40,50代が読む浮気小説

質問

いま不倫というか浮気が題材の小説にハマっているのですが、妻に浮気をされた男が題材の小説って、なにかありますでしょうか？　教えてください。ちなみに小生43歳になります。

回答No.3

noname#64210

ご質問に対して、全くの私見のために、
強引の印象がないこともないかもしれません。
その点について、はじめにお断りをし、申し訳なく思います。
また、既にお読みでしたらすみません。

松本清張の『波の塔』を挙げさせていただきます。

展開は、謎を秘めた美しい女性の品格と情愛、それにこたえる誠実な男性、この二人が軸になっています。
本来なら美しく昇華されてもいいはずの、愛の物語の筆致が終始暗いのはなぜか、夫の姿が浮かび上がった時にわかりました。

夫の、恐らく乾いた枝から水をしぼりだすような情念は、完璧に描かれていない分、その去就に至るまで、読む側の妄想をかき立ててくれるものとして、圧倒的ですらありました。

不倫に興味がなく、共感もない私が読んで印象的な、
「妻に浮気をされた男」が題材の小説です。

回答No.2

haru1212

不倫小説なら、やはり渡辺淳一ではないでしょうか？

「うたかた」などお勧めですよ。

回答No.1

walk-hawk

こんにちは。
あるいはもうお読みかも知れず、またお望みの内容とは少々外れているかもしれませんが、谷崎潤一郎の『鍵』などいかがでしょう。
妻を熱愛する初老の大学教授が、日記を通して、妻に、浮気の真似事をしてもらいたい、自分は嫉妬によって情熱をかきたてたいのだ、という願望を伝え、妻も、暗黙の内にそれを了承する。そしてしばらくは理想的状況が続くが、やがて真似事の限界ラインがどんどん低下して・・・というような筋です。