企業は考慮などしませんよ。
「教育実習に行くので面接の日を変えてください」と言われれば、
その学生は自社の面接と実習を天秤に掛けた結果、実習を優先したと分かるので
「そのような我が社に熱意のない学生は必要ない」と企業は判断します。
あなたがその企業にとって抜群に魅力的な学生であれば話は別ですが、
「そこそこ魅力的」程度であれば、「残念だがご縁がなかった」で終了です。
また、「企業面接なので実習を1日休ませてください」と学校に言えば、
どうせ民間に就職する学生に教員免許を与える必要はないので
「だったら実習自体来なくていいですよ」と学校は言うでしょう。
実際、実習生の面倒を見ても担当教員が得られるものは
「未来の教員を育てた」という充実感だけです。
一生懸命教えても、結局企業に就職するような学生なら
初めから面倒なんか見たくないですよ。
冷たいようですが、実習生なんて現場にとっては足手まとい以外の何物でもないです。
それでも「教師になりたい」という情熱に対して、指導教員は応えようとしてるんです。
学生の希望に合わせなきゃならない義理など現場にはありませんからね。
という訳なので、
(1) 最終的には民間に就職したいなら教育実習は諦める
(2) 教免が欲しいなら実習期間中の就職活動は諦める
の二者択一になります。