オープン価格とは、メーカーが希望小売価格を定めていないということです。
売値は店頭判断に任せますよ、ということ。
希望小売価格と店頭価格に開きが出すぎて、希望小売価格が意味を成さない、というか、誤解を生む可能性が出てきたというのが理由のようですが、消費者としては非常にわかりにくいので困ります。参考価格くらいはメーカーに出してもらわないと、と思うんですけどね。買おうかどうしようかの漠然とした判断すらできませんから。雑誌などでは、オープン価格表示の製品については、「実勢価格」を出してくれているケースもありますね。わかりやすくていいですね。
末端価格とは、たとえば違法薬物が空港などで押収されたとします。
その物量と経済規模を計るのに、重さと末端価格が示されることが多いですね。
末端価格とは、その薬物がエンドユーザーに流れたとして、そのエンドユーザーの買値の合計を言います。
たとえば、1kg(1000g)の薬物が押収されたとします。
いろいろな売人の手を通って、薬物中毒者に「1g=1000円」で売られる薬物だったとします。
これは、押収された薬物は「末端価格:100万円」ということになります。
(1000g×1000円=100万円)
と、そんな感じでしょうか。