- ベストアンサー
(都心)DoCoMoのFOMAはなぜよく切れるのか?
半年くらい前に、何かの雑誌で「FOMAはなぜよく切れるのか?」 という批判特集記事?が組まれていたことを電車の吊り広告で 知りましたが、うっかり読み損ねました(SPA!だったかな…)。 わたしは一年半位前に、DoCoMoのmova→FOMA端末に変えました。 東京23区内在住で、都心に電車で20分かけて通勤しています。 たった20分でも、iモードにつなげると本当によくネットが切れます。 いい加減、イライラが頂点なのですが、何か改善策はありませんか。 また、FOMAはauやvodafoneと比べても電波がダメなのでしょうか。 あるいは、FOMAだけがダメなのではなく「そんなもの」なのでしょうか。 関連情報をいろいろお教えいただけたら幸いです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>FOMAはauやvodafoneと比べても電波がダメなのでしょうか。 私も都内在住です。auユーザーですが、友人がauとFOMAの2台持ちなので お気持ちは良く解かります。 電波について簡単に説明しますね。 エリアの広さで言えば mova≧au>ボーダフォン>FOMA>ボーダフォン3G 電波の安定感で言えば au>mova>ボーダフォン>FOMA>ボーダフォン3Gでしょうか。 広さと安定感がなぜイコールじゃないかと言えば方式の違いです。 mova(PDC方式)は1つの電波を受信しているのに対して、au(CDMA方式)は 3本の電波を同時に受信しているので1つが切れてもまだ繋がっているので 切れにくいです。そしてこの方式のサービス開始(cdmaone)から約7年です のでエリアも広く、総合的に安定しています。 FOMAはサービス開始から約5年ですがそろそろ安定してきても良いのでは? って思いをユーザーは感じていると思います。 なぜ、auが安定していてFOMAが切れにくいか・・・それは周波数にも関係してきます。 周波数でもっとも有利なのは800Mhzでその周波数を利用しているのはmovaと auになります。新規参入のソフトバンクもこの周波数が欲しく相当もめましたが 既に使用されていて余地が無い状態でした・・・ 2.5Gのcdmaone方式から利用してその基地局をそのまま利用できたauだけが 3Gでこの周波数を利用できているわけです。 FOMAのエリアプラスは800Mhzを利用していますが、山間部中心のサービスですので 都心での向上は望めません。 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0505/17/news077.html FOMAの2Ghzでのエリア拡大は800Mhzより多くの基地局を必要とするので 時間がかかるのです。これは気長に待つしかないでしょう・・・ 去年末に『mova新規契約の廃止』の情報がありましたが、FOMAの遅れから movaの再投入されるようになりました。 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051225AT1D220F924122005.html FOMAが完全になるのはmovaの停波が目安と考えるのが簡単な見分け方かと・・・ 800MHz帯でないと「ダメ」? http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0412/15/news002.html 800MHz帯の3G利用「auは少しズルイ」~ドコモ立川社長 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/0312/04/n_docomo.html ボーダフォン(旧Jフォン)の歴史 1994年に2G(デジタル)サービスを開始(9.6kbps) 2002年に3G(W-CDMA FOMA)サービスを開始(384kbps) auの歴史と将来 1994年に2G(デジタル)サービスを開始(9.6kbps) 1999年に2.5G(cdmaone)サービスを開始(14.4kbps) 2002年に3G(CDMA1x)サービスを開始(144kbps) 2003年に3.5G(CDMA1xWIN)サービスを開始(2.4Mbps) 2006年に3.?G(EV-DO Rev.A)サービスを開始予定(3.1Mbps) 2008年以降3.?G(EV-DO Rev.Bかな?)サービスを開始予定(下り100Mbps~1Gbps、上り50Mbps目標) docomoの歴史と将来 1979年に1G(アナログ)サービスを開始 1993年に2G(デジタルmova)サービスを開始(9.6kbps) 2001年に3G(W-CDMA FOMA)サービスを開始(384kbps) 2006年に3.5G(HSDPA)サービスを開始?(最初3.6Mbps、いずれ最大14Mbps) 2009年に3.9G(HSUPA)サービスを開始予定(30Mbps程度) 2010年以降4.0G(電波帯がまた変わる)サービスを開始予定(100Mbps~?)
