日系の方はなぜ？

質問

ブラジルという国に興味がありますが、昨今日系ブラジル人の多くの方が日本に活路を見出すために来日しています。１．そんなにブラジルでの生活というのは大変なものなのですか？２.ブラジルはコネクション社会だと聞きますが、日系の方々＜現地での＞のコネクションというのはあまり力のないものなのですか？
詳しい方アドバイスお願いします。

回答No.3

55ohyeh · ベストアンサー

日本に在住しているブラジルの日系人人口は
２０万人から現在は２５万人～とされています。
これまでの群馬や浜松や川崎は勿論、岐阜や兵庫や長野、
茨城、新潟や秋田などの東北にもブラジルコミュニティ
地域が広がっているようです。
就職斡旋のシステムはいろいろあります。

ここ数年では出稼ぎ滞在中に日本で子供が産まれ、
子供は完全に日本の環境に溶け込んだことから、
出稼ぎではなく、日本での定住型も増えてきています。

出稼ぎの目的は、日系人の生活が貧しいのではなく、
より生活レベルをあげるためなので、高学歴の方も
けっこう出稼ぎに来ていたりしますし、祖先の国で
働きながら体験してみたいという方もいます。

サンパウロの都市部の平均月収が３００ドル～４００ドル。
田舎で５万円とはけっこう高給取りに入るかも…。
サラーリオ・ミニモという政府が決めた最低賃金
１か月約１２０ドルの月給と決められており、
たとえば、サンパウロの路上のお掃除などの月給が
その金額でしょう。しかし９０年代は都市部では
完全失業率は20%を超えていました。
現在はどうでしょうか？

１、ブラジルは大変か？…大変でもあり楽でもあります。
　　ブラジルのどこに住んで、どういう生活をしたいのか
　　にもよるでしょう。たしかにサンパウロでもワンルーム
　　だと約３００万円で購入可能。田舎ならもっと安い。
　　子供の教育費のためや、家族が経営する事業拡大のための
　　資金で出稼ぎにきている場合もあるでしょう。
　　より物質的に豊かな生活をしたいのは誰でも同じなのです。

２、日系のコネクションは非常に強いですよ。
　　しかしこの場合のコネクションとはどういう意味でしょうか？
　　地域社会や政治とも密接に協力しあっています。

回答の中の「ブラジル人のほとんどは、飛行機代が無くても
日本に来る事ができる」とあるのはちょっと疑問です。
今どきそんな悠長な斡旋業者や代理店は少ないと思います。
１５年前なら日系人を雇用する日本の企業がチケットを
前貸ししたりと、そういう時代もありましたが、
踏み倒すやつが続出しました…。
サンパウロでは、そうしてつぶれた沖縄系の代理店や
斡旋業者が沢山出たのが７～８年前。

現在では航空運賃が払えない一部の人には
出発前に、ブラジルで不動産担保で補償するなどの契約で
航空運賃などの肩代わりもあるようですが…
不動産担保で航空チケットを購入して来日していることを
恥と考えている人もいるので、あまり口にはしませんよ。
会社に払ってもらったという人もいますが………。
多くはすでに日本で出稼ぎしている方の送金でチケット購入。
ま、あまり追求しないようにネ。
比較の問題ですが、１５年前に比べて、
日系人の雇用の条件や残業も減り、給料は格段に下がっています。

お礼

回答ありがとうございます。　思い出すのは一人の日系の方から（日本語は日本語ネイティブと同じ。ポルトガル語はあまりわからない）。両親がブラジルにいるけれど、絶対帰りたくない、という意見が頭からはなれません。これも個人的意見の一つにすぎないのかなぁ...。

回答No.2

ipa222

貧富の差がめちゃくちゃ激しいですね。
ドイツの医療マフィアは、ブラジルのストリートチルドレンを捕まえて、移植用の臓器にして売っているようです。
地下の下水管にすんでいる子供も多いようですね。

ブラジルでの日系社会は結びつきが強いようです。
日系人はよく働きますし。

回答No.1

nacam

ここ１年位で、だいぶブラジル人が減りました。
帰国したのか、他へ移ったのか分かりませんが。

以前聞いた話ですから、本当かどうかは分かりません。

「日本で３年働くと、ブラジルで家が建てられる。５年だと、サッカー場付きの家が建てられる。」と、出稼ぎの人が言っていました。

収入のレベルが全く違うようです。
田舎の方だと、月収５万にならなかったりするのに、日本で働くと、月収５０万（残業を含めて１日１２時間以上働く人もいます）になる人もいます。

日本人で考えれば、月収２００万が可能という事ですから、出稼ぎしたくなってしまうのではないでしょうか。

ブラジルに行った事がありませんから詳しくは知りませんが、ブラジルにおける日系のコネクションは、そこそこ強い物だと思いますが、収入の魅力には勝てないでしょう。
また、ブラジルには、日本に出稼ぎに行く人を支援する組織があり、新聞広告などで人を集めています。
その組織の指定する場所で働けば、航空運賃、住居、仕事先などを紹介するシステムです。
そのため、日系ブラジル人などは、ブラジル人専門の人材派遣会社に席を置いて働いています。

つまり、ブラジル人のほとんどは、飛行機代が無くても日本に来る事ができ、日本に来れば、働く場所を探す必要が無いため、日本に来易くなっています。

日本へのビザが簡単で、日本における組織化が進めば、フィリピンやインドネシア、ロシアなどから、大量の出稼ぎ労働者が押し寄せて来るでしょう。