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ちこっとじゃないと思います。
makachinnさまがご紹介のとこ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1934976 理解できた人はちこっとしかおられないと思います。 解ったこと解らないこと。 1)TOPIXはわかりました。1968年を基準にした時価総額の指数。 2)「浮動株反映への移行」、、、TOPIXに対して投資している機関投資家が浮動株の比率が変化しているのを反映させるのが年3回ある。そうゆうことですか? 3)Yahoo!の浮動株の比率は低いが発行数が多いので上位20社に入る。そうゆう意味ですか? 4)移行終了時0.73→0.2 なぜ? 最近そんなに浮動株が減っているのですか? ※とんちんかんですいません。(涙) 結論 さっぱりわかりません。
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基本からご説明します。 PARTII (TOPIXがご理解頂けたとの前提で) さて、順調に1兆円を運用していた、うーちゃんを、ある日、東証が、 ちんぷんかんぷんな浮動株比率に移行する、とか言って襲いかかって来ました。 (1)TOPIXは、 ”基準時点”の各銘柄の上場株数×時価を足し込んだものを100として、 ”現時点”のものと比較して算出しています。 (2)この、各銘柄の上場株数ですが、まったく市場に出回らない株数、すなわち市場の 価格形成にまったく関与していない株数が含まれています。 株式の持ち合いとか、親会社が子会社を支配するために持っているとか、理由は 様々ですが、用は、市場に出回っている株数だけでTOPIXをはじかないと、 市場の動きを本当に反映したものとは言えない、と言うことです。 (3)例えば、3億円のお金持ちAさん、2億円のお金持ちBさん、どちらがお金持ちか? Aさんは3億円持っていても、そのうち2億円は友人に無期限で貸しており、 その友人は、収入も資産もなく、返済が不可能であるならば、Aさんは実質的に 1億円のお金しか持っていない、それに比べBさんは、2億円をキャッシュで 持っており、しかも自由に使える。 やはりBさんの方が実施的にお金持ちである。このように、物を比較したり、 物の変化を捉えたりするのに、固定的な部分、すなわち、物の変化に直接関与しない 部分を除いて、実質的な部分のみで捉えのは当然と言えます。 【おいどん、喩え話がへただね、自己嫌悪に陥る】 ------ここまで、よございますか?------- (4)さて、従来のTOPIXは、各銘柄の上場株数全部でしたが、各銘柄の市場に流通しない 固定部分を除いて、新たにTOPIXを算出しようとするのがTOPIXの浮動株比率の 反映です。と言っても、いきなり、反映させるのではなく、3回に分けて既存のTOPIXに 反映させて行こうとするものです。 (5)そこで、まず、各銘柄の株数を固定部分と浮動部分にわけます。 例えば、 NTTドコモは、全株数が4,870万株です、時価総額は8.5兆円です。 この内、親のNTTが57%、その他グループ会社の保有分とかを加えると、 全株数の70%が市場に出回らない固定株で、30%分しか市場に流通 していません。ところが、NTTドコモの時価総額8.5兆は、全株数ではじいて いますが、TOPIXは、これを8.5兆×30%ではじこうと、移行計画を打ち出 したのです。TOPIXが各銘柄の全株数ベースではじかれている時は、 NTTドコモの時価総額は8.5兆と大きく、上位陣、ベスト10に入って いますが、8.5兆×30%では、NTTドコモの順位は下がり、TOPIX全体に占める ウェイトは相対的に下がり、また、TOPIXに与える影響力も相対的に下がります。 ------ここまで、よございますか?------- (6)さて、資産家令嬢うーちゃんに戻ります。TOPIXが浮動株を反映して算出される なら、それに連動して運用するうーちゃんの1兆円TOPIX連動ファンドも 中身の変更を余儀なくされます。 (7)まず、業種ごとに決めていた、配分を見直さなければなりません、 次に、個々の銘柄の配分も見直さなければなりません。 例えば、電気機器は全体の15.6%、80兆円でしたね、これが、浮動株を反映して 見直した結果、全体(浮動株を反映した新しい全体が300兆円と仮定)の13%、39兆円 になったとします。すると、電気機器に15.6%を配分してたうーちゃんは、 配分を13%に変更しなければなりません。 (8)次に、電気機器の中でも、配分の見直しが必要になります。 