その他の回答 (4)
- takahashi2006
- ベストアンサー率75% (351/468)
この問題は、いろいろな原因が考えられます。 1、auと電波の使い方が違う。 vodafone3GもFOMAに近いシステムを導入している為同じ現象が起きています。 2、新しく出来た携帯電話サービスの為基地局がうまく配置されていない。 auもcdmaサービス開始時に電波でいろいろな問題があり改善に年数がかかりました。 3、違法基地局の電波で妨害される。 居酒屋さん等で違法に取り付けた基地局で妨害されている例があります。 4、パケット定額制全プラン導入により送受信が安定していない。 auとDoCoMoでは加入者数が違いますから場所により混み合っている可能性もあります。 5、閲覧しているサイトが新しい機能で重くなっている。 パソコンでも機能を多様して重くなっているものがあります。 ただ今後FOMAについては、電波・基地局の見直しも 行っていますので今後改善される可能性があります。 レイク受信等の技術的な事を書くと長文になりそうなので 簡単に書いておきます。あと専門家ではなく関係者です。項目がなかったので 必要でしたら書きますよ。
お礼
takahashi2006さん、御礼遅くなって失礼しました。 > ただ今後FOMAについては、電波・基地局の見直しも > 行っていますので今後改善される可能性があります。 下のほうに書きましたが、今のうちに劇的な改善が 実感できないと、番号持ち運び制が始まった瞬間に FOMA離れは進行するでしょうね。。。 > 必要でしたら書きますよ。 わたしのさまざまな疑問に整然とお答えいただき ありがとうございました。 とりあえず興味あった疑問については一通り解決しました。 takahashi2006さんを含め、皆さんありがとうございました。
そのイライラ感よく分かります。 やはりドコモユーザーは多いので周囲の知人もドコモは多いです 待ち合わせの連絡も都内現地で通話していても『もしもーし!』 って聞こえづらいみたいで、こちらはちゃんと聞こえているのに・・・ すぐ近くに居るのに圏外通知が流れ、『圏外だったぞ!』って 言えば、アンテナは3本立ってたって言うし、 店内で、ネットで検索しようとしていてつながらなかったり・・・ 本人もストレスですがこちらもストレス・・・・ 質問者様と同様に番号が変わると困るので 11月のモバイルナンバーポータビリティ制でキャリア変更するそうです。 >もともと、値段は高くても電波の優位性を信じてDoCoMoを選んだ のに、FOMAの現状には少々ウップンがたまってます。。。 (番号変えたくない理由だけが我慢を維持してますので) ドコモは安心感から契約する人が多いですが、ドコモが優位だったのはmovaの時代だけで、今の人気は昔からのユーザーとブランド志向でシェアNo.1を維持していると思います。 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0411/15/news075.html 私の親もNTTが良いに決まっていると石頭ですから・・・ まあ違いが分からず満足しているならそれで良いのかもしれませんが ストレスになっているならキャリア変更が良いでしょう。
お礼
chikurin1123さん、レスありがとうございます。 > 待ち合わせの連絡も都内現地で通話していても『もしもーし!』 > って聞こえづらいみたいで、こちらはちゃんと聞こえているのに・・・ これは、目に浮かびますね。なぜなら私はよく【加害者】側に なるからです… > 本人もストレスですがこちらもストレス・・・・ ほんと、電波三本の安定地域で話していてもブツブツ切れるのです。 > 11月のモバイルナンバーポータビリティ制でキャリア変更するそうです。 あーやっぱり 同じこと考えている方も多いわけですね。 話はそれますがうちは奥さん=au、わたし=DoCoMoと不経済極まりないです。 家族割引も適用されず、安いauを勧められるのは分かるのですが、どうしても 番号だけは変えたくないのでポータビリティ制を待っている段階です。 > ドコモが優位だったのはmovaの時代だけで まったく同感です。 