空間光学補正のモデルは、大きくは3種類ですね(正確にはプロジェクター搭載の有無で分かれるモデルがあるので4種類)。
違いは、基本的なビデオカメラとしての性能差ですから、極論を言えば#1の方が書かれているモデルが一番高性能で良いと言うことになります。
違いとしては、映像を受け止めるイメージセンサーの大きさ、画素数と有効画素数、レンズの大きさや質、そして明るさなど、やはり高いものほど良いと言えます。
1つズーム倍率だけは比例しません。ズームは高倍率にすると大型になりますから、大きいレンズ、明るいレンズを使ったモデルよりも、入門機レベルの小さいレンズを使ったものの方が高倍率であることが多いのです。
ソニーのは、そんなに激しい逆転ではありませんが、一番高いPJ790Vが10倍ズームなのに対して、その下の630Vは12倍ズームです。ちなみにこの2機種はレンズの明るさは同じです。
PJ790Vの上記以外の特徴としては、レンズがカールツァイス製、絞りが、ボケや反射が綺麗に出る虹彩絞りを使っている、ビューファインダーがある、といったところでしょうか。
デザインの特徴になっているマイクが外出しになっているのも特徴的です。
どうしても高倍率のズームを求めるなら、これはもう430Vしかありませんが、正直できれば630V以上にしたいところです(安さを重視しないなら尚更)。
430Vと630Vはイメージセンサーの大きさこそ同じですが、全体に占める有効画素数の割合が違い、結果として430Vは一回り小さいイメージセンサーレベルになってしまっています。
高画質、高機能を求めるなら当然790V。但しプロジェクター機能が標準になります。
私は実際に比較撮影などはしていませんが、空間光学は一番安いモデルでも遜色はないと専門サイトでレポートされています。