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真のインターナショナル
妻のいとこ(オーストラリア人ハーフ)が来日して、昨晩遊びに来ました。その時の事です。 小5の息子の話をしていた時、「日本人は国民のインターナショナル化を図るために、小学校の中級学年から英語をするようになった。習い事として英語をさせる親も増えている。母国語よりもそちらに重きを置いている節もある。」と言う話をすると、ムッとした顔で「英語が話せればインターナショナルなのか?」と言われてしまいました。 彼に言わせれば、「確かに話せる事ができれば意思の疎通は出来るだろうけど、本当に大切なのは品格じゃないか。」と言うんです。日本人はドレスコードも理解していないし、自国のみではなく他国に出た時に恥ずかしくないマナーだって身についていないし、況してや自国についての理解も無い若者が多い。英語が話せるだけなら「英語がしゃべれる田舎者」だが、話せなくても堂々としたマナーとエチケットと品格を備えた人間なら、それだけで認められるんだとも言っていました(最後には「××(妻の名)もそう言う風に思っているのか!」と、叱られていました(^_^;)) 実際に自分も、このいとこ殿の意見には賛成のくちでして、勤めの関係で知り合いのアメリカ人やヨーロッパの人間にも似たような事は言われました。 どっちがええ言うのは無いのは承知の上ですが、海外の人から見たこう言う意見、皆さんはどう思われますか。(アンケートで、他の親御さんはどう思われるのかなって程度なので、自分からのお礼以外のコメントは控えさせていただきます)
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- Ta595
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こんにちは。 いとこさんの発言にどこまでの深さがあるのか,にもよりますが,いとこさんがおっしゃっている「堂々としたマナーとエチケット」というのは,英語を話すことよりも,もっと表面的なことにすぎないように思えてしまいます。 少々言葉が悪いですが,ドレスコードやテーブルマナーは欧米の「ローカル文化」です。それに比べれば英語の方がずっと「国際的」だと思います。 マナーやエチケット,ましてやドレスコードなどは,文化が変われば全然変わるものです。もちろん知っているに越した事はありませんが,必要な時に必要なものを学ぼうという姿勢さえあれば,知識の有無は大きな問題ではないでしょう。 文化の違いに対する感度を高くすること,その違いを尊重すること,そして何より,「自分」をしっかり持っていること,が大事なのだと思っています。 (そういう意味では,「況してや自国についての理解も無い若者が多い」には同意いたします) そこまで含めての「品格」という事であれば,いとこさんのご意見には全面的に賛成いたします。
- Segen-wien
- ベストアンサー率45% (43/94)
難しい問題ですね。 >日本人はドレスコードも理解していないし、自国のみではなく他国に出た時に恥ずかしくないマナーだって身についていないし、況してや自国についての理解も無い若者が多い。 この部分ですが、私はそうは思いません。その方がどのような日本人をお付き合いをされてるのかわかりませんが、他国に出たときのマナーは日本人は利口すぎると思います。 私の住んでいる国(ヨーロッパ)でのコンサート会場を見てみてください。一番立派に着飾っているのは日本人です。浮いてしまうくらいキレイにしています。 これってドレスコードを理解してないことでしょうか。私の住んでいる国ではスーツを着て仕事をしている人が少ないです。公務員でも普段着で仕事をしています。日本人のように仕事に行くときにはスーツという、公私を分けるところは素晴らしいと思います。 若者にしても、海外に出た時点で自分が自分の国に関して浅くしか知らないと思い、みんな自力で勉強していきます。変に愛国心を埋めこまれるより、自分で見つけ出すことのほうが、大切だと私は思います。 ただ、このマナーにしても自国認識にしてもまず文化の違いです。日本と欧米諸国の文化の差は物凄く大きいです。 こういう話をする上で一番大切なのはどこの国の文化を基準に考えるかです。 すべての常識を欧米式で考え、それを日本人もみにつけなくてはならないなら、大げさに言うと日本語も日本の文化もすべて捨ててしまわなければ絶対に無理です。 確かにいとこさんの言うとおり、「英語が話せればインターナショナルか?」といわれればそうではないと思います。しかし、他国のマナーや常識を得るには英語は不可欠です。 >英語が話せるだけなら「英語がしゃべれる田舎者」だが、話せなくても堂々としたマナーとエチケットと品格を備えた人間なら、それだけで認められるんだとも言っていました。 これに関しても私は同意できません。どんなに田舎者でも英語を使い会話をすることにより、マナーや文化を吸収していけると思うからです。後者は、はっきり言って飾りにしかなりません。仕事にしてもプライベートにしても、この後者とどのように親睦を深めるのですか? きっと、認めてもらえるのは日本人の文化を理解している外国人だけでしょう。そうでない外国人にしてみたら、何の興味の対象にもならないでしょう。 私が思うのは、こういう議論になったときに反論のできない日本人が多いのが残念です。日本には外国人が少ないせいもあると思いますが、日本の文化や常識にはとても素晴らしい部分があるのに気づいていないことが多いです。それを主張せずに、欧米諸国から言われたことをただ賛成してしまう。これは本当に残念です。 国際人になるためには、欧米のマナー、常識を知っていることは大切だと思います、それが彼らの言う品格ならばそれは大切だと思います。ただ日本にも優れた文化が存在するので、それを主張できるようになるためにも、英語を勉強する必要があると思います。だから英語の勉強は大切だと思います。もちろんマナー、常識の勉強も大切ですね。 今度、このような話になった時には納得するだけでなく、少し議論をされてみてはいかがでしょうか。日本人代表になったつもりで日本人の考えも、伝えてあげてください。もちろんいとこさんの言っていることは間違いではありません。 長文になってしまいましたが、このように考えている日本人もいるってことで、サラッと聞き流してください。
- 8942
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日本人とは何か? いろんな切り口で答えられる事が大事だと思います。 外国の文化も大事だけどね
- chairwarmer
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マナーやエチケット、常識が重要なのは無論の事で 「英語が出来ればそれでいい」なんて事じゃないのは明らかですが だからといって「英語を学ぶ事」を否定的に見る必要もないんじゃないかと。 言葉というのは、互いの意思を伝え合うための「道具」でしかありません。 使い方によっては武器にも暴力にもなります。持ってりゃそれでいい、というものではありません。 ただ、言葉が理解できないより理解できた方が良い事は明らかです。 しかし道具は持っているだけでは意味がありませんので 上手く使いこなせるようになる事がより重要だと言えるでしょう。 海外のマナーや常識を学ぶ事はまた別の話ですね。 その際にも、使い方次第で言葉という道具は大いに役に立つはずです。 日本の英語教育は、知識として道具を与えて「はい、終わり」で 道具の使い方についてはフォローできていない感が強いです。
- kokusaiband
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私の友人で英語はしゃべれるけど「性格」が問題の方がおります。 その人が日本語で普段話している内容を 外国の人に英語で話していると思うとおそろしくなります。 英語がはなせる「問題児」より 日本語しか話せない「常識人」のほうがましでしょう。
- K-1
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いとこの方に賛成ですね。 「国際人」にも2種類あり、「世界に通用する日本人」と「無国籍化した日本人」があります。 いとこの言うのは前者でしょう。