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液晶ディスプレイの焼きつきについて
ブラウン管やCRTはガンからビームが発射されるため同じ画面のままだと焼きつきが起きると聞きましたが、 液晶ディスプレイでは焼きつきは起きるのでしょうか? 焼きつきが起きないのであればスクリーンセーバーにしなくてもいいのでしょうか? スクリーンセーバーが起動している間はCPUに不可がかかっていると聞きますので・・・ よろしくお願いします。
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CRTほどではないですが、液晶でも焼きつきはあります。 実際に見たこともあります。・・・Windowsの画面で開いたウィンドウの長方形が、ウィンドウを閉じた後も薄く残ってたり、とか。 一番単純なモデルですと・・・ 1個1個の画素を見たとき、画像書き換えの1周期の中で、一瞬TFTがONし、容量に画像信号に相当する電荷が記憶され(蓄えられ)、OFFした後、それを1周期の残りの期間保持しています。 それが、1個1個の画素の階調(白~中間~黒)を表現しています。 多くの液晶では、たとえ静止画であっても、1個の画素には、1周期ごとに、+aボルト→-aボルト→+aボルト→-aボルト・・・というように、逆方向の電圧がかけられています。 ・・・というか、そういうふうに、うまく調整してあります。 (液晶分子は、プラスであろうがマイナスであろうが、同じ特性を示すので) 加えて、おそらく今の液晶ディスプレイはほとんど、チェッカー模様みたいに、隣り合う画素同士が必ず逆の電圧がかかるようになっています。 このように、1周期(1フレーム)ごとに、また、画素ごとに電圧を反転させている目的は、主に、焼きつきの防止とクロストークの防止です。 ところが、調整がずれて、電圧の中央値がゼロでなくなると、焼きつきが起こります。 おそらく、液晶の製造工場では、最後の表示検査段階あたりで、その「調節」をしていると思います。 しかし、人間が画面を見ながら調節しているのですから、多少の誤差はあると思います。 基本的に液晶分子1個1個は、電気的に中性というか、まっさらというか、そういう性質なのですが(厳密に言いますと、学会レベル、展示会レベルでは、そうでない液晶もありますけど)、イオン性の汚染があると、焼きつきが起こりやすくなると言われています。 他にも、焼きつきのモデルはあると思いますが、割愛。 あと、焼きつきではなく「しみ」というのもあります。焼きつきは長方形が、そのまま鋭利な長方形で残りますが、しみの場合は、波線みたいな変な感じです。 焼き付きが起こってしまった液晶画面は回復できるかどうかですが・・・ どうやっても元に戻らないもの、とんでもない高温に一定時間さらすと焼きつきが消えるもの、他に真っ暗画面にしていると直るとか、真っ白にしていると…、とか、その中間の「中間調」にしていると…、とか、液晶の方式にもよると思うのですが、様々です。 で、 焼きつきの「予防」という意味では、結局、液晶ディスプレイの電源をOFFする設定がよいと思います。Windowsでも簡単に設定できますし。 (真っ黒でも、バックライト消すだけで、作業時と同じ映像信号が液晶に入ってたら意味ないですけど・・・電源OFFならOKです)
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- ZENO888
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>液晶ディスプレイでは焼きつきは起きるのでしょうか? 焼き付きは起こりませんが、希に液晶の配列が固定した状態ってのがおこる事はあるようです。 http://pc.okwave.jp/kotaeru.php3?q=1306938 >スクリーンセーバーにしなくてもいいのでしょうか? 焼き付き防止って目的なら不要です。 バックライトの寿命を考えると、LCDの場合には、スクリーンセイバーではなく、電源管理でモニターの電源をOFFにさせる方が効果的です。 ただし、セキュリティ上の理由で離席時等にパスワードロックと併用してスクリーンセイバーを使用する場合は多いです。
- asuca
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液晶には焼き付きはありません。 ですからスクリーンセーバーも本来は不要です。
- crazy_jazz
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液晶では滅多に起きませんが、 できるだけスクリーンセーバーやモニターの電源を落としておくのが良いとされています。 参考までに http://www.powerbook.org/phenix/library/lcd/screen_saver.html