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科学捜査
わたしは、科学捜査班になりたいのですがどこの大学に行ったらいいのかが、まったくわかりません。また、大学卒業後の警察学校のことなど、わかる方がいましたらどうか詳しく教えてください。お願いします。
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- sionn123
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eeerrriii1さん こんばんは 詳しい事は#1さん・#2さんが説明されていますから、お二人が説明されてない事を説明しますね。 まず科学捜査官として警察の科学技術研究所等に就職する場合、どこの大学ではなくて問題はどこの学部かです。一般の警察官と違って特殊技術(正確には学問的知識)を持っていると言う事が前提の就職ですから、法医学・化学系・物理系・心理学系等を学べる学部に入学されて専門的な学問の教育を受けた方ではないと就職は難しいです。どこの大学でも本人が勉強すると言うしっかりした目標があれば、どこの大学でも勉強できます。 お二方が紹介した学部以外に化学系の仕事を目的に薬学部に進学されるのも良い方法だと思います。私は薬学部を卒業し、今は薬局を開局している薬剤師です。ですから薬学部の事なら詳しく解ります。 薬学部で学ぶ内容の大方は有機化学といってズバリ化学です。そして薬の専門家として麻薬や覚せい剤の事を詳しく勉強します。また分析化学と言って、例えば成分が何か解らない白い粉の成分同定からどの程度の濃度でその成分が含まれているかと言う化合物の同定する学問も学びます。また身近に存在する毒物である農薬(悪い使い方をすれば人を殺す事も可能です。)の事も学びます。また法薬学と言って例えば水銀や砒素等の有害化合物を服用してしまった場合髪の毛に水銀や砒素等が残留しますが、そう言う髪の毛を検査する事で何を服用したかがわかると言う学問も学びます。 以上でお解りと思いますが、病院や街場の薬局等で医薬品を扱える(または売れる)仕事をするための知識を学ぶだけではなくて、大まかに言うと医薬品や毒物・麻薬等各種化合物を人体に取り入れた場合どうなるかと言う事を学ぶと考えると解り易いと思います。ですから、化学系の職種で科学検査官になりたいなら一番うってつけの学部だと思います。 話は変りますが、科学検査官になる場合は公務員試験を受ける事になります。公務員試験は一般教養と専門の試験に分けられます。私は4年生の時に消防庁の化学職(火事が沈火した後に現場に行って火事の起こった理由を捜査したり、新しい消火剤の開発をする職種)を受けたんですが、見事落ちました。その時に感じた事は、一般教養の試験が難しくもっと早くから一般教養の試験勉強を始めていれば良かったと言う事です。私は3年生の秋から一般教養の試験勉強を始めてのですが、それでは遅いと言う事です。例えば東大や京大等に進学し、卒業後が国家公務員I種職で霞ヶ関のキャリア官僚として働きたいと考えている人たちは、大学入学と同時に一般教養試験のための勉強を始めていると言われています。そこまでとは言いませんが、もし本当に大学卒業後科学検査官として働きたいなら、適切な学部に入学しそこで専門科目を勉強すると同時になるべく早くから一般教養試験のための勉強を始めて下さい。一般に公務員試験を受ける人たちの専門科目についての学力は同じ様なもので、受かるか受からないかの違いは一般教養試験の点数と言われています。 長々書きましたが、何かの参考になったら幸いです。頑張って下さいね。
- chidori_ko
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No.1です。 警察庁の科学警察研究所もしくは都道府県警察の科学捜査研究所に勤務するということなので、国家公務員もしくは地方公務員ということになるでしょうね。給与体系は、それぞれ、国家I種・地方上級に関する俸給表上に適用されるものになるでしょう。したがって、いずれであっても将来にわたって生活に困ることはない、ということになるでしょうね。 どの大学、というのはないと思います。どの大学に進学しても、道の確実性こそ変わるかもしれませんが、どの大学からでも採用試験は受けられるでしょう。 ただ、大学入学段階で、法医・物理・化学・心理・文書などの各専門分野のどの道を選ぶかは決めておく必要があると思います。 法医であれば、死亡時刻の推定や死因の特定などのために医学的知識を必要とし、その業務に従事するためには医師免許も必要でしょう。したがって、どの大学でもいいので医師免許を取得できる大学・学部であることが必要ですね。医学部でも、看護とかリハビリとかのコースでは無理でしょう。 物理・化学であれば、いわゆる理科系の大学で実験の素養を積んでいる必要があると思います。理学部・工学部でしょうか。ただ、実験の素養をつむために必要な、施設とスタッフ・ノウハウがそろった大学で勉学に励んだほうがいいでしょうね。私立よりも国立、国立の中でも研究レベルが高いとされる大学であるほうがいいでしょう。偏差値が高いからといって、ということではないでしょうね。 心理については、たぶん心理学・教育工学・測定法・テスト理論を勉強しておくということになるでしょうか。