1年前に初FOMA端末にした際(当時は別機能(Bluetooth))に惹かれて 端末を新調したわけで、movaかFOMAかなんて、どちらでもよかったの ですね、私は…(FOMAの不評っぷりを知らなかったですかれら) で。↑の初FOMA端末は親しい友人のショップで買ったのですが、彼曰く 「movaとFOMAの併用契約が200円(?)でできるから、これは絶対 加入しておいた方がいい。というより、FOMA電波があまりにもダメ なのでDoCoMoからもこのプランを勧めるよう指導されている。そうし ないと結局苦情が殺到しちゃうんだよね」…なのだそうで(真相不明)。 結局勧められるがままにしたのですが、後日元のmova端末と 新調したFOMA端末の【両方を】持ち歩かなければならないことが判明。 そんなバカなことをさせるのか・・と唖然としましたね>DoCoMoに。 わたしは、新調した方の一台で、電波をFOMA⇔movaと切り替えられる ものと思っていたので。 > http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0411/15/news075.html > 私の親もNTTが良いに決まっていると石頭ですから・・・ 「企業イメージ」でauというのは分かる気がします。 ブランドイメージを作るのが巧いですよね、auって。 ちなみに、わたしも「NTTがよいと思っている石頭」のクチですが、 No.2さんにレスしたように、J-PHONEでイタい目に遭っているので やっぱりauかなあ・・・
- hallis
- ベストアンサー率27% (331/1213)
バカデカかった頃からの携帯ユーザです。 「回答に対するお礼」を見て反応して書いています。 アナログからディジタルへの移行時期も似たように切れやすいとかのトラブルが出ていましたね。 私はサービス終了までアナログを使い続けていました。アナログは電波状態の強弱が分かりやすいんです。 ドコモやNTTデータといった資産付きで分社された電電公社の頃の親方日の丸体質が生き続けている会社ですから、導入前から批判され、デザインミスを指摘されたFOMAを押し進めた結果、「つながらないケータイ」として有名になっちゃいました。 元々親方日の丸体質で考えた外資の参入しづらい独自方式で始めた携帯電話事業。独自方式ならファミリー企業で高コストで事業を行ってファミリーで甘い汁吸おうね という目算ありありで始めてみたら、一部北米を除いてGSM中で広まってしまったのは衆知のこと。 いっぽうKDDIに吸収された日本移動通信(IDO)はモトローラのロビー外交によって米国商務省から日本政府に圧力がかかり、いろいろ理不尽な通信設備の買い物をさせられました。 その代わり、NTT(当時)の携帯電話とのローミングや周波数割り当てで多少の便宜をはかってもらっていたようです。ですからJ-phoneなどとは違ってエリアの優位性があったかと思います。 その頃の米国側の圧力は今も残り、携帯電話網で使われる機器(製造元はサンマイクロのWSとかシスコのスイッチとか。。。)はいまだにモトローラがKDDIに納入しているはずです。 auとしたらそういった負の部分が残されている限り、周波数の使い方に難癖つけられても政府(総務省)にかばってもらって当然という気持ちはあるでしょう。
お礼
hallisさん、こんばんは。レスありがとうございます。 > バカデカかった頃からの携帯ユーザです。 懐かしいですね、弁当箱みたいにかろうじて「携帯」可能な 端末ですね。当時はベルトケースに掛けるのがトレンディといか ステータスだったように思います(?) > アナログからディジタルへの移行時期も似たように切れやすいとかのトラブル > が出ていましたね。 切れやすかったかまでは知りませんが、以降時期というのは確かに 覚えています。 > 元々親方日の丸体質で考えた外資の参入しづらい独自方式で始めた携帯電話事 > 業。独自方式ならファミリー企業で高コストで事業を行ってファミリーで甘い > 汁吸おうね という目算ありありで始めてみたら、一部北米を除いてGSM中 > で広まってしまったのは衆知のこと。 わたしは9年前に2年ほど中国に駐在していたのですが、 中国人は、端末裏のバッテリのところから小さいチップを 取り出しては、手いたずらしたり友達同士で端末を交換 したりしてました。 