• 締切済み

有名大学の幼稚舎から大学までエスカレーター組

こんにちは。高校三年生の女の子です。 有名大学には、例えば慶応義塾、青山学院などは幼稚舎とか小学校からお受験がありますよね。そこで合格すれば、一流の大学までエスカレーターです。 私は、今まで大学を受験をして打ち勝ったわけではない、エスカレーター組のこのような方を大学受験組の人たちと比べてました。そして、こいつらは、頭いいわけじゃないくせに・・・エスカレーター組なのに有名大学でズルいってって。。 でも最近気付いたのが、お受験だって相当の倍率だし、まだちっちゃいときに合格しちゃう子どもなんかそうとう気が利いているだろうし、やっぱり頭の良さが幼くして発揮されているんだろうって。 だから偏見を持っていた自分を改めました。 でも、例えば同じ慶應義塾で、幼稚舎と大学とでは倍率は同じなのでしょうか?それとも幼稚園のお受験の方が高いのですか?? 聞いた話ですと、お受験はいっち番初めに、抽選があって落選すれば受験すらできないと聞きました。本当ですか? でも勝手に思っていることですが、2007年問題で少子化のため大学の募集と出願が一致すると言われているくらいなら、もっと小さい3.4歳の子たちは倍率高くないのではないですか? お受験戦争の実情教えて下さい。

みんなの回答

  • calla
  • ベストアンサー率55% (171/308)
回答No.2

こんにちは。 長くなりますが、一つずつ回答させて頂きます。 (1)幼稚舎と大学の倍率は同じか? 寧ろ大学の倍率の方が高いと思います。 幼稚舎に行くのは、近隣にお住まいの方です。ですが大学は全国からの受験となります。母数が多い方が当然倍率が高くなります。 また中学までは義務教育、高校も公立は安い費用で学校へ通える為、大抵の親御さんが私立へのお金を用意するのは大学(短大、専門学校含む)からではないかと思います。次に高校。それから中学……つまり幼稚園からずっと私立に通わせるには莫大な費用がかかるという事です。 それが出来る親御さんは一握りです。 大半の方は受験にすら参加出来ませんので、そういう意味でも幼稚舎の受験母数は低くなると思います。 それから大学の倍率については、一つ忘れられている点があります。社会人等の大学への再入学です。実際アメリカでも1980年代に全入による大学淘汰時代が来ると言われていましたが、そんな事はありませんでした。こちらを補ったのが社会人達の再入学、あるいは生涯学習です。 大人は幼稚園には戻れません。 ですが大学生には戻れます。 彼等が大学の倍率を上げる(定員は決まっています。そこに社会人枠が出来れば当然現役の割合は減らされます)訳ですから、裾野(年齢に関係無い人口)が増える分大学の方が倍率は高くなります。 (2)受験抽選について この場合の「抽選」というのが何を指すのかが、よく判りません。書類選考と言う意味であれば、それはあると思います。親御さんの書いて来た書類を見て、自分の学校が掲げる校風を理解しているのか、子供の教育への熱意はあるのか等を判断されるのは、大人数が受験する学校なら仕方が無い、というか寧ろ当然では? 例えばあなたが、自分が進学したいと思う学校があったとしたらその学校について調べますよね?何故行きたいのかという小論文の提出を義務付けられていたのなら、自分の思いを必死に綴りますよね? そういう点を学校側も判断するのだと思います。 「何故お受験すら出来ないのか?」についてはセンター試験だと思って下さい。一発勝負です。やり直しはありません。その日休んだら全て終わりです。同じ事が書類選考で起こっていると思って下さい。 (3)少子化による倍率について 2007年問題で大学の募集と出願が一致しているというのは、あくまでも数字上の問題です。 まず「入れる学校」と「行きたい学校」が一致するとは限りません。行きたい学校があって、そこに皆が押しかければ当然倍率は上がります。単に大学の二極化が進んでいるだけです。 幼児達についても同じです。親が入れたいと思う幼稚園の二極化が進む。これだけの話です。 それから少子化により、一クラスの人数も少数化されています。最大時45-50人が当たり前だった小・中学校のクラスですが、今は30人程度が基準値となっています。 同様に幼稚園のクラスの最低基準人数も減っていると思われます。特に有名私立なら「より先生の目の行き届く少数教育」なるものを売りにするでしょう(その分は親御さんの費用負担となるのでしょうが…)。 ひとつだけ付け加えるなら。 慶応のSECでこんな話があります。 入学した学生の入学後の成績を比べた場合、一番良いのがAO入試生(熱烈希望で入った学生)、次にエスカレータ組、そして最後に、難関を突破した筈の一般入学生だそうです。 頭良い訳じゃないのに…と最初に偏見があったと仰っていましたが、その偏見こそが彼等エスカレータ組のバネになっているのだと思います。逆に「難関を突破して来た自分達の方がAO組やエスカレータ組より頭が良い」と思い込んでいる一般入学生の奢りが出ているのが、この結果ではないでしょうか。 頭が良いとか悪いとかでは無く、お受験組とか一般受験組とか関係無く、スタートラインに立った時、いかに努力と情熱を持って生きて行くか。 これが大事だと思います。

noname#17229
質問者

お礼

ほ~!! ほ~!!の連続でした。すごく!すごく理解できました!すっごいお金持ちなんですね・・!お金も頭もないといけないんですね。。あと、慶応のSECのお話、ビックリしました。それと同時に"なるほど!!"って。。私も本当に日々思うんですが、何でもやる気と熱意が一番の成功の不可欠要素ですよね!これがあれば可能性は無限大ですしね。わたしは、AO入試って今までどういう制度化詳しく知らなかったのですが、熱意とかやる気を見られるんですね。一番成績が伸びるのも納得です。あと、一般生は合格した瞬間に怠けるし、成績が落ちるのも納得しました。人によりますけども。エスカレーター組が2番目なのに葉驚きました。すごいな~って。。。人種でも障害でも偏見って糧になりますよね。すっかり、エスカレーター組をバカにしていた自分が無知だったことに思い知らされました。でも私だけでなく、一般生とエスカレーター組とでお互い差別したりするんですね。 親切で丁寧なご説明ありがとうございました。勉強になりました。

  • biwako1215
  • ベストアンサー率13% (177/1302)
回答No.1

お受験などアホなことはやめて、 高校から慶応でも早稲田でも受験したらよろしい。 少子化で、将来はもっと楽に入れますよ。

関連するQ&A