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アライグマの引き取り先
知人がアライグマ(日本種)を飼っているのですが…本人の都合もありますが、やはり檻の中より同種の仲間たちがいる環境がよかろうと思い、動物園や市役所へ適切な引き取り先のアドバイスを求めましたが、良い回答が得られません。 当然、捨てるような人道に反した手段は取らせたくないゆえ、その手の動物の将来の相談先となる機関や、良き解決方法などをご存知の方、ご回答お願い致します!
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残念ながら動物園や公的施設はうば捨て山ではありませんので、ペットの引き取りを行っている施設は非常に少ないと思います。 事情によって稀にはそういう事例がないわけではないようで、聞いたことはありますが・・・。わたしが見たのはとある希少動物を海外より違法に持ち込み飼育していたもので、幼いうちから人間に飼育されていたため自然下へ戻すのは無理と判断され、動物園が引き取って飼育されていたものです。 なぜなら一度受け入れを表明すると、次から次へと際限なく、収容能力を超えても動物を押しつけられることになるからです。色よい回答が得られないのは当たり前です。 動物園の存在意義は野生動物の保護・維持であって、ペットを捨て先ではありません。また、新たにアライグマの展示場を設け展示する個体をほしがっている動物園でも個人から引き取ることはまずないと思われます。そういったペットは血統的な面で問題があるからです。 疑問なのが、「日本種」のアライグマなど存在しないことです。アライグマは全て北米原産の外来種です。どういう意味なのかわかりかねるのですが・・・。ハクビシンということですか?日本で飼育繁殖された、という意味でしょうか。 どちらにしても、アライグマもハクビシンも通常は単独生活を行う動物です。「同種の仲間たちがいる環境のほうが幸せ」とは限りません。 檻の中であっても、アライグマの運動範囲に適した広さの檻であり、食べ物が充分に用意されていれば不幸せではないでしょう。動物園の、同種の仲間がいる檻の中にあとから入れられるほうがよほどストレスです。間違いなく新参者として攻撃され、闘争が起こりますし、後々でも本来単独生活なのに、よそに逃げられない檻の中で常に敵と向かい合って生きていかなくてはなりません。 そういったアライグマの性質・生態への無理解といい、確かにHC-2211さんのご友人はペットを飼う資格のない方のようです。とはいえ、処分以外の方法を望むのならご友人自身がアライグマに最適な飼育環境を用意してやり、面倒を最期まで、責任を持って見る以外はありません。 生き物をペットにするとは、そういうことではないのでしょうか? 望みとしては、アライグマをほしがっている個人の飼育者を探し、その方に譲渡することだと思います。ネットや獣医のもとで告知を出せば可能性はあるとは思います。 ただ、お気をつけください。たいていの人間はアライグマがたいして人のいうことを聞かず、なかなか乱暴者だということも知らないし、習性に対する理解にも乏しいものです。 アライグマをほしがる人が現れたとしても、「良い環境を用意してやれる」人かどうかもわからない上、アライグマは毛皮としてよく利用されます。 そういった里親を装った悪質な人間の手にわたらないよう、十二分に注意してやってください。 そして、性質もわからない、知識もない、面倒も充分にみてやれるかろくに吟味もせずに生き物に手を出さないよう、HC-2211さんからきつくお灸をすえてやってほしいです。
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- simasimafish
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私も「(日本種)」の意味がわかりません。 アライグマは、外来生物法の特定外来生物 指定種になっています。 大変残念ですが、捨てることはおろか、他人への譲渡も、移動すらも禁止されています。 飼育者が、指定期間内に届けを出していない場合は、現在の飼育すらも禁止事項に該当します。 公的な場所にアドバイスを求めた場合、殺処分という回答しか得られないように思いますが・・・ 解決に繋がる回答でなくてすみません。 外来生物法、ご一読下さい。 アライグマが、良い環境で飼育を続けて貰えるよう、お祈りします・・・