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現在、広告業界が抱えている問題とは?

インターネット広告などが普及しつつあり、今広告業界はどんどん変化している状況にあると思うのですが、現在広告業界で働いていらっしゃる方、また広告業界を目指して活動しておられる方から見て、現在の問題点、また、解決のための方法などは、どのようなものがあるのでしょうか? 私はゼミのレポートででメディアを取り上げようと思っていて、今広告について調査しているのですが、本などを読んでもどうも抽象的でわかりづらいので、専門の方にかみくだいて教えていただけるとありがたいです。 私の質問もなんだか漠然としていてすみません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • chien
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回答No.1

 ネットを広告の媒体として捉える時代はすでに終わっています。現在は、セールスプロモーション(SP/販売促進)、パブリック・リレーション(RR/広報)、マーケティング(市場調査)に活用されています。それも、表面的には、そうした利用がされているようには、一般の人たちに分からなくしてあります。  つまり、広告代理店では、広告営業の人たちが活用しているのではなく、SP、PR、マーケティングの部署の人たちが積極的に利用しています。  こうした背景には、「不特定多数」を対象としているのではなく、「特定少数」を対象とすることへの変換があります。たとえば「見ている・見ていない」ではなく、「どんな人が、なぜ見ていて、どう感じたか」などを瞬時に判断できることです。  広告のスペースの売買ではない、有益な情報世界があるということです。  今後の問題点としては、ネットでの露出について価値の固定化ができなくなることです。新聞の販売部数と広告欄の大きさは、テレビであれば視聴率と提供時間で、金額が決定します。しかし、ネットでは、前述のように単純な広告露出だけではなくなってしまいます。テレビは「見てもらう」ことが大切ですが、ネットではさらに「参加してもらう」ことが当然のこととなります。たとえば、この「参加」という価値をどうするか、ということです。  他にも「コミュニティ形成」とか「会員組織」とか「情報共有」とか、様々なネットならではの特質があり、それを金額の固定化して、収益をえる構造にすることは、非常に困難なことです。  分かりやすく言えば、広告業界としてパッケージに入った規制商品を作ることができなくなっている、のです。

noname#14509
質問者

お礼

ありがとうございます! なんだかやっぱり専門家の方のご意見はすごいです。 私はほんとに素人なんで、わからないことも多いんですけど、このお答えをきっかけに、新しく研究が進めていけたらなって思います。

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