これだと、『教員養成系ではない、研究志向の教育学部』を選ぶか、文学部・経営学部を含めて、それら心理学・教育工学・測定法・テスト理論を勉強できる学部学科を探す、ということになろうかと。 文書については、偽造を見抜いたり筆跡を鑑定したり時期を特定したりということで、教育工学・情報・化学などに精通している必要があるのかな、と思います(これはほんとに自信がない)。教育学部・文学部(文学・考古学)、画像工学・印刷工学とかになるのかな...。 たぶん http://www.shosha.kokugo.juen.ac.jp/oshiki/ みたいなスタッフがいるところでトレーニングを積めばいいのではないかと思います。 ただ、公務員の採用試験を受けるということなので、教養試験が1次に課されるのは間違いなさそうです。大学を通過点として考えるならば、高校段階では下手に受験に気をとられて勉強する科目を減らさないほうがよさそうですね。センター試験対策をしっかりやって、学生のうちから研究に取り組める大学に進学し、業績を添えて警察職員の採用試験に挑戦するくらいの勢いがあってもよさそうです。 大学名にとらわれず、法医・物理・化学・心理・文書などの分野でじっくり勉強ができそうな学科のある学部を持つ大学を探してみてください。
- tatsumi01
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No. 1 の方のように系統的に調べたわけではありません。 科学警察研究所は国家公務員1種で採用予定(1名)があったように思います。学部は農学部が指定されていたので、DNA鑑定要員かも知れません。 県警レベルでは、サイバー犯罪の急増にともなって情報工学・情報科学の学生を欲しがっています。しかし、情報要員として採用するのではなく、警察官として採用するようです。情報要員が一杯のとき、一般警察官としても勤務させるためでしょう。
- chidori_ko
- ベストアンサー率48% (328/683)
面白そうなキーワードだったので、Googleで検索してみた、というだけなんですが.... 警察庁の科学警察研究所もしくは都道府県警察の科学捜査研究所に勤務する、法医・物理・化学・心理・文書などを科学的知見を元に捜査を行う警察官、ということでよろしいのでしょうかね。 科学警察研究所 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80 http://www.nrips.go.jp/SAIYOU.html 科学捜査研究所 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80 兵庫県 http://www.police.pref.hyogo.jp/shokai/kagaku/index.htm 京都府 http://www.pref.kyoto.jp/fukei/site/kasoken/katudo/index.html すべての科学警察研究所・都道府県科学捜査研究所の記述を見たわけではありませんが、法医・物理・化学・心理・文書に関する専門家としてのトレーニングを大学で受け、『警察職員』としての採用試験を突破する必要があるようです。 したがって、『警察官』とは別の枠組みの職員なので、科学捜査に従事する職員としての研修・進路を受けることになり、必ずしも警察学校という警察官のための研修は受けないみたいですね。(専門であっても、情報については警察職員ではなく警察官の範疇に入るところもあるみたいですが。) 各県の科学捜査に従事する警察職員の募集案内を参照すると、 http://www.police.pref.gunma.jp/keimubu/02keimu/saiyou/saiyou/qa.htm http://www.police.pref.osaka.jp/06saiyo/ippan/08kageku_1.html http://www.police.pref.hyogo.jp/shokuin/index.htm http://www.pref.kagawa.jp/police//moji///saiyou/saiyou/osira17.htm 警察官と違って体力検査などが科されない代わりに、法医・物理・化学・心理・文書などの各専門分野に関係した知識と経歴が問われるようです。したがって、どのような面から貢献したいかを選んで、それが学べる医学部・理学部・工学部・教育学部(教育工学・心理学)などを受験するとよいのではないでしょうか。 受験業界的には文系にくくられる教育学部や文学部でもかまいませんが、人文科学・社会科学としての科学的なアプローチを求められるので、どこの学部に進むとしても数学・統計学がじっくり学べるところがいいでしょう。英語・数学・統計などを道具として使った上で、学部で専門性を磨き、欠員が出た科学捜査部門の採用試験に挑戦し、専門家として採用されることを目指す、ということになると思います。
補足
こんにちは、私の質問に答えてくださってありがとうございます。すいません。また質問なのですが、収入額はどれくらいなのでしょうか。また、科学研究所で働くにはどこの大学があるのですか。教えてください。お願いします。
お礼
ありがとうございます。すごくためになりました。