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FUJIFILMがコンパクトデジカメに光学手振れ補正を搭載しない理由
FUJIFILMがデジカメに光学手振れ補正(またはCCDシフト方式)を搭載しない理由は何なんでしょうか?実用的な高感度+光学手振れ補正があれば最強だと思うのですが、コンパクト型の高倍率ズームや広角レンズなども搭載すれば大人気モデルになるはずなのに......設計が難しいんですかね?
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手ブレ補正については特許関係でしょうね。特許使用料を払うかクロスライセンスで相殺わけですが、フジはキヤノンと同じく光学系のメーカーですから、家電系メーカーのようにクロスライセンスをキヤノンに差し出す有効な特許がないのでしょう。 8ミリビデオの時代に、SONYがキヤノンのクロスライセンスで自社製品に搭載した光学手ブレ補正で大人気となり、キヤノンの社長がなんでキヤノンで開発した技術を他社に供与したらそちらでよく売れるのだと商品開発を叱り飛ばしたという逸話があるそうです。 フジはレンズに強いメーカーですから、必要があるなら高倍率ズームや広角レンズなど簡単に開発できるはず(というか家電メーカーの中にはフジのレンズを採用しているメーカーもあるのではと思います)ですが、これらの仕様は目立つほど売れ行きに貢献していないのかもしれません。売れ筋上位には高倍率ズームや広角レンズ搭載機は入っていませんし。ただ、今のコンパクト機のサイズにこれらのレンズを納めるのは難しいですよ。ガラスの屈折率は決まっているわけですから、どうしてもサイズはでかくなります。
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- sionn123
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inim_calmさん こんにちは 一番の理由は特許です。キャノン等が持っている特許を侵害しないで作れる光学手ブレ補正がシステムが今の所見つかって無いと言う事です。 ところで特許料を支払って既存の光学手ブレ補正システムを使った場合、値段に跳ね返って来ますから値段問題で売れないと言う考えが有るんでしょう。コンパクトデジカメを買うユーザーはカメラの内容が解って値段も内容に似合う値段なら買うと言う人ではなくて、例えば販売価格2万円または3万円以内で手ブレ防止機能搭載機が欲しいと言うある意味わがままを希望している方が殆どですから、値段が上がる事で売れなくなる事を恐れているんだろうと思います。 以上の理由より、フジが独自に光学手ブレ機能を開発しない限りフジから光学手ブレ機能付きコンパクトデジカメは販売されないとハズです。 コンパクト型の高倍率ズームレンズ搭載機に付いては、フジが光学手ブレ補正機能を搭載機を作らないと言う考えである以上、コンパクトなボディーに高倍率ズーム搭載で手ブレを起こさない事自体が写真の素人さん目的に作られたコンパクトデジカメには無理が有り、無理を承知で作ると言う事はしないと言う考えだと私はフジの事を理解しています。 広角レンズ搭載機については、一時の流行でどれだけ将来的に売れるかと言う疑問を持っているのでしょう。その点に付いてはフジに聞いてみないと何とも私の想像の域を出ません。
- kuma-gorou
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手ブレ補正は、ご存知のように光学補正、CCDシフト補正、光学系+CCD一体補正の3方式があります。 あくまで推測の域ですが、何れの方式も特許等の関係で簡単には採用出来ないのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- fallen_angel
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・自社開発における、投資対効果の問題(出遅れているので挽回できるかの見通し) ・特許侵害の可能性 など、開発に踏み切れない事情があるのではないでしょうか? 富士フィルムは他社のように一眼レフのラインナップも揃っておらず、コンデジでは高収入が望めないから採用しないのかもしれません。 高感度の処理についてはフィルムメーカーのノウハウが活かせたり、特許侵害の問題が少ないので積極的に採用しているのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。フジだし手振れ補正ぐらい簡単に作れると思っていたのですが現実は厳しいんですね。