• ベストアンサー

知らせていない新住所にメール便が届くのはなぜでしょうか?

引越し後、新住所を知らせていないのに、あるマンション販売系の会社から新住所へ会報が、メール便で届きます。 他の通販会社などカタログを送付してくる会社の場合、旧住所から転送されてくることはありますが、直接新住所に届くことはありませんでした。 どういう手段で新住所を入手するのでしょうか?郵便局の転居届が流用されているということはあるのでしょうか?他に心あたりがなく、不安です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.2

ANo.1 さんに私も賛成です。妥当な推測だと思います。 それでは、ご質問者が「他に心あたりがなく、不安です」とおっしゃる郵便局疑惑(?)について、ご説明いたしましょう。 > 郵便局の転居届が流用されているということはあるのでしょうか? その蓋然性は低いと考えられます。なぜなら、下記のように郵便法で禁止されており、これに違反して懲役・懲戒免職の危険を冒すほど、儲かる犯罪とは思えないからです。 郵便法 第九条 (秘密の確保) 公社の取扱中に係る信書の秘密は、これを侵してはならない。 ○2 郵便の業務に従事する者は、在職中郵便物に関して知り得た他人の秘密を守らなければならない。その職を退いた後においても、同様とする。 同 第八十条 (信書の秘密を侵す罪) 公社の取扱中に係る信書の秘密を侵した者は、これを一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。 ○2 郵便の業務に従事する者が前項の行為をしたときは、これを二年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。 (引用終わり) また、条文中の「信書の秘密」の範囲についてですが、単に封書の内容を指すだけでなく、宛て所、宛て名、葉書の文面までをも含むと解釈されています(旧郵政省の見解でも、裁判所の判例でも)。次の判例をご覧ください。 昭和41年2月26日 大阪高裁 郵便法国家公務員法各違反等被告事件 http://courtdomino2.courts.go.jp/kshanrei.nsf/webview/4DD903D4488A845E49256CFA0006ECA6/ 〔被告の言い分〕 右の電話架設案内は開封の信書で、その内容が信書の表面に明白に記載されているから、その内容が他人に知られても差し支えないとして出されたものであり、守らなければならない秘密はないので、宛名、住所を漏らしても、郵便法上の信書の秘密を侵したとはいえない。 裁判官は、この主張を退けました。郵便法違反・国家公務員法違反で有罪が確定しました。判決理由の該当部分は、次のようになっています。 〔判決理由〕 信書には封緘した書状のほか開封の書状、葉書も含まれ、秘密には、これらの信書の内容のほか、その発信人や宛先の住所、氏名等も含まれると解すべきである。 つまり、刑法の「信書開封罪」を待たずに、最初から開披してある郵便でさえ、また表書きの住所・氏名でさえ、郵便法の「信書の秘密を侵す罪」の対象なのです。 以上からお分かりのように、彼ら(公社職員)がお客さんの住所情報を漏らすと、単なるモラル(職業倫理)の問題ではなく、懲役・懲戒免職級の犯罪になります(それでも不祥事というのは発生するものですが)。 これに対し、不動産系その他の業者さんは、仮に住所情報を流用・横流した場合に、適用される法律が異なります。プライバシーを直接保護する法律は整備済みとは言えず、直ちに懲役に処せられるほどではないでしょう。要するに、どちらの業界の人が信用できるかというより、法律の関係してくる話なのです。 まあ、いずれにせよ、ご質問者が不安にお感じになるのも当然なわけで、私も、手回しの良すぎるダイレクトメールに唖然としたことがあります……。

beeerry
質問者

お礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございます。 “それでも不祥事というのは発生するものですが”、とありますが、郵便局に疑いをかけて申し訳なかったと思うことができました。 “プライバシーを直接保護する法律”を早急に整備してもらいたいものです。

beeerry
質問者

補足

最初の質問から間があいてしまい、申し訳ありません。 不動産会社に問い合わせたところ、「郵便局から、新住所が書かれたハガキが送られてきた」とのことです。該当郵便局に電話したところ、「守秘義務があるので絶対ありえない」との回答がありました。 どちらが正しいのでしょうか? 結果がわかり次第お伝えします。

その他の回答 (1)

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.1

マンションということであれば怪しいのは不動産系ですね。 仲介した不動産屋などはもちろん名前と住所を知っているわけですから。 あとは引越し業者、電話・水道・ガス・電気 クレジット会社にも連絡しますよね。 また、今は引越しシーズンですから、住民台帳を業者が閲覧している可能性もあります(今のところ違法ではありません) ですので、どこからでも漏れる可能性はあります。

beeerry
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 考えてみれば、住民台帳を閲覧できるのですね。違法でないというのが信じられないと思います。

関連するQ&A