例えば、全株数で配分を決めていた時は、 松下・・・・・6兆 SONY・・・・・5兆 日立・・・・・3兆 東芝・・・・・2兆 シャープ・・・2兆 でしたが、浮動株を反映したら、例えば、松下は松下一族やグループ会社がたくさん 持っていて、固定株が70%浮動株が30%でしたら、松下の浮動株反映後時価総額は、 6兆×30%=1.8兆、逆にSONYは固定株主がおらず、浮動株100%たったら、 松下売り・SONY買い、と調整しなければなりません。そうしなかったら、 TOPIXとの連動性が損なわれてしまいます。 ------ここまで、よございますか?------- (9)Yahooは、全株数を反映した時を『1』とすれば、浮動株比率の反映への移行が 3回に分けて行われますので、 昨年10月末→0.73 今年2月末→0.46 今年6月末→0.20 すなわち、TOPIXを算出する場合、Yahooの実際の時価総額を 0.73倍→0.46倍→0.20倍と見なして算出するということです。 Yahooは、親会社SBやグループ会社が株式を保有しており、浮動株がもともと 少ないのです。東証はYahooの浮動株を全体の2割とみているわけです。 Yahooは時価総額が大きく、TOPIX連動型ファンド等には必ず組入れられています、 しかし、TOPIXの浮動株移行に合わせ、各ファンドは相場感に関係なく、 機械的に各銘柄のウェイト配分を見直し、期日前に売買をしなければ ならないのです。 Yahooは自律反発を誘発する領域まで下落しました、 しかし、見直し期日も接近しており、浮動株比率のダウン幅(0.73→0.46)が 大きいYahooは、機関投資家・ファンドの配分ウェイトがダウンするため、 大きな売り玉も想像されるため、『自律反発組とは思うが、同時に上値も重いかも』 と記しました。 はぁ~ちかれた、うーちゃんは、相場を聞いた後、すぐ返事を書き・質問を締め切るため、 おいどん、チョー気に入っています。相場を聞いた後、結果を見てから、または数日 たってから返事や締め切っている人たちは礼儀に失すると考えているためです。 何でも聞いて下さい、わかることなら全てお答えします。
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- hidamari3
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浮動株比率についてはまかちんさんにお任せして・・・ >うーちゃん マケスピなら四季報も読みやすいですよー なぜなら1ページにまとめてあるから。 あとはヤフーですが、13割れたので 戻りが弱ければ中期12割れ(多分底値)もありえるかと・・・ あくまでもチャートを見てリバ取りして下さい。
お礼
hidamari3さまいつもやさしくて厳しいご指導ありがとうございます。お饅頭どうぞ。(*^_^*) で、hidamari3さまから回答させてください。 makachinnさまの回答に対してはがんばって返事したいです。 #マケスピよさげですね。あしたから使えそうです。 #例の内緒のヤフーですが、、、あした「全力hidamari3さま信用したぞ現物買い」します!2株。 ありがとうございました。 ご健闘お祈りいたします。 makachinnさまゆっくり待っててください。
- makachinn
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基本からご説明します。 PART1 (TOPIXがご理解頂けたとの前提で) 順に (1)機関投資家(年金・投資信託等)・外人投資家の運用スタイルに、『インデックス運用』 という運用手法があります。人を出し抜いて、市場の上下動以上に高いパフォーマンスで 運用することは不可能である、特に資金が巨額になれば、市場の動きを表すインデックス に『連動』して運用したほうが良い、といった考えです。 (2)この運用スタイルでは、ファンドマネジャーの相場感は使いません、機械的に指標に 連動するように運用します。なまじへたっぺな相場観で運用するより、 機械的にインデックスに連動するように運用したほうが結果として無難である、 と考えるからです。 (3)市場には、このスタイルで運用している資金が数兆~数十兆あると言われています。 正確な金額はわかりません。 (4)インデックスには、日経平均株価とTOPIXの二つがありますが、圧倒的に、 TOPIXに連動するように運用するケースが多いです。 ------ここまで、よございますか?------- (5)うーちゃん、うーちゃんが1兆円の資産家令嬢として、その1兆円で、株式運用を しよう、そして、いちいち個別銘柄のことなんか調べたり・考えたりするのは、 めんどうじゃけん、TOPIXに連動するように、この1兆円を運用しようと 考えたとします。 