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学位授与機構の科目分類(理学総合理学)
大学評価・学位授与機構の学位授与申請書類で 理学総合理学専攻の中の分類に悩んでいます。 具体的には、「応用理学」と「理学に関する総合的な科目」の違いが分かりません。 純粋な生物学を越える環境問題一般や保護論、見学演習を「応用理学」か「理学に関する総合的な科目」のどちらに分類すればいいか迷っています。私自身はどれも応用のような気がするのですが、環境科学、自然科学が「理学に関する総合的な科目」の例に入っているので困惑しています。 実際に学位授与機構へ申請された方の分類方法を参考にしたいです。単位審査で不可結果が出た方でも原因が明確な場合は是非教えて下さい。
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農学の学士について、平成15年4月に申請して8月に授与されましたものです。 あなたにとっての専門分野・得意分野もしくは学修成果のレポートのテーマに近いものや、その基礎になるものを「専門科目[B群]理学に関する総合的な科目」に、 難解さ・専門性は大きいかもしれないが、あなたにとっては傍系のものを関連科目に入れるとよいのではないでしょうか。 差し支えなければ、学修成果のレポートのネタのキーワードを補足していただけるとコメントしやすいのですが、もし自然保護・環境保全の領域で書くのであれば、保護論・見学演習は専門科目のB群「理学に関する総合的な科目」を埋めるために確保したいと思います。もしその時点で、他の科目とあわせ、B群の6単位および専門科目合計40単位の下限をクリアしていて、関連科目の枠が少なければ、学修成果のレポートのネタからはあまりに基礎的な環境科学・自然科学は関連科目にまわしてしまうかもしれません。 逆に、バイオテクノロジーだとか加速器実験だとかをやっているのであれば、保護論・見学演習は『関連科目』として「応用理学・基礎工学に関する科目」に入れます。環境科学はともかくとして自然科学は専門科目のB群に入れるかもしれません。 あくまでもあなたの書く学修成果のレポートや、ご自身が単位取得の基準としてきた専門分野を中心に単位の割り振りをされるとよいのではないかと思います。 実際のところ、シラバスのコピーの提出を要求されるのではなく、各科目区分ひとつひとつの何単位以上というハードルもそんなに高いものではないので、手持ちの単位のうち学修成果に関係する順から科目区分の下限を埋めていって、全体がバランスよくなるようにする、くらいの気持ちでいいかもしれません。機構が例示しているものは、あくまで例ですから。
お礼
分類の方向性が何となくわかりました。私は今すぐ授与申請をするのではなく、授与申請のための不足単位を取るための授業科目の選択をしているところで、レポートの具体的なキーワードはまだ確定していません。 自分の勘違いでB群の単位が不足するのが不安でしたが、No.1さんのアドバイスが的確だと思います。(他の専攻の分類例で矛盾があるのがなぜかわかりました。)理学としての定義より最終的なレポートを意識して専門かどうかを判断すればいいような感じですね? ちなみに私は自然環境学が基本で、バイオなど新たな技術より生物の本能的な生態が専門です。それに忠実に考えれば思ったより容易に分類出来そうです。 大変参考になりました。ありがとうございました。