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保険の利く歯と利かない歯

よく保険が利くとか利かないとかいいますけど、どんな違いがあるのですか? ちなみに母が総入歯で、入れ歯を作る時に歯医者さんにどっちにするのか聞かれたのですが、入歯自体どれほどの違いがあるものですか? 値段にもよると思いますが、保険の利かない高い入れ歯ってやっぱりいいのでしょうか。 よろしくお願い致します。

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回答No.2

ものすごく大雑把な話ですが… 保険治療はより多くの人の健康を適切に維持するために行われます。 そのため、少ない費用で、確実にしかも有る程度の水準、満足を得られるように、その方法や材料が吟味され、厳密な規定の元に運用されています。 従って、より高度な治療や高級な材料を用いたい場合、あるいは健康とは関係のない美容その他の目的で治療を受ける場合等は、保険ではなく自費治療を選択しなければいけません。 材料の違いで代用的なものを「保険~自費」の順に違いを紹介しますと、 ・白い歯:硬質プラスチック~セラミック ・冠等の金属:銀-パラジウムが主体の金属~金や白金主体の金属 ・入れ歯の顎部分:プラスチック~金属 等となります。 保険の材料でも必要最低限(以上)の機能は保障されますが、美しさ、耐久性、快適さ等でより良い物を求めれば、やはり自費材料と言う事になります。 材料だけでなく、治療自体も自費と保険では違いがあります。(あってほしいです) 保険治療の場合はどうしてもその場しのぎ?になりがちで、長期的な視野や口の中全体を見据えての治療は難しい場合も有ります。 歯の色合わせや入れ歯のフィットなども大きな違いが有る場合もあります。 (材料が変わるだけで、保険の場合と全く同じ治療と言うことも有りますので注意が必要です。) 例えば、自費の総入歯に関して。 上あごの部分に金属を使用した場合は、熱を伝えやすく、味や食感が良くなるなどの利点があります。 薄くて装着感が良く、また強度も増します。 型を取る場合や顎の動きを審査する時などにも、保険とは比べ物にならない多くの情報を得てそれを入歯に再現することも可能です。 しかしながら、これらの材料や技法を生かすだけの技量が歯科医師や歯科技工士に備わっていなければいくら高いお金を払っても良い結果は生まれません。 技術の差は実に大きな物が有り、また必ずしも治療費とは比例しませんので、その見極めが大いに大切になってきます。 「高い」物がよい、と言うより「上手い」歯医者さんの手によるものが良いと思ったほうが正解かもしれません。 本当に上手く良心的な歯科医、歯科技工士が手がければ保険でも十分良い物ができてしまいます。 (もちろん、自費でしたらさらに良い物に成るのでしょうが…) と言った違いが有ります。 余談が多く?分りにくくてすみません。

non5
質問者

お礼

いえ、よく解かりました。 丁寧に教えていただきありがとうございました! 母と相談してみます。

その他の回答 (2)

  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2724/5433)
回答No.3

保険と保険外の区別には 1)材料の違い=保険金属とセラミックなど。 2)デザインの違い=部分義歯の固定法、ブリッジ 3)方法の違い=歯石除去は保険では最低3回必要。 4)目的の違い=矯正も一部保険のものがある。 があります。 さて総義歯ですが、これには3種類あります。 1)保険義歯=全体をレジンで作ったもの 2)自費義歯=認可されていない材料、方法で作ったもの。 3)特別療養費制度(特療)=金属床総義歯に限り、費用の一部を保険から支出する。 総義歯の場合、金額差は材料だけで、作り方は基本的に保険も自費も同じです。自費総義歯の多くは金属床ですが、実は総義歯に限り、一部保険が利くのです。  保険医で金属床総義歯を提供する医院は社会保険事務局保険課に届出が必要で、費用を医院内に表示しなければなりません。(保険医で表示がないと金属床は作れません)  患者から申し出があった場合、歯科医はこれを拒否する事は出来ません。  これが金属床総義歯の特療の基本です。詳細は地方によって違うかもしれませんが、保険課に聞けば、費用などは公開されているはずです。 善し悪しというべきかは判りませんが、  金属床は保険レジン床に比べて薄く、熱を通すので食べ物の暖かさ冷たさを感じる事が出来ますし丈夫です。しかし、裏打ち(リベース)ができず、修理も容易ではありません。  保険レジン床は割れやすい反面、修理やリベースが容易なので、割れたり顎の状態が変わっても、数回に渡って作り直さずに慣れた義歯を使う事が出来ます。 (ウチには30年以上、父の作った義歯を修理とリベースで使っている猛者?もいます。)  未公認の材料で作る自費の総義歯は基本はレジン義歯ですが、これに割れ防止のための金属を入れたり、特殊なレジンで作ったものです。長短所は金属とレジンの中間~レジン寄りといったところです。  個人的経験からいえば、高齢者は体型の変化が大きく、顎の状態も変わってしまいやすい。更に入院などすると大きく顎の状態が変わってしまいます。また、噛み癖があると、新しい義歯に慣れるのも大変な患者さんも多いようです。  どれを選ぶかはいろいろ相談して決めましょう。

non5
質問者

お礼

とても詳しく説明をしていただき、このまま母に話してみます。ありがとうございました!

  • yuyuyunn
  • ベストアンサー率41% (20359/48650)
回答No.1

こんばんは やっぱりいいです(私ではないですが) 何が一番違うかというと ものの温度が口の中で伝わりやすいらしいです 保険の歯はプラスチックで覆われていて 口のかなかで温度が伝わりやすいのが舌だけだったみたいです でも、保険外(30万程度だったようですが)の歯にしてから 食べ物の楽しみが広がった、といわれました それと、保険の範囲内の歯ですと 欠けたりしたときに直すことができにくいものもあるようで 今の、保険外にするまで欠けた部分のまま使っていたようなのですが 今の歯も歯茎の部分が欠けてきたようなのですが 修理して使っています。 ただ、清水の舞台から飛び降りるつもりで作った、と本人は言っていますし 長い付き合いの先生のところでしたので お任せして、保険外にしたということです よくよく、考えてくださいね。

non5
質問者

お礼

いいと聞くと迷いますねぇ。 このまま母に話してみます。 経験談をありがとうございました!

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