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学位審査について

私の大学では,学位を申請した後,授与されるまで4ヶ月程,専攻委員会や審査委員会や開かれ,論文審査します. ↓↓質問です↓↓ ----------------------------------------------- 大学によって学位の審査方法は違うかもしれませんが 4ヶ月も審査に時間が必要なのでしょうか? あと,専攻委員会とは具体的にどんなことをするのでしょうか? ----------------------------------------------- 先生や,先輩にもきいてみたのですが,「いろいろやることがあって大変なんだよ.」という答えだったので,教務課でもきいてみたのですが,同じ回答でした. わかる方がいらしたら教えてください. (すみませんが,お礼は土曜日以降になります.)

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  • vzb04330
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回答No.2

博士の学位のことですよね? 私が,論文博士の学位を申請したときの経験では次のように審査が行われました(一部は,主査である恩師から聞いたものです). 事前に,何度か指導を受け,完成したものを,主査の属する研究室の教員(副査になる先生方)にも読んでいただき,内々に了解をもらった上で,主査の指示で,ある年の11月に論文を提出しました. 1.資格審査 論文を提出した研究科の「研究科委員会(大学院の教授会)」で,資格審査委員会が作られ,履歴などから,論文を提出する資格があるかどうか,論文審査と最終試験の内容をどうするかが,検討されます. 私の場合,その研究科の修士課程を出ていましたので,ここで“語学試験は免除”とされた上,審査に入って良い,という決定がされました. 2.審査委員会 1.の結果が研究科委員会に報告され,審査委員会が作られます. 審査委員会は,上にも書きましたように,恩師が主査になって下さり,出身の研究室の教員が副査になりました. 研究科の規定で,ほかの専門分野の教員が1名副査に加わり,また,内容から,ほかの研究科の教授も1名,副査に入ってくださいました.総勢6名という,豪華な(笑)審査委員会でした. 審査委員会では,学位請求論文と,副論文を読むことになります. したがって,この間,一定の時間が必要と言うことです. 3.口述試験 論文提出から,約3ヶ月後(私の場合,翌年2月でした)に,口述試験が2時間にわたって実施されました. 口述試験では,最初に論文概要を説明し,その後,各委員から質疑や討論があり,最後に主査がいくつか質問とコメントをされました. 4.結果の判定 審査委員会で合議を行い,合格ということであれば,主査が,「論文審査及び最終試験報告書」を書いて,論文概要とともに研究科委員会に提出し,研究科委員会で審議となります. 研究科委員会では,主査の報告の後,質疑などがあり,最終的には,投票で合否を決めます. ただし,最終的に合否を決めるのは,論文内容によるというより,審査委員会の信任投票のような性格になるようです. 研究科委員会は頻繁に開かれるものではなく,おそらく多くて月に2回くらいでしょうから,この段階にいくまでには,口述試験から1ヶ月くらいを要すると思います. 5.その後 研究科委員会で合格とされると,ここからは多分に形式的な手続きになりますが,学長に申請し,学長の決裁が降りると,正式に合格となり,学位記授与が行われます. この段階で,学位記が作成されるまで,やはり1ヶ月ほど要するようで,私の場合,学位記に記された授与年月日は,論文提出の翌年4月でした. したがって,提出からは,5ヶ月ほどを要しました. #1の方も書いていらっしゃるのですが,審査委員の先生方も,通常の教育研究業務をこなしながら審査に当たってくださいますし,定められた手続きを,順序を踏んで進めていきますので,4ヶ月というのは妥当な期間だろうと思います.

noname#69940
質問者

お礼

お礼が遅くなって申し訳ありません. 1から5まで詳細な回答ありがとうございます.自分の中でも学位をとることの大変さを少しでも理解できたような気がします. >審査委員の先生方も,通常の教育研究業務をこなしながら審査に当たってくださいますし,定められた手続きを,順序を踏んで進めていきますので,4ヶ月というのは妥当な期間だろうと思います. 実際,先生方が多忙の中,時間を割いてもらって審査していただく身なのだということがわかりました.

その他の回答 (2)

回答No.3

大筋は他の方の意見のとうりかと思います。細部については、個々の大学の研究科(あるいは専攻)によりルールが異なると思います。 学位審査に関しては、(1)申請資格があるか否か、(2)申請論文の審査、(3)口頭発表(発表会)、(4)専攻内審査、(5)研究科教授会での審査(可否投票)、(6)学位授与のような段階があるように思います。一般論として、専攻内の審査が通れば研究科教授会での可否は、大きな問題もなく通ると思います。 (5)以降は、事務的な取り扱いに近い受け止め方をしている処が多いのではないでしょうか。学位審査は毎月やっているかも知れませんが、学位授与式を年何回と決めているところもあります。したがって、学位申請から学位授与までに時間がかかるということだと思います。 多くの場合、実質的な学位審査を行う専攻内審査が合格すれば、「大丈夫だろう」と思います。細部については、各大学院、各研究科、各専攻により異なると思います。

noname#69940
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません.回答ありがとうございます. >多くの場合、実質的な学位審査を行う専攻内審査が合格すれば、「大丈夫だろう」と思います。 学位審査は先生方に結構な負担を強いるものなんでしょうね.私はずっと迷惑かけどうしなのですが,これからも学位取得までは頭が上がらないだろうなと思います. この質問は,はじめは,親に説明するのが目的でしたが,自分も過程が理解でき,今までよりも学位取得に対する心構えができた気がします.詳細に教えていただきありがとうございました.回答していただいた内容を参考に,がんばって学位取得をめざしたいです.

  • takkochan
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回答No.1

修士は持っていますよね? 修士論文の作成(OKになるまで)どれだけ時間がかかりましたか?) 投稿論文は自分で投稿から印刷まで経験していますか?それにはどれくらい時間がかかりますか? 博士論文を受理するには、審査委員も全部読んで、さらに投稿論文等にも目を通します。 また、複数の審査員が読みますので、自分だけいいかげんな審査をしたらすぐわかります(質問事項等の量と質)。 これらのことを通常の仕事をこなしながら合間にやらなければなりません。 私も、自分の投稿論文を書きながら(論博を目指して)、通常の仕事をし、さらに時折知らない学会から論文審査の査読依頼がきたりするとパンク状態になります。 博士を目指す人は、自分も将来そういう立場になることもあると思いますので、その辺のところはご理解いただきたいと思います。 博論を書く立場になりましたら、提出先の学生便覧に、どのような審査過程(時期も含めて)が書いてあると思いますのでそちらを参考にすればよいかと思います。

noname#69940
質問者

お礼

お礼が遅くなって申し訳ありません.早速の回答ありがとうございます. >博士論文を受理するには、審査委員も全部読んで、さらに投稿論文等にも目を通します。 審査委員の先生方も論文全てに目を通されるんですね それで時間がかかるんですね.納得できた気がします. 学生便覧に論文審査,公聴会,学位審査のスケジュールは書かれているのですが,実際何をするのかがわからなくて質問してみました.

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