では、1兆円でファンドを、おいどんといっしょに作ってみましょう。 (6)TOPIX連動型ファンドと言っても、東証1部全銘柄を買うわけではないです。 取引コストが、ばかにならないので、時価総額の大きい100~300銘柄ぐらいを 買い付けて、それが、TOPIXに連動するように、一工夫します。 (7)さて、TOPIXは、ある時点の時価総額を100として、それを基準に現在の時価総額は いくらにあたるか?でしたね。現在の東証1部時価総額は512兆円でごわす。 (8)東証では、各銘柄を各業種ごとに、水産、鉱業、建設、食品・・・鉄鋼、機械、電気 ・・・海運・・とかに、 分けられていますね。 (9)では、現在の東証1部時価総額は512兆円を、業種ごとに小分けして、 算出することができますね。だって、東証1部時価総額は、個々の銘柄の時価総額を 足して、出来上がっています。その個々の銘柄は、それぞれ○○業という業種に 属していますね。 そこで、例えば、 水産・・・10兆円・・・全体の1.9% 鉱業・・・20兆円・・・全体の3.9% ・ ・ 電気・・・80兆円・・・全体の15.6% ・ ・ ・ 合計・・・512兆円・・・100% と仮定します。 (8)頭の良い、うーちゃんは、もうお気づきと思います。そう、1兆円を水産に1.9%、 鉱業に3.9%・・・電気に15.6%・・・配分して株を買えば、この1兆円は、 TOPIXに連動して増えたり・減ったりしますね。 例えば、電気でしたら、1兆円の内、1,560億円を電気に配分して株を買えば よいわけですね。 ------ここまで、よございますか?------- (9)さて、1兆円を業種ごどに、どう配分すれば、TOPIXに連動するかはわかった、 しかし、じゃ水産業の中の何を買えば、電気機器の中から何を買えば良いか? これには、統計学等の高等数学を使って決めるのですが、そんな面倒な事を しなくても、各業種から時価総額の大きいものを3~5銘柄買えば良いのです。 例えば、 電気は80兆円でしたね、この中身を時価総額の大きい順に並べると、 松下・・・・・6兆 SONY・・・・・5兆 日立・・・・・3兆 東芝・・・・・2兆 シャープ・・・2兆 ・ ・ ・ 合計・・・・・80兆 と仮定します。 (10)この電気機器の中で、この5銘柄が時価総額が大きく、代表選手とみなして、 先ほどの(8)の1,560億円で買い付ければよいわけです。多少の誤差は生じますが、 全銘柄を買う非効率さに比べれば、誤差が生じてもしかたがありません。 時価総額の小さい銘柄を選んでしまうと、それは代表選手として見なすことが できません。だって、TOPIXの変動は、すなわち時価総額の変動でしょ、 そして、今、そのTOPIXに連動するようにファンドを作っているんでしょ。 (11)では、この5銘柄を何株づつ買えばいいか? 松下~シャープまで、5銘柄の時価総額を足すと、18兆円ですね。この18兆円で、 電気機器80兆円を代表させたわけです、そして、電気機器に投じる資金は、1,560億円 でしたね。 松下・・・・・6兆・・合計の33.3% SONY・・・・・5兆・・合計の27.7% 日立・・・・・3兆 ・ 東芝・・・・・2兆 ・ シャープ・・・2兆 ・ 合計・・・・・18兆・・・100% そうです、1,560億円のうち33.3%を松下に、27.7%をSONYに・・・配分して 買い付ければ良いのです。 こうして、資産家令嬢うーちゃんは1兆円をTOPIXに連動するようにファンドを組んで 株式運用を始めました。 続く
お礼
ここまで読んでのお返事。 255ファンドって聞いたことあります。あれもこんなかんじの運用なんでしょうね。 すごいわかりやすいです。 「爺ぃ、松下を1万株買っといてね」 外国だったらありそうですね。 で、paart2をこれから読みます。 どきどき
お礼
すごくよくわかりました。 「喩え」ってこう書くんですね。メモメモ_〆(・o・ ;) 要約すると、 全体株総数で解釈していたものを実際に流通している株数で解釈しようとすることですね。 ついでに外人を代表する機関投資家の動向にみんなが敏感になる理由もわかります。 今は外人の日本売りだそうですけど。 じゃ、喩えの中のSONYのように比率が上がる銘柄を捜したらいいんですよね 浮動比率の見直し情報を東証のページで捜してみます。 #makachinnさま忙しいのにほんとにすごい解説ありがとうございます。時には参考サイトの紹介でだいじょうです。ちゃんと読みますから。 ほんとに役にたちました。 取引とAAがんばってください、ご健勝お祈りしております。