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鬱に悩む人の感覚とは?分からない自分について
- 何年も鬱に悩んでいる私が、一般の人の感覚を知りたくて質問します。生きることへの不安や将来の自分について考えるものの、どんな自分になりたいのかも分からず、現実感がない状況です。
- 歩くことや話すことにも違和感を感じ、自分自身がおかしいのではと疑問を抱いています。また、何かを演じているような感覚や自分の身体と頭の不一致による不安もあり、犯罪を犯してしまうのではという恐怖も感じています。
- 一般の人はどんな感覚を持っているのか、自分とは違う普通の人の生活をしたいと思う反面、逃げているのではないかとも思います。このような状況に悩んでいる人は他にもいるのでしょうか。
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>過去、こういう感覚は何度もあり、その度に自分はおかしいのではと思います。それに、何か、自分は与えられた役を演じているように感じます。 上記の文面を拝見しあまりにも酷似したかつての自分を思い出しながら自分の体験を述べたいと思います。 私は現在ボーダーラインケース(境界例)と診断されておりますが、かつて高校生の頃一度そして大学時代に二度目仕事に就いて十年程たち三度目に酷似した体験を致しました。どの様な感覚かと言うと言葉では、どう表現しよいか他人には到底理解不能な感覚ででした。 (1)その症状は、自分であって本来の自分でない。 (2)現実感の喪失又は現実の喪失感 (3)感情の喪失感 (4)時間の感覚がない(頭では分かるが・・・) (5)生産的に生きられない (6)現実との見えない壁がある (7)空虚感 等色々ありましたが、最初受診した精神科では、「自分から一人で来る位であれば心配する必要はありませんよ」と言われ薬もだしてもらえませんでした。 その後病院を転々とし(ドクターショピング)ようやく巡り逢えた先生が言うには、[離人神経症]ではないだろうかと言う事でした。その先生も私と同じようになった経験があると言うのです。そして、[離人症]に関しての医学書を貸してくれて読んだらまさに自分の症状に当てはまっておりました。 その後抗うつ剤の治療で約3年ばかり治療したのですが好転せず[希死年慮]ばかり、しかし死ぬ程の度胸もなく(?)そのうちにその主治医はガンで、亡くなられる前に、他の病院の先生(主治医の恩師)を紹介されその主治医の恩師のお世話になり、現在まで約17年間漢方薬とマプロチリン(ルジオミール)の抗うつ剤で症状は安定しております。 ここでは、病名に関して述べられないの事になっておりますが、おそらく、ご相談者様の症状も現実感の喪失や、時間の感覚の異常がある様ですので、同じ事で悩んでおられるのではなでしょうか? 又余談ですが、離人症状は、独自としての離人神経症そしてうつ病や統合失調症の症状の一つとして出る場合があります。詳しくは、色々な文献を参考にされたたら良いと思います。参考文献を書いておきます。 参考文献:自覚の精神病理(生きるということ) 木村 敏著(紀伊國屋書店1985年) >単なる逃げなのでしょうか? 逃げなどではありません。 ただ病気というトンネルに入っているだけだと思います。私も振り返ってみて何故あの頃はあの様な状態だったのか未だに不思議でありません。又以前の本来の自分になったのも知らないうちになりましたのでこれも不思議でなりません。 生きようという自分が出て来ていているとの事ですので良い方向に向かっているのではないでしょうか? 何よりも時薬(ときぐすり)=時間をかける事が大事です。 それと規則正ししい生活と適度な運動も必要です。 あせらず必ず良くなりますから時間をかけて下さい。
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- g6200
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#1です。補足要求に応じてくださり、ありがとうございます。仰るとおり、うつ病になるとこの世が一変したようになるそうです。うつ病というのは心の病気と言われますが、むしろ脳の病気です。脳がクタクタに疲れてしまった病気なのです。 >睡眠は、最近は服薬しても眠れないことが多いです。そんな次の日は、自分がこの世のものではない感じがひどいです。 私も同じ経験があります。睡眠が取れないと翌日は気分が悪くなります。 >朝より夜の方が、楽です。何ていうか、やっと落ち着ける時間が来たという感じです。 典型的なうつ病ですね。今はとても辛いと思いますが治療の基本は服薬と休息です。焦らず何もしたくない時はボーっとしていましょう。眠たかったら眠りっぱなしでもいいし、体を動かしたかったら軽い体操をしても良いし、とにかく今は脳と体を休ませることに集中して、余計な事を考えないようにしてください。それからお薬はちゃんと飲んでください。 役立つサイトを紹介しておきます。ご参考になれば幸いに存じます。 <うつネット> http://www.utu-net.com/index.html <ドクターが教えるうつ病の基礎知識> http://www.utsucom.net/faq.html <犬が行う飼い主の健康管理> http://watchan.net/health/ 犬のサイトが特にお勧めです。
