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アメリカン用 キャブについて
400ccアメリカンを何とか早くしたいと考えてます。 (大型に買い替えるのは無しで) そこで調べているうちに「スーパードラッグキャブASSY」というものを発見しました。この商品の説明で「強烈な加速感」とあるのですが、キャブ交換でそんなに走りは変わるものなんでしょうか? また、キャブ交換でマフラー音も変わるみたい何ですが要するに、三拍子になるんでしょうか? http://www.jamssound.com/dragstar.htm 上記サイトで音を視聴できるのですが、キャブを交換している人はみんなV-BOOSTシステムを装着しています。この商品についても教えてください。(性能・値段など)
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国内で販売されている、アメリカンタイプは、スピードよりも、快適にツーリングを楽しむバイクとして作られています。 低中速を犠牲にせず、加速よく直線で早くするには、排気量アップが一番ですね。 判り易い例をあげますと、 オフロード競技用マシンのホンダ CRF250Rと、公道走行を考慮されたXR250を比較してみると面白いと思います。 http://www.honda.co.jp/motor-lineup/ 前者はメーカーチュ-ンと考えれば良いと思います。 排気量が同じなので、最大トルクは大差ありません。 ではどうやって馬力を稼いでいるかと言えば、高回転まで回るようにしています。 その手法は、圧縮比を上げて爆発力を上げ、ショートストロークにして高回転に向くようにし、さらにカムプロファイルを変えて高回転型にしています。 トルクは変わりませんが、出力は1.5倍になっています。 ここで注意する事は、最大トルクを発生する回転数が高くなっているということです。 つまり、低速は無くなってしまうのです。 そのため、高回転を維持出来るように、ギヤ比がクロスしています。 そして鈍った加速力を補う為に、最終減速比も高くし、ローギヤードにしています。 これは低速を犠牲にしても、少しでも馬力を稼ぎたいからです。 これでは、アメリカンならではの、音を楽しみながら高いギヤで加速する等という事は無理になってしまいます。 そして、これらの特性はアメリカンのようにゆったりと走るものには適しません。 そして一番違うのは・・・・ 車両重量なのです。20Kgもちがうのですよ。 公道走行可能なマシンで20Kgの軽量化は、随分厳しいものだと思います。 それだったら、レギュレーションの縛りが無い公道なら、排気量の大きなバイクの方が良い訳です。 V-BOOST等、大口径キャブだけの改悪は、低速が無くなってしまうため、そのあと、正規の馬力が出てくると、急に力が出たように錯覚させる程度のものですよ。 レスポンスも、走りも向上するとは言いがたいのですが・・・
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- watercolors
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パートタイムV-BOOSTでは、低速時、2つのギャブを結ぶ通路をふさいで小径キャブとして働くので低速を保ったまま、高回転時に、通路を開けて大口径キャブとしての効果を期待している訳です。 しかし、フルタイムにして、低回転時も通路を開けてしまうと、混合機の流速が落ち、低回転時の出力が低下してしまいます。(低中速回転を使った時の加速は悪くなります) フルタイムにするメリットは、レース等で高回転しか使用しない場合、よけいな機構を付けない事による整備性の向上やパートタイムV-BOOSTの調整の難しさを省く為です。
- watercolors
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SYUN DragStar400は、 Face5さんのおっしゃるように吸気音が大きいですね。 357の紅イすり抜ケ DragStar400 '00と、blackstone DRAGSTAR 400は、明らかに排気が抜け過ぎでガスが薄い音ですね。 暖まらないと回転が安定しないとのコメントもそれを裏付けます。 アキト DragStarClassic400 '98(初期型)は、空燃比があっていず、不正爆発がありますね。 どれも、ボルトオンでなにも調整がなされていないようで、低中速はなさそうな音がしますが・・・・ キャブの交換で排気音は変わることはありますがそれは、適切な調整がなされていない場合で、きちんと調整されていれば、Face5さんのおっしゃるように大きな差は出ませんよ。
- Face5
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まず キャブの交換で排気音が変る事はありえません。エアクリが無くなって吸気音が目立つために排気音が変ったように錯覚するならあるかもしれませんが・・・。そして キャブの交換でパワーUPとなると大口径化しなければ数字的なUPはありません。ただ レーシングキャブなどでレスポンスの向上は見込めますが 「強烈な加速感は」言い過ぎでしょう。
- watercolors
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キャブレーターを変えても、きちんと空燃比があっていなければ、馬力が上がるどころか下がってしまいます。 後付けというか、改造(改悪とも言う)キャブの場合、大口径にして馬力を稼ぐのが一般的ですが、自然吸気の場合は、吸い込む量以上の空気と燃料をシリンダに送り込む事は出来ません。 大口径にすれば(V-Boostでは、実質1つのシリンダに2つのキャブになるので大口径と同じです)吸い込む空気の流速が下がりますので、燃料の量が少なくなり、またきれいに気化しなくなります。 結果的に、充分な燃料が送り込まれずに、馬力が少なくなり、ひどい場合には、薄い混合機の為に、オーバーヒートによって焼き付きを生じます。 また、吸い込みの良い高回転ではよくても、吸い込みの悪い低回転ではかえって出力は落ちます。 俗にいうツキが悪く(加速が悪く)なります。 また、吸い込む事は出来ても、吐き出す事(排気系)の効率が良くなければ効果は期待出来ません。 エンジンはちゃんとバランスがとれていないときちんと機能しませんから、一部の改造(改悪)は百害あって一利無しです。 ですから、きちんと、ジェット類の調整など、各部のチューニングが必要になるのですが、これをきちんと出来るショップに頼む事が必要です。 さもないと大切なバイクを壊す事になります。 殆どの改造(改悪)パーツは、音が大きくなるなどして、馬力が上がったような気がするだけで、実質は下がってしまうものが殆どです。 きちんと改良してもタイムを計ってみれば、その苦労に比較し、大きな変化は無い事が判るでしょう。
お礼
キャブ交換で音が変わらないこと、また走りではレスポンスが向上することはわかりました。やはり根本的な「速さ」を求めるとV-MAX国内用の後付フルタイムV-BOOST装着が現実的なんでしょうか? http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/1623/v-boost.html