• 締切済み

日本の大学・高校で私立が幅をきかせているのはなぜ?

日本の大学・高校においては国公立大学・高校に入れない人が私立に行ったりしますが、これはおかしくないですか? 国公立は一定以上のレベルの人ならばみんな入れるべきだと思うのですが。税金で運営しているので。 海外の状況はどうなのでしょうか?

みんなの回答

  • sinkyou
  • ベストアンサー率39% (212/531)
回答No.9

私立が幅を利かしている。それは、企業と学校の間にパイプがあるからではないでしょうか。優秀な人材を学校が企業に提供すれば、「今後もよろしく」となるものです。私の地元の私立高校は上記のように何人取るかの契約みたいなものができています。 国公立の学校の件ですが、日本の国家予算が約半数が国の借金である・国際の返金に充ててます。高齢社会になり、医療・福祉にも税金投入が一層必要になってきました。今必要なのは、若い働き手だということです。 海外を見ても、自立の精神をもって勤勉に学習をしています。 スマイルの自助論でも「一人一人の国民が、国家、社会に頼らぬ自立の精神を持たなくてはいけない」といってます。

回答No.8

あなたやあなたの親の払う税金なんてたかが知れていると思いますが。それで先生を何人雇えますか? それに、日本の私立大学の学費は安い所では年100万くらいなので生活費を考えに入れると、国立とすごく違うわけではないですよ。 それはさておき、 大学制度は、国によって全然ちがいます。 例えばアメリカには国立大学はありません。 フランスなどの大学は「一定以上のレベルの人ならばみんな入れる」ようですが、超マスプロ授業みたいです。 しかも、フランスだとグランゼコール(大学校?)というのが大学の他にあって、ここにエリートがいくようで受験勉強も大変みたいです。 つまり、どこでも甘くありません。 まあ、空想してないで勉強した方がいいですよ。

回答No.7

 日本は、世界でも珍しい、大学に税金を使わない国です。日本の高等教育に対する公財政支出は対GDP比でわずか0.5%ときわめて低く、OECD加盟国平均の半分しかありません。  また、国連の国際人権規約というのがあって、そのうち社会権規約第13条2項(C)では、「高等教育における無償教育の漸進的導入」が規定されています。同条項を留保しているのは、社会権規約批准国151ヶ国中ルワンダ、マダガスカル、わが国の3ヶ国のみです。  言い換えると、きちんと国が学生にお金を出さないので御質問の様な状態になっていると言えます。

参考URL:
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/fp1100pc/un/un05.html
  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.6

税金で運営しているからこそレベルの高い教育を、高水準の学力・能力を持っている人間に対して行うことは理にかなっています。能力のないものに教育を行っても、大学の価値は下がってしまいます。 また、教育の機会を考えても、憲法の保障する「能力に応じた教育を受ける権利」のために、大学間格差はある程度許容されるべきものであると考えます。

回答No.5

質問のタイトルと、内容が、どうも反対のことを言っているように感じられるのですが (^^; ともあれ私の少し知っているドイツの大学の例を。 ドイツの大学はほとんどが国立で、ほとんどが授業料ただで、ほとんどの大学にレベルの格差がなく(日本に存在するような差を格差と呼ぶのなら、ドイツには格差はまったく存在しないと言えます)、後期中等教育の学校であるギムナジウムの卒業試験(アビトゥア)に合格すると基本的に好きな大学の好きな学部へ進学できるという仕組みになっています。入学してから、あちこちの大学へ転じることもかなり自由にできます。最近、いろいろな改革があって少し事情が変わっていますが、それでも基本はこういう感じです。3人に1人程度が大学へ進みます。おそらく質問者さんの「あるべきイメージ」に近いのではないでしょうか? じっさいにこれで何とかなっている国がある(しかも立派な先進国)わけで、理論的には日本もこれでできないことはないでしょう。で、考えるべき論点をとりあえず二つくらいあげてみましょう。 1)日本人は、序列的な格差づけを社会的に必要だと強く考えているので、格差のない大学制度を想像できないし、実現不能だと思っているから、無理に実施しても当然、うまくいかない。 2)大学へ進学する人は、比較的高い階層の人の方に多いので、極端に言うと大学へ来ない貧乏人からとった税金で階層の高い金持ちの子弟がタダで大学に通うという構造に見えなくもない。(もちろん金持ちも税金は払っていますが、子弟が大学へ行かない貧乏人の取られ損である、とは言えます。) 長文恐縮。考えてみて下さい。何かの参考になれば、幸いです。

  • a-saitoh
  • ベストアンサー率30% (524/1722)
回答No.4

同世代の中で上位10万人くらいに入る成績というのがその「一定レベル以上の人」だとおもえば納得できませんか?

noname#74881
noname#74881
回答No.3

もしかしてトンチンカンな回答かもしれませんが、私は私立の大学を出ました。 それは、ある資格を得るのに、国公立よりも、私立のほうが合格率が良いのと、県内の国立大学に希望する学部が設置されていなかったからです。 >国公立は一定以上のレベルの人ならばみんな入れるべきだと思うのですが。税金で運営しているので。 なんとなくわかる気もしますが、国立大学のカリキュラムなどに魅力を感じなければ、私立に進学するのも当然かと。 税金で運営されている公立の学校に行くのであれば、私立の学生以上に勉強して社会の役に立って頂きたいものですね。

回答No.2

海外では確かに大学教育は基本的に無料と言うところが多くありますね。私が思いつくのはブラジル・イラン・ちょっと前の中国など。 これはその国の初等・中等教育の普及レベルや国家の体制によってくるのだと思います。特に社会主義国家では無料が普通でしょう(イラン・中国)。 これらの国の大学では、入学してしまうと、授業料に加えて寮費や教科書代まで補助してもらえるので、大学生は実質勉強だけしている限りはお金が全くかからない仕組みになっているところが多いです。サンパウロ大学で出産して、その費用を大学に出してもらった知人もいます。 一方でこれらの国の一般市民の収入は低く、日本のように授業料を課すと大学で勉強できない人が多く出てきてしまいます(日本とは比較にならないほど違います)。日本は比較的収入レベルが高く、格差も少ないので多少は授業料など課すのも仕方ないという政府の考えなのでしょう。まあ、最近は補助金も削られているようですし。 確かに日本の大学生は院生レベルでもほとんど資金的な補助を受けることが出来ず、私も大学院時代の野外調査費用まで全て自腹でした。北米の大学でさえ大学院生で論文プログラムであれば、調査実験費はもちろん授業料と生活費のほとんどを支給してもらえる制度があることを考えると、日本の大学は厳しいですよね。

  • since1980
  • ベストアンサー率48% (14/29)
回答No.1

なんとなく主張されていることが分からなくはありませんが、高校や大学は義務教育ではないため、どうしても行きたいのであれば私立に入れさせ、大金を払うのは致し方ないという考えがあることも否定できないと思います。とても悔しいですが。でも、大学に限って言えば「私立は金で入るもの」といった考えが社会全体に漂っていた時代があるそうです。これはもちろん、裏口入学のことを言っているのではなく、国公立に入れるほどのオツムはないけれどもお金はある家庭の子息たちが、学位欲しさに入る学校・それが私立といった見方です。いまでも、国公立の大学出身というとやはり一定の尊敬の眼差しがありますね。話がそれてしまいましたが、こういったものの見方もあるんです。税金で運営されている教育機関だからこそ、学生にはそれなりの学力が求められるのだと。参考にならないかもしれませんが、以上が私の考えです。

関連するQ&A