お礼
再度回答ありがとうございます。 典型的なうつ病、ですか。何か、自分は、周りが言ううつ病とは違うのではと思っていました。何か、しっくりこないのです。でも、睡眠の取れなかった次の日に、変な感覚になるのは、私だけではないのですね。 犬のサイト、ホッとしますね。犬が好きだからだと思います。拝見させて頂きたいと思います。 でも何だろう、何か違和感が消えません。いえ、これ以上言うのは贅沢ですね。本当にありがとうございます。
時間的に一貫した自分を保てない、 自分の身の回りで生じた出来事を自分なりに解釈できない、自分とは何かがつかめない、などは自我同一性の獲得ができたかどうかにかかってくるようです。 自我同一性とは、『自分とはこういうものだ』という 感覚のようなもので、それは社会・他人からの承認によってのみ得られます。人と接し、自分の考えなどを ぶつけることにより、他人の考えとの融合が生まれ、 自分自身の考え・価値観は他人と共有しているのだから他人に承認されていて安心だ、だから自信を持って いいんだ、という感覚が無意識に生じると思います。 逆に、自分の殻に閉じこもり、自分のみで培った価値観や、小説や漫画の主人公の価値観を取り入れたりすることはよくありますが、他者からの承認がない限り それは、もろいものです。参考サイトに、より役に立つ本を紹介しておきます。
お礼
回答ありがとうございます。 今の私には、内容が、考えられない所にあるようです。でも、なぜかという仕組みは、いつか必ず役に立つと思いますので、この今の状態から少しでも抜け出せ、考えることが出来るようになった時に、参考にさせて頂きたいと思います。
- g6200
- ベストアンサー率43% (88/202)
うつ病で自宅療養中の現在無職の36才の男です。質問文拝見しました。大変お辛そうですね。何かアドバイスを思ったのですが、もうちょっとあなたのことを具体的に知りたいので、話せる範囲でよいので補足して頂けませんでしょうか。 1)年齢と性別 2)現在仕事をしているか? 3)メンタル系の病院へ通院したことがあるか? 4)一人暮らしか家族暮らしか? 5)よく眠れるか? 6)朝気分が悪く、夜比較的楽になるか? 「これは自分ではない」 「一生続く仕事には就けない」 私もうつ病を数年患っていて現在無職なのでお気持ちとても分かります。私も同じような自問自答をよくしますね。 >単なる逃げなのでしょうか。 私自身、そう考えることはたびたびです。ただあなたの方が症状が酷そうにみえるので、良ければ補足してください。何かアドバイスが出来るかもしれません。
補足
回答ありがとうございます。 補足です。 年齢は言えませんが女です。年齢は、自分の中では時計が止まっているようなのに、実際は何年も経っていて、その差に愕然とするからです。 仕事はしていません。通院中です。実家にいます。睡眠は、最近は服薬しても眠れないことが多いです。そんな次の日は、自分がこの世のものではない感じがひどいです。朝より夜の方が、楽です。何ていうか、やっと落ち着ける時間が来たという感じです。 g6200さんもうつを患ってらっしゃるんですね。ご自身もお辛い状況なのにありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 >どの様な感覚かと言うと言葉では、どう表現しよいか他人には到底理解不能な感覚 正に、そんな感じです。その下に述べられている、箇条書きの内容も、本当にそんな感じです。 この感覚が本当に嫌で、自分に統一感が無いことが気持ち悪く、気分がすごく落ちるので、行動範囲を広げるのが怖くて出来ません。主治医に一度話してみたのですが、自分もどう言ったらいいのか分からず、主治医が「こういう感じ?」と返してきても、伝えたいこととは違っていて、他人には理解不能だと思い、伝えることを辞めました。 でも、生きることを考えたとき、この感覚がどうも引っかかっていたので、まるで気持ちを代弁して下さっているように思うぐらい、分かって下さる方がいるのだということに、少しびっくりしています。 でも、少し違うのは、私はそういう、過去に何回、とはっきり言える程ではなく、もう何年も、気が付くといつもということです。支障が出てきたのは最近です。 経験された医師に出会われたとのこと、本当に良かったですね。私もそんな人に会ってみたいです。 私は時々自分も驚くほどの行動力を発揮してしまうことがあるので、この感覚のせいで、いつか希死年慮に留まらず行動に移してしまうのではないかと不安になります。そしてそういう時、この感覚が最大限に働いて、何も怖くなくなってしまうのではと思ってしまいます。本当はそれが怖いのかもしれません。 今は安定されているとのこと、回答者さんにとって良い状態が続きますようにと思っています。良くなられた方がいらっしゃることが分かってよかったです。参考文献も、読んでみたいと思います。本当にありがとうございました。