たまたまビデオに録画していたので冒頭の部分を見てみました。里親制度のテロップでの説明が始まるまでだいたい5分弱くらいでしょうか。
冒頭は原作者の野口美香さんの文章が、親子3人が写っている実際の写真(この写真はラストでも使われていたと思います)を背景に流されて、それを女性が朗読しています。
朗読されていた文章を要約するとだいたい
「里親と里子、ちゃんと親と子という文字が付いているのに私たちはちっとも親と子ではなかったのだろうか?里親の家を出て再び児童養護施設で暮らしはじめた私を育てる権利を巡って里親のお父さんとお母さんは裁判をおこした。
何故、私の居場所を巡って大人たちが法律を振りかざし合っていたのだろう。
たくさんの疑問はわくけれど答えはなかなか見つからない。でもこれだけはどうしても知りたい。その争いの中に愛は、本当の愛は存在していたのだろうか。(著.野口美香)」
その朗読(ナレーション)のあと場面が変わり、野外ロケでメイクの仕事をしている真希(広末涼子さん)の携帯に、市村のお父さん(笑福亭鶴瓶さん)からお母さんが倒れた(らしい・・・)という電話がかかり、真希はタクシーで病院にかけつけます。母は既に意識はなく、父が「もうだめだ」と教えます。真希は母の手を握り「大丈夫だよお母さん、お母さんは強いひとだもの・・」とベッドで意識のない母に声をかけます。
この病院へかけつけるまでのシーンの間、広末涼子さんの声でナレーションが入っています。これも要約するとだいたい
「私は生まれてたった2ヶ月で実の親に捨てられ乳児院へひきとられました。それからいくつかの施設を転々としました。まだ幼かった私はそれにあらがう理由も術もしらず、世の中の子供はみんなそういうふうに育っていくのだと思っていました。」
「わたしは血の繋がらないこのひとたちを心から、お父さん、お母さんと呼んでいるのです・・」
このあとタイトル『生きててもいい・・・?~ひまわりの咲く家~』が出たあと、里親制度の説明が男性のナレーションとテロップ、実際の施設の映像で始まります。
だいたいこんな感じだったと思いますけれどご参考になれば幸いです。
私はこのドラマ泣きながら見ていました。