛かるべきだったとも言えます。5年間ということですので、その間に受診する機会がありました。 まずは、その医院に一度相談してみてください。その上で、何らかの対応がなされれるのであれば、あとはあなたが納得するかどうかになります。 全くナシのつぶてということでしたら、訴訟ということになります。訴訟となりますと、間違いなく先方は医師賠償責任保険の契約会社に連絡し、交渉が始まることでしょう。 まずは、かかった費用などを積算し、医院に提示してみてください。これは恐喝でもなんでもありません。 もし、提示金額が60万円以下であれば、小額訴訟という手もあります。ただし、医療訴訟は往々にして非常に面倒になることが多いです。 いずれにしても、一度弁護士には相談しておいたほうがよいでしょう。

mannequinkatze
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おそろしくお詳しくていらっしゃるじゃありませんか。ご謙遜なさる理由はいったい? 訴訟沙汰はしかし、思いも及ばぬところです。できたら、お医者のほうに、悪かった、お金は返します、なんて言ってくれたらいいのになあ、普通の商行為なら、それが当たり前だと思うんですが。けっこう嫌ですよ、爺さんの股間に軟膏擦り込むの。効果があればともかく、あれがぜんぶ無駄で、しかも伝染性の強いやつだったとは、とちょっと腹の虫が騒ぐのでした。 ただ一つ疑問なのは、セカンド・オピニオンとかいうものを求めるのは患者側の義務、というか求めないのが落ち度になる、とはちょっと思えない、ということです。喩えて言えば、欠陥工事で惨事になって、よその工務店にチェックさせなかったお前が悪い、と言われるようなもののような気が…。

回答No.1

紅色陰癬を疑うのであれば、紫外線照明を当てて検査したのでしょうか?(紫外線を当てると赤く輝く) 一度治癒しても、半年~1年で再発はしやすい病気ではあります。 塗り薬が何を使用していたのかは分かりませんが、主な塗り薬としてはクリンダマイシンやミコナゾール(販売名は色々ありますので、成分を見て下さい)等があります。 クリンダマイシンで効果があったのであれば、診断通りであったかと思います。 ミコナゾールの場合は白癬(タムシ)にも効果があるので何とも言えませんが、治療としてはタムシでもミコナゾールで間違っていません。 クリンダマイシンを使用していた場合に、紅色陰癬がある程度治癒した所にタムシ(白癬菌感染)が起きた場合はクリンダマイシンでは効かない状態になるでしょう。 長い治療過程でそのような状態になった事も考えられます。 両方効くのであればミコナゾールの方が良いではないかと思われるかもしれませんが、ミコナゾールは糖尿の飲み薬や痙攣止め、血圧の薬、血液を固まりにくくするワーファリンなどの作用を強めてしまったりすることがあるので、それらの薬との兼ね合いや紅色陰癬と確定できたのであればクリンダマイシンを選択するかと思います。 また、新しい効果の高い薬も年々出ておりますし、そのため今回は効果が出たとも考えられます。 クリンダマイシンやミコナゾールの他の塗り薬もあるかと思いますので、疑問があれば軟膏の名前(もしくは成分名)を教えて下さい。

mannequinkatze
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >紫外線照明を当てて検査したのでしょうか? 確定的な診断のためにはそういう検査が必要だという説明はありましたが、皮膚科専門の医院のくせして機器を持たないらしく、顕微鏡で見て白癬菌がいない以上は紅色陰癬でまず間違いなかろう、とのことでした。赤く輝くところ、見てみたかったんですけどね。 紅色陰癬の治療としては「ゲンタシンクリーム」なるものを用いました。一貫してこれです。タムシと診断が変わってから使ったのは「ニラゾームクリーム」です。いやあ、劇的に利くもんなんですね。五日ほどで明らかに治りかけている感じが見てとれます。水虫は頑固なものだという昔風(?)の意識が根強いため、非常に驚きました。ゲンタシンのときには、多少マシになってるようには見えましたが、治ってるとはとうてい思えないのに、医者はいちおう治ってる、色素が沈着したのだとかなんとか言ってました。

mannequinkatze
質問者

補足

ああっ、タムシの薬の名前、間違えました。ニゾラールクリームでした。成分名はケトコナゾールとあります。失礼いたしました。

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