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使用済み切手の扱い方

国内の使用済み切手を集めています。 以前、ボランティア団体で切手を集めている方にうかがったところ、 切手の周囲1センチくらいを残して、簡単に切り取っておくように言われました。 その時、消印など気にせずに切って構わないとも言われました。 あまり綺麗に切りそろえてしまうと、最終的に受け取ったマニアの人のする仕事がなくなり、 不評なのだそうです。 そのことをふまえて、その条件に合うように消印のついた切手を集めていますが、 今、その切手をパリの切手市で売ろうと考えています。 この場合、切手を水できれいに剥がしておいた方がいいのでしょうか。 切手通の方、教えて下さい。

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回答No.2

切手は剥がさず出した方がいいです。 その理由は2つあります。  1つは、剥がしてしまうと回収したりする際に、切手と切手がふれあって、目打ち(まわりのミシン目のことです)を傷つけてしまいます。これは、切手の価値を落とす大きな原因となります。  2つめは、使用済み切手の価値を上げる物は、消印にあると言ってもいいぐらいだからです。だから、使用済み切手は、消印を気にせずにではなく、消印を残すようにした方が喜ばれます。 さて、切手で一番高価な物はどんな物だと思いますか?じつは、記念切手ではないんですよ。使用済みの普通切手なんです。そうです、町で一番簡単にみつけられる、あの、80円切手50円切手の使用済みです。  何故そうなるか?  記念切手は、ほんのわずかな期間にわずかな枚数しか発行されません。と、すれば切手としての種類は、使っていない物(未使用)か、使った物(使用済み)かの2種類しかありません。これでは、価値の上がる要素は少ないといえます。  でも、普通切手は違います。何年も、10何年もの長い間、膨大な数が発行されます。これらの切手は、一見すると、同じ種類ものが変わらず発行されているように見えます。でも、細かくみていくと、長い間発行され続けているだけに、用紙の種類が変わったり、用紙の向きが変わったり、印刷の方法が変わったりするものです。場合によっては、ほんのわずかな期間しか使用されない試験適な印刷方法があったりします。  そして、使用済みということで、消印が押されます。この消印でも、長い時がたつと、消印の方法が変わったりします。ほんのわずかしか使われない消印もあったりします。また、なかなか入手しづらい地方の郵便局の消印もあったりします。  もし、珍しい印刷方法をした80円普通切手に、珍しい局の消印が押されていると(消印は、局名と年月日がはっきり見えることが重要です!)、大変価値が上がります。その価値は、使っていない記念切手よりもはるかに高いものです。専門的な切手カタログをごらんになれば、おわかりいただけると思います。  ですので、こんなありふれた普通切手だなんて馬鹿にしないで、消印が残るようにまわりを残して、ボランティア団体に送ってくださいね。これは、外国に売るにしても同じだと思います。  ちなみに、もっと専門的になると、切手は切らずに封筒のまま集めている人たちもいます。

sacristain
質問者

お礼

やはりコレクターにとって、消印は大事なんですね。 ただ、パリの切手市で売られている消印つきの切手は、 全部剥がされた状態のものばかりで、 周囲の紙が残っているものって、ないんですよね。 それでも素人が下手に剥がして目打ちを傷つけるよりいいかもしれません。 詳しいご説明、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • 6dou_rinne
  • ベストアンサー率25% (1361/5264)
回答No.1

紙つきよりもきれいに水はがししたほうが高く売れます。 といっても現行のありふれた切手ではそんなに高くはなりませんが。

sacristain
質問者

お礼

やはりきれいにはがした方がいいのですね! 別に高く売るつもりはありません。 切手市でのやり取りが楽しくて行くだけですから。 早速のご回答、ありがとうございました。

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