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馴合取引について
最近、ドクターシーラボなる株が、権利確定の後、急落しました。1万円分の株主優待のために、6万円の損をされた方、お悔やみ申し上げます。さて、それでも、どうしても、ドクターシーラボの株主優待が欲しいという場合は、どうしたらよいものかと考えました。そこで思いついたのが、馴合取引です。 Aさんが、2月10日ぐらいに、シーラボの株を、現物で一株20万円で購入したとします。同じ時に、Aさんと共謀したBさんが、信用取引で、20万円の売り注文を出したとします。その後、権利が確定し、株価が17万円まで下がったとします。このとき、Aさんは、17万円で株を売り抜け、Bさんは、17万円で買い戻します。この時点では、Aさんは、3万円の損、Bさんは、3万円の得をしていますが、Bさんが、Aさんに利益をキックバックすれば、Aさんも、Bさんも損も得もしないことになります。ところが、数ヵ月後、Aさんの下には、シーラボから、株主優待と配当金が送られてきます。(これで、配当落調整額も、とんとんで…) この場合、友人と共謀したという点において、馴合取引に似ています。しかし、AさんもBさんも、売買したのは、たった一株だけで、市場の操作というにはお粗末です。証券取引法には、株主優待を目的とした、馴合い取引を禁止する条項はかかれているのでしょうか? 法に触れ、違反したとしても、得られた利益は没収との事ですが、化粧品を没収してもうれしいようなうれしくないような…「株主優待は、権利としてコレを認めない。」みたいなことも、書いてありますし… 最近では、配当のほかに、数千円以上の多額の金権を優待として出している企業もあるようなので、気になります…ご存知の方、教えてください。
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法的なことは分かりかねますが、このような面倒なことをしなくても、Aさんひとりで「両建て」すれば可能です。 つまり、現物で持っていながら権利日前に信用売りを入れます。確定後に現渡しをすれば終了です。 しかし、この方法には問題点があります。まず逆日歩が発生するケースが多いことです。信用売りをする人が多ければ、証券会社が株式を調達するのにコストが掛かりますので、それを売り方が負担することになります。優待+配当が1万円程度なのに、逆日歩が3万円という話も珍しくありません。 上記の例では、現物持ち越しのAさんが3万円の損失で、信用売りを入れたBさんが3万円の利益となっていますが、逆日歩がついた場合にはBさんの利益は減ります。その分をAさんは得られずに、信用買いしている買い方が受け取るからです。ちなみに信用買いでは優待はもらえません。 もう一点は、信用売りできない銘柄も多いということです。シーラボは東証一部になって貸借銘柄に指定されましたが、その他の市場では空売りできない銘柄の方が圧倒的に多いです。
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- mitigusa
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優待を取るのでしたら 一人時間差攻撃でよいですが 最近の質問 こちらに回答有ります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1970436
お礼
ありがとうございます。 いろんな人、いろんな儲け方があるのですね!
お礼
1人で両建てすると、それこそ市場操作みたいなので、人間を分けてみましたが、いろいろ見た結果、そんなこともなさそうですね。ちなみに、今回、シーラボは、2/10日、信用売残3,365 信用買残5,243で、逆日歩は、ついていなかったようで。(間違えてたらごめんなさい)来年はさすがに、投資家のみなさんも二の足は踏まないと思うので、ちょうどいい感じで、とんとんになってしまう可能性もあるのですね。スルガとか、高額の金権を出している銘柄をちょくちょくみては、お勉強したいと思います。どーーーしても、株主限定品が欲しいときだけ、この手段を使うつもりです。