当時、わたしは 「物凄く遅れた携帯社会の姿なのだろうな、便利そうだけど」 などと包丁で刺されそうな印象をもっていたのですが、 これがまさにFOMAカードと同格でむしろあちらさんが 「世界標準」だったことに気づかされたのは、私がFOMA ユーザーになった後だったのでした。 なので、hallisさんがおっしゃる「外資の参入しづらい独自方式」 というのはよくわかる気がします。 ちなみに、中国ではMotorolaとNOKIAがバカ売れで、途上国特有の SONY信者の間では、高級品として崇められていました。 > auとしたらそういった負の部分が残されている限り、周波数の使い方に難癖 > つけられても政府(総務省)にかばってもらって当然という気持ちはあるでし > ょう。 こういう背景事情は知りませんでした。なかなか携帯会社というのも 複雑ですね。大変勉強になりました。ありがとうございました。
もともと、FOMAの方が、MOVAより、粘りがないというか、きれやすいことは、最初から解っていました、特に、移動中、すなわち、電車、マイカーなどから発信すれば、基地局に対して、絶えず、強い電波を受けた方にすぐに切り替わり、一定時間、それを、保持できないときは、自動的にきるということで、新幹線でテストすると、PHS、FOMAは、だめでも、MOVA、あるいは、AU、ボーダフォンの方が、良い場合があります。また、都心は特に、基地局が多すぎて、1携帯電話に受信可能な基地局が5-6局もある始末で、切り替えが頻繁ですときれますね。もともとFOMAの設計ミスなので、あきらめてください。ちなみに、自分は、いまだに、MOVAを使っています。パケット代はFOMAの方が安いのでしょうが。。。。使えない携帯をもってもねえ。 都心部は、要注意です。特に、都心環状など、電波のとおりやすいところは、駄目ですね。
お礼
aozoraxさん、詳しい解説ありがとうございます。 そうなんです、上手く表現できませんでしたが、 「移動中に粘りがないというか、きれやすい」というのが まさに適切なところです。 また、切れやすい/不安定な駅というのも割と決まってまして、 aozoraxさんの > 1携帯電話に受信可能な基地局が5-6局もある始末 というご説明でピンと来ました。 ご説明を聞いて明日からは「受信可能な基地局が5-6局」の どこと通信するべきか悩んでいるんだなぁと割り切る(?)ことにします。 何となくでも原因が分かっているだけでも精神衛生上良いですからね。 10月に番号の持ち合い制度が始まったら、既存のDoCoMoユーザーの 不満が爆発して、DoCoMo離れが進むでしょうねえ。 もともと、値段は高くても電波の優位性を信じてDoCoMoを選んだ のに、FOMAの現状には少々ウップンがたまってます。。。 (番号変えたくない理由だけが我慢を維持してますので)
お礼
goppuさん、丁寧なご説明、本当にありがとうございます。 ・一世風靡した?「cdmaone」の優位性について ・悲願の参入(買収)を果たした孫正義が何をゴネていたのか これら、初めてわかりました(とても関心持っていましたから) 私の場合、出かけることはあまりないのでエリアが広くなくても いいのですね。たまに出かけた際でも「使えないもの」と割り 切ることができます(個人的には、ですが)。 > 去年末に『mova新規契約の廃止』の情報がありましたが、FOMAの遅れから > movaの再投入されるようになりました。 NTTは、こういう先見性のなさというか非効率な戦略でよく失敗しますね。 近年では、ISDN普及に注力してADSLが爆発的に増加することを 読みきれなかったことを思い出しました。 (一回デジタル化した電話回線をDSL導入のためにアナログに戻すという) わたし、もともとは、10年前に東京デジタルフォン(旧: J-PHONE) ユーザーだったのですが、「自宅で電波が圏外」という致命的な不便さを 喰らい、当時必死で電波拡張に躍起だったDoCoMoを見込んで決意の乗り換えを したのに、ここにきてこんなにイライラするとは思いませんでした。 (↑ややオーバーな表現ですが、それくらい番号変えたくない 人は多いと思います) まとまりのないお礼ですが、元質問に「携帯会社の発展史みたいなものも 教えてください」と書きかけていたので、本当にありがたいレスでした。 ありがとうございました。